パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「国会を包囲しよう!」(9)

2007年04月12日 | 平和憲法
<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」、・「新芽ML」、の渡部です。

 明日(4月12日)にも、「国民投票法案」(改憲手続法)が衆議院の委員会で強行採決されようとしています。

 本日(4月11日)、「改憲手続き法の成立を阻もう!4・11行動」がありました。
 昼からの「国会前行動」には300人の方々が参加したそうです。
 夜の「大集会」には800人を超える人々が結集しました。

<高橋哲哉さん>(東京大学教授)は講演で、
 現在進められている改憲の動きは、自衛隊を自衛軍とすることで日本軍を復活させ、靖国神社をを復活させ、「愛国心」教育を復活させるもので、これはかつて明治憲法下で人々を侵略戦争に駆り立てた3点セットだ。
 そしてその露払いが「国民投票法案」だ。これを何としても止めなければ、と述べました。

次に弁護士の<猿田さん>
 「国民投票法案」は、国民不在のもので、
・裁定得票率の規定もない。「過半数」とあるが、40%くらいの投票率では、わずか有権者の21%だけで決められることになる。40人学級にたとえれば、8人の賛成があれば、決定できるということだ。
・公務員・教職員に対する制限(「地位利用」という名目で)がかなり強まり、何もいえなくなる。
・CMの垂れ流しは、60日間の公示期間、14日以前は自由だ。だから、金持ちの人々は有名人を起用して好き勝手に宣伝できることになる。
明日が、大きな山場になる。だから、電話、ファックス、などを与党議員に1人5通ずつ送ろう。

<渡辺厚子さん>
 3月の卒業式で不起立だったので、1ヶ月の停職処分になった。
 しかし、今回の35名のうち20名ははじめての人だった。
 今は毎日出勤闘争をしている。
 「不起立」闘争の意義は、「権力者たちの暴力を暴き、真実をさらけ出すところにある」。
 教室に「日の丸」プレート設置で報道された新設永福養護学校は、養護学校のエリート校で、100人募集し100人を就職させるという。
 また3年間の教育内容は決まっていて、遠足では島に行きごみ拾いの奉仕活動をやり、修学旅行では、トヨタ自動車を訪れることになっている。
 ここまでくればファシズムだ

<庄山さん>(自治体労働者)
 手続法自体が憲法違反の法案だ。
 労働運動への徹底的な規制がなされてくる。
 労働組合の息の根をとめて、国民を戦争に駆り立てようとしている。
 自分たちは選挙の具体的な業務にたずさわることになる。
 しかし戦争に結びつく業務はやりたくない(拒否したい)。
 いずれにせよ、反対運動を推進させるには労働組合が本当の力になるだろう。

集会終了後、銀座デモをしました。


(1)「国会前集会」(衆議院第二議員会館前)
  4月12日(木) 
   ・午後5時~6時 国会前の改憲反対のOB会などとの交流集会
   ・午後6時~7時 教育四法、改憲手続き法反対の集会
   ・主催:都教委包囲首都圏ネットワーク


明日も国会前には多くの反対する人々が集まります。

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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  http://kenken.cscblog.jp/

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