▲ 2013年「8・25全国学習交流会」へ(18)
<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「新芽(germinal)ML」の渡部です。
8月12日、安倍首相は、山口県長門市で後援会の会合に出席し、「将来に向けて憲法改正に向けてがんばっていく。これが私の歴史的な使命だ」と述べ、「改憲」に向けての姿勢をあからさまに表明しました。
本日(8月15日)、安倍首相は一方で、<靖国参拝を見送り、自民党総裁として私費で玉串料を奉納>といかにも中国、韓国などに配慮したかのように見せかけながら、他方で、「全国戦没者追悼式」(政府主催)の式辞では、1993年(細川首相当時)から引き継がれてきた<アジア諸国への加害の言及を削除>しました。
彼は就任当初から、「河野談話」「村山談話」の見直しを公言し、4月には「侵略の定義は学会的にも国際的にも定めていない」と述べています。
要するに彼はこの考えを、「配慮」という煙幕を張りながら、今回の「全国戦没者追悼式」式辞で具体化したわけです。
そうした中、本日東京で、『ゴメンだ!安倍政権 歴史認識を問う 8・15反「靖国行動」』(主催も同名)というものが開かれました。
集会には主催者の予想を上回る約200名が参加しました。
主催者は「これもある意味でアベノミックス効果か?」と言っていました。
「集会基調」では、
1、靖国・右派状況・追悼問題
2、日本の侵略戦争肯定・美化と「軍隊慰安婦」への国家責任否定
3、改憲路線をひた走る安倍政権
4、4・28「主権回復の日」と沖縄・安保
おわりに、安倍改憲政権反対!東京国体・熊本「海づくり大会」に反対!という内容が提起されました。
いずれもこの間の動きを丁寧にまとめたものでした。
その「基調」の中で、次のような展望が述べられていました。
「われわれは、このような『戦後国家』の体系的作りかえに反対するものとして、反改憲運動に合流していかなければならない。それは必然的に、さまざまな運動課題を担っている人々との、共同の闘いとならざるをえないだろう。安倍政権の改憲動向を見すえつつ、反天皇制運動の視角からの反改憲論を打ち出し、反撃の陣形をつくりだしていこう。」
これこそ今、改憲反対を進める多くの党派・団体・個人が共通に考えている課題であると思いました。
集会では、吉澤文寿さん(新潟国際情報大学)の『第2次安倍政権における日本の「植民地責任」問題~朝鮮との関係を事例として』という講演がありましたが、ここでは割愛します。
集会終了後、約1時間のデモ(約250名)に移りました。
コースは、水道橋~神保町~九段(靖国神社の手前まで)~後楽園~水道橋。
最初から最後まで、公安・警察・機動隊(デモ隊以上)にはさまれ、歩道からはデモ隊についてくる右派市民らに罵声を浴びせられ、時々何人かの右派市民がデモ隊に突っかかってきました。それを警官・機動隊が止めていました。したがって、デモ隊のプラカードなどは歩道の一般市民にはあまり見えなかったと思われます。
九段に向かう途中では、先頭の横断幕がついに、右派市民らにより取られてしまいました(昨年もらしいです)。
九段の交差点で右折しましたが、そこには靖国神社に来ていたと思われる右派市民らが多数、デモを待ち構えていたと見え、歩道から罵声を浴びせかけるだけではなく、空ペットボトル(中身の入ったのも)を投げつてくる者もおり、さらに騒然とした状況となりました。(それでも、大きな衝突には至らず、逮捕者も出ませんでした。)
いかに、安倍政権の下で右翼的勢力が、大手を振って出てきているかということです。
また、右派市民の中には若い人たちもおり、彼らは熱に浮かされたかのようにデモ隊を罵倒していました。
しかし、実は彼らこそがこの社会の一番の犠牲者であり、権力者により都合よく利用される者たちであり、戦争で一番犠牲にもなる者たちです。
したがって、こうした動きを食い止めるためにも、私たちはお互い古い殻を破って、「共同の闘い」を発展させなければと思いました。
また、若い人たちには、彼ら自身が犠牲になる「愛国心」や「戦争熱」ではなく、「社会変革への展望」を指し示すこと(あるいは彼ら自身で掴むよう援助すること)、が私たちに求められているのではないかとも思います。
多くの人々から忘れられつつある歌の冒頭ですが、
「起来、飢寒交迫的奴隷!」
が一つの参考になればと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
全国から集う!全国で闘う!
