パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「日の丸・君が代」問題等全国ネットの形成へ<その4>(26)

2014年08月06日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 <転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「新芽ML」の渡部です。
 (For a slogan of movement)
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  【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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  東京五輪に【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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 支持率急低下の中、▲ 安倍首相は経済界を引き連れて外遊、財界へのサービスに余念がない。
 彼は地球俯瞰外交などと言っているが、外遊先を見れば、彼が中国包囲網を形成しようとしていることは誰でもわかる。
 ただ彼が外遊をやている間も、国内での格差は開く一方である。
 日本は一般ピープルにとって、年々貧困化が進行する社会に突入している。


 一方、中国では共産党の変質・腐敗がひどくなっている。
 「存在が意識を決定する」とはマルクスの言葉だが、まさに金持ちになった共産党幹部は変質し、格差拡大が急速に進行、一般ピープルの貧困化が進んでいる。
 中国と日本の一般ピープルはともに一部の富裕層によって支配され、もし、戦争でもなれば彼らのために双方の一般ピープルが殺し合わせられることになるだろう。
 一般ピープルレベルでの日中友好(または連帯)が求められる。

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 「日本維新の会」は6月に分党を決定した後、8月1日に石原氏を最高顧問とする「次世代の党」が設立届けを出した。
 「自主」「新保守」「次世代」を柱とするいうことであるが、<自主憲法の制定><集団的自衛権行使容認><原発維持>など極めて自民党に近い政党であり、自民党の補完勢力になろうとしている。
 なかでも笑えるのはその復古主義であり、『綱領』の「新保守」のところで、石原氏が嫌いだと公言している「皇室」を次のように持ち上げている。
 「次世代の党は、世界最古の皇室を戴く『一国一文明』とされる日本の伝統的価値や文化に立脚し、国家と個人をつなぐ社会の最小単位としての家族や地域の『絆』の再構築を支援する。
 世界情勢の変化にも柔軟かつ強かに対応する『温故創新』(温故知新をもじった浅知恵)を旨とし、個人の自由と社会の秩序を調和させることを通じて、規律ある自由な社会を創る「新しい保守」の理念を実践する。
 他方、リベラリズムの衣を纏った社会主義思想は排除し、闘う保守を貫く。」

 これではいずれ自民党に吸収される可能性さえある。

 一方橋下氏率いる「日本維新の会」は、8月3日、「結いの党」と「基本政策7項目」で合意、9月7日に合流することになった。
 しかし、「憲法改正」「集弾的自衛権」「原発」などで、また、代表をどうするか、本部をどこに置くかなどでも意見の食い違いがある。
 今後果たして合流するかどうかはわからない。
 もし、合流してもいずれ分裂する可能性は十分にある。

 そのことは橋下氏の次のような言葉にも現れている。

 「現存する野党が残ったままで再編するのは不可能だ。一緒に結集できるような(新しい)器づくりをしていかないといけない」(『朝日』)
 要するに、「合流」より、もっと大きな「野党」を作ろうというのである。

 しかし、彼が主導しての新しい野党づくりはもはや不可能だろう。
 そもそも彼は「野党」ではなく自民党の「補完勢力」なのである。
 また、そのことは、彼のこの間の大阪でのマネージメント(それは目も当てられない状態)からも証明済みである。
 となると、彼に残るのは「〇界から去る」ことであろう。

 こうして、分裂した石原・橋下両氏は共に転落していくだろう。

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 8月1日に行われた大阪の井前さん支援集会の報告は、「グループZAZA」のブログ(http://blog.goo.ne.jp/zaza0924)に出ています。
 その中で、「君が代」弁護団から永嶋弁護士の発言として、
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もう25年以上、「君が代」強制問題について裁判をして来たが、
ずっと、これは戦争と平和の問題だと考えてきた。
最近になってますますそう感じるようになった。
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 というのがあります。
 最近の安倍政権の動きを見ていると、「日の丸・君が代」強制の狙いがはっきりしてきたと思います。
 まさに戦争準備と直結していたのです。

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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
 http://homepage3.nifty.com/hinokimi/

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