パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

東京都学校ユニオン都庁前ビラ12.22

2015年12月24日 | 増田の部屋
 ◆ 都教委よ! 君たちこそ、文科省副教材で、学習を!?
皆様
 こんばんは。増田です。これはBCCでお送りしています。重複・長文、ご容赦を!
 本日、件名ビラを「寒さにも負けず」…冬至にしてはそんなに寒さは厳しくなかったですけど…都庁前で、まいてきました。
 主権者教育潰し、民主主義教育潰しに血道を上げてきた…いえ、血道を上げている、という現在進行形!…都教委が、「高校生に主権者教育を」なんて、笑ってしまいますよね…
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 <都教委よ! 君たちこそ、文科省副教材『わたしたちが拓く 日本の未来』で、学習を!?>
 ☆ 高校生の「主権者教育」のために、文科省が作成した副教材に書いてあること

 最近、総務省・文科省発行の副教材『わたしたちが拓く 日本の未来』という冊子が全国の高校に配布されたようです。文科省HPで見ると18歳選挙権のための「主権者教育の推進」(指導資料 P2)のため、とか…
 この指導資料には次のような記述(P7)があります。

 「生徒用副教材の31 ページに示しているような,
  ①正解が一つに定まらない問いに取り組む学び,
  ②学習したことを活用して解決策を考える学び,
  ③他者との対話や議論により,考えを深めていく学び
 に取り組むことによって,公民として必要とされている,
  ・ 論理的思考力(とりわけ根拠をもって主張し他者を説得する力)
  ・ 現実社会の諸課題について多面的・多角的に考察し,公正に判断する力
 (中略)を生徒に身に付けさせることが期待される。」

 ☆ 実教出版高校日本史教科書に書いてあること
 「国旗・国歌法をめぐっては、日の丸・君が代がアジアに対する侵略戦争ではたした役割とともに、思想・良心の自由、とりわけ内心の自由をどう保障するかが議論となった。政府は、この法律によって国民に国旗掲揚、国歌斉唱などを強制するものではないことを国会審議で明らかにした。しかし一部の自治体で公務員への強制の動きがある。」
 都教委は、2013年から、この記述が「都教委の考え方と異なる」ことを理由に…全く、きちんとした「根拠」無く、「他者を説得する力」無く、「論理的思考力」無し!?…教員(学校)に対して、この教科書を選定すること、つまり、この教科書を使用して授業することを禁止しました。
 都教委は『国旗国歌の強制』問題という「現実社会の諸課題について」、この教科書を一方的に排除し、国旗国歌に対しては起立斉唱するのが当然だ、と実に「一面的・単角的に」考察し…この場合、「考察」という日本語は不適切?…「公正に判断する力」を「身に付け」「ることが」できていないようです。
 もちろん、「他者との対話や議論により,考えを深めていく学びに取り組むこと」も!?
 ★ 都教委の諸君には、この文科省作成副教材と実教出版教科書で学習することが「期待され!る」?
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