パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

アベを倒そう!(34)

2015年11月17日 | 日の丸・君が代関連ニュース
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 昨日(11月15日)夜、東京・国立で▲ 『民主主義ってこれだ!とりま、安保法制ぶっ潰せ!!』(主催:UKi UKi 実行委員会)という集会がありました。
 この集会の前に国立駅前で、夕方、<T-ns SOUL(ティーンズ ソウル)>や<SEALDs(シールズ)>などによる街頭宣伝活動が、横断幕やプラカードも多く掲げられ、賑やかに行われました。
 この中で彼らが特に強調していたのは、現在辺野古で起きている警察による「民意無視の弾圧」のことでした。辺野古に行ってきたというシールズのYさんは「こうしたことが戦後70年の日本で起きている。お前は主権者としてどうするんだ?ということが問われている」と述べていました。
 多くの市民が遠巻きに取り巻いて彼らの演説を聴き、拍手を送っていました。

 夜の集会(出張授業&トーク・セッション)には100人の会場に120人があつまりました。
 この集会は以下のように実によく練られたものでした。
  <1時限目>元自衛官 泥憲和さんの安保法制講義
  <2時限目>SEALDs ×T-ns×ナベセン(渡辺雅之(横浜国大・青山学院女子短大・大東文化大講師))出張授業
  <3時限目>フリートーク・セッション

 <1時限目>の泥さんの講義は、全国各地で行われているようですが、初めての私には大変興味深いものでした。特に、
  ①アフガニスタンで、中村医師が灌漑事業により砂漠を農地に変え部族対立をなくし、その事業にはタリバーンや他の集団の襲撃などは一切なかったこと、
  ②フィリピンのミンダナオ島での学校建設(日本が協力)にイスラム教徒とキリスト教徒がともに協力し、モロ解放戦線と政府軍が2014年には「自治政府」を作ることで和平協定に合意したこと、
  ③したがって、「テロとの戦争」では問題は何ら解決せず、安保法制で自衛隊を出せば、日本はそうした役割を果たせなくなる、ということを強調されたことは説得力がありました。
 <2時限目>の出張授業では特に「ヘイトスピーチ」の問題が取り上げられました。
 そうして、「無関心」であることがそういう行為を助長し、<はすみとしこ イラスト>(検索して見てください。これはひどいものです)のようなものが出版されることにもなる。
 いじめも同じ構造ではないか、ということが強調されました。
 また他人事にように「どっちもどっち論」ではダメで、自分はどうなのかを考えなければならない、ということも強調されました。
 <3時限目>では、ティーンズソウルの高校生から「18歳選挙権について、みんなは意識し始めている」ということ述べられ、
 シールズの大学生からは「政治のことを日常の延長線上で考えて行きたい。今、朝日が昇っている。政治家はビビっている。無関心な3分の1の人々に届く新しい言葉を考えなければならない。闘うことをあきらめない、終わったというなら、新しくはじめよう。民主主義は身の周りにある」、と述べられました。
 ところで、プログラムには<Get up, stand up>という以下のような詩が載っていました。
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 Get up, stand up(Bob Marley)を聞きながら、
 あの公園に向かう。
 小雨の中、傘なんか持ってなかったから、濡れながら。
 Get up, stand up Stand up for your right.
 胸に響く。
 法案は、採決とは到底呼べない形で、法となった。

 けど、

 主権者は変わっていない。
 俺たちだ。
 雨が次第に強くなる。
 怒りが出てくる。
 集会が始まって、民主党蓮舫さん、共産党志位さんがステージに上がる。
 俺は10月18日のSEALDs渋谷街宣でこうスピーチした。
 「少し前までは、学生がデモするなんて、、とか驚かれていたのに、今はこうして、政治家の方までもが著名人までもが学生のデモに参加するのが当たり前となっている。」
 そして、今回は、高校生が政治家を動かした。
 さすがに自分でも少しすごいことだと思える。
 高校生にとって、政治家なんて、ニュース番組にたまに出てくる人。
 高校生にとって、政治家なんて、お偉いさんで遠い存在だった。
 だけど、その高校生が、政治家を呼んで、そしてデモをする。
 今言えるのは、

 「社会は変えられる」

 そして、今、日本の社会は急速に変わっている。
 どこが?ていう人がいるかもしれない。

 まず、どこが?と考えることが日本の社会の変化だ。
 あまりにも、今まで無関心すぎだったんだ、俺たちは。
 政治と国民
 本当は一体であるのに、一体になっていなかった。
 それが今、急速に一体化している。

 「民主主義ってなんだ?」

 力を込め、サウンドカーの上でコールをする。
 みんな、拳を突き上げて、自分たちを指差しながら、
 「これだ!」
 これが民主主義のはじまり。

 俺は、やっぱり、一人の人として、
 T-nsSOWLのメンバーになり、
 デモを続けていいく。

 諦めるわけがない。
 負けるわけがない。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 「Get up, stand up Stand up for your right.」
 「社会は変えられる」

 ここには、明らかに新しい日本社会の息吹が感じられると思います。

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