☆ 第4回「日の丸・君が代」問題等 2013全国学習交流会 ☆
8月25日(日)・26日(月)
25日(日) 学習交流集会( 夜 交流集会)
26日(月) 文科省交渉・ 最高裁要請行動
<場所> 日比谷図書文化館地下ホール
<内容> 8/25(日〉
・学習際交流集会
10時 開場
10時20分~ 12時30分
Ⅰ 関東からの報告
Ⅱ 全国からの報告
13時 30分~16時 30分
Ⅲ 討論
・全国ネットワーク作りに向けて
・「日の丸・君が代」問題等の状況と反対の闘い、
・交流集会 日比谷グリーンサロン(会費3000円程度)
17時00分~19時30分
8/26(月)
・文科省交渉 10時 衆議院第2議員会館前集合
・最高裁要請行動 予定
<資料代> 500円
<主催>「日の丸・君が代」問題等全国学習・交流集会実行委員会
<連絡先>永井英俊(090-7015-3344)、根津公子(090-3543-8743)
河原井純子(FAX:0426-65-1763)、渡部秀清(080-5672-1735)
(呼びかけ団体)
「日の丸・君が代」強制反対予防訴訟をひきつぐ会、
再雇用拒否撤回第二次訴訟団、「君が代」強制解雇裁判をひきつぐ会、
東京・教育の自由裁判をすすめる会、「君が代」不当処分撤回を求める会、
河原井さん・根津さんらの「君が代」解雇をさせない合、
東京都障害児学校労働組合、アイム89東京教育労働者組合、
「日の丸・君が代」強制に反対し子どもと教育を守る会(都教組八王子支部)、
板橋高校卒業式事件から「表現の自由」をめざす会、
「日の丸・君が代」法制化と強制に反対する神奈川の会、
千葉高教組「日の丸・君が代」対策委員会、
(以上 12団体)
(賛同団体)(16団体) <8月5日現在>
「日の丸・4君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会、
「日の丸・君が代」の強制者を告訴・告発する会、
東京の教育破壊を考える会、
奥野さんを支える叫ぶ石の会(大阪)、
グループZAZA(大阪)、
門真3中への「君が代」処分をただす会(大阪)
千葉高教組市川支部「ひょうたん島研究会」
町田市公立学校教職員組合、
都教委包囲・首都圏ネット
人権NGO言論・表現の自由を守る会
八王子市教職員組合
谷川さんの再任用不採用を撤回させる会
多摩島嶼教職員組合
関西合同労組
私たちは黙らない!2・11全国集会実行委員会・大阪
(賛同個人)91名
<集会賛同の手続き方法>
・賛同金は、団体一口 2000円、個人一口 1000円です。
ア、郵便振替にてお申し込み下さい。
・口座番号は 00110-5-449424、加入者名は「全国学習・交流集会」です。
・通信欄に、全国学習・交流集会賛同金および氏名の公表の可否を書き添えて下さい。
イ、以下にご記入の上、実行委員にお渡し下さい。
第4回「日の丸・君が代」問題等全国学習・交流集会実行員会
ーーーーーーーーーーーーー切り取り線ーーーーーーーーーーーーーーーーー
● 2013「日の丸・君が代」問題等全国学習・交流集会に賛同します。
賛同金:( )口( )円
<個人> 氏名( ) 氏名公表:可・不可
TEL( )
<団体> 団体名( ) 団体名公表:可・不可
代表者( ) TEL( )
*********************************************************
「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「新芽(germinal)ML」の渡部です。
8月12日、安倍首相は、山口県長門市で後援会の会合に出席し、「将来に向けて憲法改正に向けてがんばっていく。これが私の歴史的な使命だ」と述べ、「改憲」に向けての姿勢をあからさまに表明しました。
