パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

都教委敗訴、控訴断念、再発防止研修不受講処分で

2014年01月28日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 ◎ 「授業してたのに処分」事件 東京地裁で完全勝訴!都教委は控訴断念!
 古久保裁判長が小さめの声で、でも良く通り聞きやすい声で主文を読み上げる。「・・・懲戒処分を取り消す。訴訟費用は被告の負担」。
 傍聴席から「勝った」「おめでとう」の声が聞こえるが、事前に予想できていたこと。落ち着いた喜びが広がる。
 2005年12月に処分を受けてから8年。人事委審理を経て2012年に提訴して2年弱、皆さまの多大な支援、多くの弁護士の尽力によりやっと「当たり前の判決」を勝ち取ることができました。
 小雨が降る中12月19日の判決にも多くの方においでいただきました。記者会見も参加は10社くらいと思いますが関心を持っていただけたと思います。報告集会、祝勝会、久々のおいしいビールでした。
 教員が授業をしていて処分を受ける、どう考えてもおかしい。
 日の丸を掲げ、君が代を歌うべきという人と話しても、この「授業してたのに処分」を受けたこの事案は首を傾げる。しかし今の学校現場は事案こそ違っても似たような変なことは多くあるのではないかと思います。
 法律を持ち出すまでもなく、教員は児童生徒のために働く、教育活動を行うためにいる。そして教育委員会などの教育行政は、教員・学校の教育活動を支えるためにある。2003年の通達以来、この原則がすっかり崩れてしまいました。
 生徒に人権・民主主義・平和をのびのびと語れる学校を取り戻すために、この判決が役立てぱ良いのですが。
 12月24日の被処分者の会、支援者の力強い「控訴するな」の申入れもあり、都教委は控訴を断念しました。皆さまの多大なご支援に感謝するとともに、私も後続の裁判を支援しなければと強く思う次第です。(原告 福嶋常光)
「東京『君が代』裁判原告団ニュース 第9号」(2014/1/14)

コメント    この記事についてブログを書く
« 2020年東京オリンピック... | トップ | [速報]香川県の不当人事評... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日の丸・君が代関連ニュース」カテゴリの最新記事