連絡先:「君が代」調教NO!処分取消裁判 上告人 松田幹雄
(090-1138-5776 matsuda.f.1208@gmail.com)
◆ 東京「君が代」裁判・五次訴訟 傍聴しました
全国のなかまと連帯 1.11最高裁要請へ
12月25日現在 紙署名626筆 オンライン署名282筆
東京「君が代」裁判・五次訴訟第12回口頭弁論(12月25日)を傍聴
12月25日(月)11:00から東京地裁で行われた東京「君が代」裁判・五次訴訟第12回口頭弁論の傍聴に行ってきました。
4次訴訟までの判決で減給以上の重い処分が取り消されたことに対して、都教委は戒告処分を出しなおすという再処分を行っています。しかも、昇給延伸の期間や勤勉手当削減の割合を大きくして、戒告処分の不利益を大きくしたのです。
五次訴訟は、戒告・減給の処分取消とともに、この再処分取消を求める原告も含めて15人の原告によって闘われています。
今回の第12回口頭弁論は、裁判長が交代したことに伴う更新弁論(これまでの主張の要点を述べる弁論)で、原告1人、代理人弁護士4人の口頭意見陳述がありました。
特に、原告大能さんの意見陳述は心に残りました。
今年9月に出会った在日4世の都立高校2年の生徒から、たまたま入学式・卒業式の「国歌斉唱」に対する気持ち(起立・斉唱したくないという気持ち)を聞くことがあったが、何も力になるかかわり方ができなかった経験を通して、「君が代」強制によって生徒が置かれている都立高校の現実が語られました。
続いて、「笑いと涙に包まれた“生徒の卒業式”から、厳粛な“設置者の卒業式”へ」「それから20年、都立高校は上からの方針と忖度の場に」と、2003年10.23通知がもたらしたもの、その後都立高校の変容の告発がありました。
次回期日は、3月4日と決まりました。それまでに行政法学者の意見書を提出し、人証についての検討になっていくということです。
その後の報告集会の中で、大阪の私が最高裁上告中であることを紹介してもらい、最高裁公正判決署名を回してもらいました。
その場で32筆、それまでに集めてもらっていて届けてもらった署名が4人から114筆。その後、大阪に帰る前に、立ち寄った横浜鶴見区のフリースペースたんぽぽで16筆の署名を頂きました。
12月25日現在の紙署名は626筆となり、1月11日最高裁要請紙署名1000筆提出の目標達成に向け前進していることを実感できました。
◆ オンライン署名282筆 隠された「君が代」の歴史と強制の意味を広く伝えたい
オンライン署名もすこしずつ広がっています。この署名を目にしてもらうと、隠された「日の丸」「君が代」にかかわる情報の扉が開かれます。拡散にご協力を。
この間のトピックスを一つ。松井一郎氏が水道橋博士を訴えた損害賠償請求事件の大阪高裁判決について報道した日本中学生新聞が注目を集めています。
これを中学生が書いたのかと本当に驚くような記事ですが、その記事中、阪本勝裁判長の紹介として私の7.27高裁判決が引用されています。
「日本中学生新聞」で検索してみてください。
◆チェンジオルグ署名はこちらから⇒https://chng.it/kZ5hFRz7
◆最高裁署名ニュース(表面)⇒こちらをクリック
◆最高裁署名ニュース(裏面)⇒こちらをクリック
『D-TaC(「君が代」不起立処分撤回!松田さんとともに学校に民主主義を!)』
https://democracyforteachers.wordpress.com/2023/12/27/%e6%9c%80%e9%ab%98%e8%a3%81%e5%85%ac%e6%ad%a3%e5%88%a4%e6%b1%ba%e7%bd%b2%e5%90%8d%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b9no-4%e3%80%802023-12-26%e3%80%80d-tac/
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