本日(8月15日)、安倍首相は一方で、<靖国参拝を見送り、自民党総裁として私費で玉串料を奉納>といかにも中国、韓国などに配慮したかのように見せかけながら、他方で、「全国戦没者追悼式」(政府主催)の式辞では、1993年(細川首相当時)から引き継がれてきた<アジア諸国への加害の言及を削除>しました。
彼は就任当初から、「河野談話」「村山談話」の見直しを公言し、4月には「侵略の定義は学会的にも国際的にも定めていない」と述べています。
要するに彼はこの考えを、「配慮」という煙幕を張りながら、今回の「全国戦没者追悼式」式辞で具体化したわけです。
そうした中、本日東京で、『ゴメンだ!安倍政権 歴史認識を問う 8・15反「靖国行動」』(主催も同名)というものが開かれました。
集会には主催者の予想を上回る約200名が参加しました。
主催者は「これもある意味でアベノミックス効果か?」と言っていました。
「集会基調」では、
1、靖国・右派状況・追悼問題
2、日本の侵略戦争肯定・美化と「軍隊慰安婦」への国家責任否定
3、改憲路線をひた走る安倍政権
4、4・28「主権回復の日」と沖縄・安保
おわりに、安倍改憲政権反対!東京国体・熊本「海づくり大会」に反対!という内容が提起されました。
いずれもこの間の動きを丁寧にまとめたものでした。
その「基調」の中で、次のような展望が述べられていました。
「われわれは、このような『戦後国家』の体系的作りかえに反対するものとして、反改憲運動に合流していかなければならない。それは必然的に、さまざまな運動課題を担っている人々との、共同の闘いとならざるをえないだろう。安倍政権の改憲動向を見すえつつ、反天皇制運動の視角からの反改憲論を打ち出し、反撃の陣形をつくりだしていこう。」
これこそ今、改憲反対を進める多くの党派・団体・個人が共通に考えている課題であると思いました。
集会では、吉澤文寿さん(新潟国際情報大学)の『第2次安倍政権における日本の「植民地責任」問題~朝鮮との関係を事例として』という講演がありましたが、ここでは割愛します。
集会終了後、約1時間のデモ(約250名)に移りました。
コースは、水道橋~神保町~九段(靖国神社の手前まで)~後楽園~水道橋。
最初から最後まで、公安・警察・機動隊(デモ隊以上)にはさまれ、歩道からはデモ隊についてくる右派市民らに罵声を浴びせられ、時々何人かの右派市民がデモ隊に突っかかってきました。それを警官・機動隊が止めていました。したがって、デモ隊のプラカードなどは歩道の一般市民にはあまり見えなかったと思われます。
九段に向かう途中では、先頭の横断幕がついに、右派市民らにより取られてしまいました(昨年もらしいです)。
九段の交差点で右折しましたが、そこには靖国神社に来ていたと思われる右派市民らが多数、デモを待ち構えていたと見え、歩道から罵声を浴びせかけるだけではなく、空ペットボトル(中身の入ったのも)を投げつてくる者もおり、さらに騒然とした状況となりました。(それでも、大きな衝突には至らず、逮捕者も出ませんでした。)
いかに、安倍政権の下で右翼的勢力が、大手を振って出てきているかということです。
また、右派市民の中には若い人たちもおり、彼らは熱に浮かされたかのようにデモ隊を罵倒していました。
しかし、実は彼らこそがこの社会の一番の犠牲者であり、権力者により都合よく利用される者たちであり、戦争で一番犠牲にもなる者たちです。
したがって、こうした動きを食い止めるためにも、私たちはお互い古い殻を破って、「共同の闘い」を発展させなければと思いました。
また、若い人たちには、彼ら自身が犠牲になる「愛国心」や「戦争熱」ではなく、「社会変革への展望」を指し示すこと(あるいは彼ら自身で掴むよう援助すること)、が私たちに求められているのではないかとも思います。
多くの人々から忘れられつつある歌の冒頭ですが、
「起来、飢寒交迫的奴隷!」
が一つの参考になればと思います。
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全国から集う!全国で闘う!
