パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

都立三鷹高校の校長を応援しよう!

2008年05月11日 | 暴走する都教委
【転送歓迎】

 ★三鷹高校の土肥信雄校長にはエールを、都教委には抗議を送ります!★

 みなさまへ

 三鷹高校の土肥信雄校長が、都教都教委が出した「職員会議において『挙手』『採決』等の方法を用いて職員の意向を確認するような運営は不適切であり、行わないこと」と都教委が通知したことについて、「教職員が『何を言っても意味がない』と思うようになり、活発な議論がされなくなった。教員の意見が反映しにくくなった」と主張し、通知撤回を訴えていることが、報道で明らかにされました。
 《毎日新聞:5月2日付け》(リンク)
 5月2日に放送されたニュース23の「物言えぬ人々」のなかでも、土肥校長はそのことを述べておられます。

 私たちは、この土肥校長を支持するとともに、都教委の職員会議での「挙手」「採決」禁止などの通達の撤回を求めます。

 以下のような緊急アピールを土肥校長および、都教委に宛て出したいと思います。
 賛同人を募集しています!
 以下の専用署名フォームから賛同いただける方は署名をお願いします。
 多くのお名前を添えて、都教委と土肥校長に届けたいと思います。

 ★専用署名フォーム★
http://form1.fc2.com/form/?id=302321
 ↑こちらから直接署名できます。

 ★締め切り:5月14日〈水〉★

 呼びかけ:自由の風ネットワーク
 自由の風web(リンク)
 ★近日中にサイトからもアピール確認いただける予定です。
  しばらくお待ちください。


――――――――――――――――
2008年5月9日

「教育者としての信念を貫かれる校長先生に敬意を表し、
都の理不尽な通知に反対する市民と保護者のアピール」


 2006年4月に都教委が「職員会議において『挙手』『採決』等の方法を用いて職員の意向を確認するような運営は不適切であり、行わないこと」を都立学校に通知したとき、私たちは本当に驚きました。教育現場で日々子どもたちに接している教職員の意見を聞く場がないようなところで、子どもたちを大切にする教育ができるわけがないからです。

 この通達は、「校長は管理者であって教育者である必要はない」という都(知事)の意向を色濃く反映したものであり、教育を上意下達の場にし、子供たちにも上から言われたことに疑問を持つことを許さない、または疑問を持っても口に出すことを許さない学校を作るためのものであるとしか考えられません。

 しかし、学校現場では、都教委の言うことに異を唱えれば、校長先生をはじめ、教職員は身分や経済的保障をも奪われかねないような事態が2003年頃から発生しています。教員が、現在の都教委の方針が正しいと思っていなくても、それを意思表示できない状況であることはだれの目からも明らかであり、どんなにばかげた通達であっても従わざるを得ないという、まさに都の目指している方向に事態は進んでいるのだと、私たちは半ばあきらめの気持ちで都立学校を見つめてきました。

 こんな学校では、子どもたちは自分で考えて行動することも、まわりの友人たちと共に考えて行動することもできなくなる、こんな教育が続くのならば東京の子どもたちの未来はどうなるのだろうと暗澹たる気持にもなりました。

 ところが、そんな状況のなかで、きちんと声を上げている校長先生がいらっしゃることを知り、私たちは本当に嬉しく、感動しました。そして、東京の教育も良識を取り戻す可能性がなくなったわけではないことに、またこのように「教育者」として深い見識をそなえた校長先生が都立学校に存在しておられることに、私たちは救われる思いです。

 校長先生や教職員がきわめてまっとうな意見を述べることに対し、都教委は「事情聴取」や「処分」といった圧力を加え続けていることを私たちは知っています。こんな「恐怖政治」とでもいえるような教育行政は今すぐやめてほしいと心から願っています。また、間違った通達はすぐに撤回し、教育の場が真に子どもたちのためにある本来の姿に戻してほしいと強く願っています。

 声を上げてくださった校長先生に心から敬意を表するするとともに、わたしたち保護者や市民も都教委の横暴に対し、きちんと声を上げ続けていく決意です。

ーーー

【※以下、提出時には、賛同人署名一覧を添付します。】

コメント    この記事についてブログを書く
« 首都圏美容師ユニオン | トップ | 石原フランス語蔑視裁判控訴審 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

暴走する都教委」カテゴリの最新記事