☆ 第4回「日の丸・君が代」問題等 2013全国学習交流会 ☆
8月25日(日)・26日(月)
25日(日) 学習交流集会( 夜 交流集会)
26日(月) 文科省交渉・ 最高裁要請行動
<場所> 日比谷図書文化館地下ホール
<内容> 8/25(日〉
・学習際交流集会
10時 開場
10時20分~ 12時30分
Ⅰ 関東からの報告
Ⅱ 全国からの報告
13時 30分~16時 30分
Ⅲ 討論
・全国ネットワーク作りに向けて
・「日の丸・君が代」問題等の状況と反対の闘い、
・交流集会 日比谷グリーンサロン(会費3000円程度)
17時00分~19時30分
8/26(月)
・文科省交渉 10時 衆議院第2議員会館前集合
・最高裁要請行動 予定
<資料代> 500円
<主催>「日の丸・君が代」問題等全国学習・交流集会実行委員会
<連絡先>永井英俊(090-7015-3344)、根津公子(090-3543-8743)
河原井純子(FAX:0426-65-1763)、渡部秀清(080-5672-1735)
(呼びかけ団体)
「日の丸・君が代」強制反対予防訴訟をひきつぐ会、
再雇用拒否撤回第二次訴訟団、「君が代」強制解雇裁判をひきつぐ会、
東京・教育の自由裁判をすすめる会、「君が代」不当処分撤回を求める会、
河原井さん・根津さんらの「君が代」解雇をさせない合、
東京都障害児学校労働組合、アイム89東京教育労働者組合、
「日の丸・君が代」強制に反対し子どもと教育を守る会(都教組八王子支部)、
板橋高校卒業式事件から「表現の自由」をめざす会、
「日の丸・君が代」法制化と強制に反対する神奈川の会、
千葉高教組「日の丸・君が代」対策委員会、
(以上 12団体)
(賛同団体)(16団体) <8月5日現在>
「日の丸・4君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会、
「日の丸・君が代」の強制者を告訴・告発する会、
東京の教育破壊を考える会、
奥野さんを支える叫ぶ石の会(大阪)、
グループZAZA(大阪)、
門真3中への「君が代」処分をただす会(大阪)
千葉高教組市川支部「ひょうたん島研究会」
町田市公立学校教職員組合、
都教委包囲・首都圏ネット
人権NGO言論・表現の自由を守る会
八王子市教職員組合
谷川さんの再任用不採用を撤回させる会
多摩島嶼教職員組合
関西合同労組
私たちは黙らない!2・11全国集会実行委員会・大阪
(賛同個人)91名
<集会賛同の手続き方法>
・賛同金は、団体一口 2000円、個人一口 1000円です。
ア、郵便振替にてお申し込み下さい。
・口座番号は 00110-5-449424、加入者名は「全国学習・交流集会」です。
・通信欄に、全国学習・交流集会賛同金および氏名の公表の可否を書き添えて下さい。
イ、以下にご記入の上、実行委員にお渡し下さい。
第4回「日の丸・君が代」問題等全国学習・交流集会実行員会
ーーーーーーーーーーーーー切り取り線ーーーーーーーーーーーーーーーーー
● 2013「日の丸・君が代」問題等全国学習・交流集会に賛同します。
賛同金:( )口( )円
<個人> 氏名( ) 氏名公表:可・不可
TEL( )
<団体> 団体名( ) 団体名公表:可・不可
代表者( ) TEL( )
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