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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

保育園問題、現実から目をそむける安倍首相と国会議員

2016年03月09日 | 格差社会
 ◆ 保育園落ちたの私だ!現実を知れ!
   ~国会前で怒りのスタンディング
(レイバーネット日本)

動画(4分)

 「保育園落ちた日本死ね!」と書かれたブログが話題になっている。
 2月29日の衆院予算委員会で、民主党の山尾志桜里議員が取り上げたが、安倍首相は「匿名である以上、実際に本当であるかどうかを、私は確かめようがない」と答えた。議員席からは「誰が(ブログを)書いたんだよ」「ちゃんと(書いた)本人を出せ」とヤジが飛んだ。
 これに対する怒りが急速に広がっている。3月5日午後、国会正門前には赤ちゃんを抱えた人など約50人が、抗議のスタンディングを行った。
 呼びかけた女性は語る。「あの国会のヤジでぶち切れた。私はすでに子育てを終わったがあれは私のことだ、と思った。母親の世代も同じ体験をしており、この国は20年、40年経ってもまったく同じ。議員たちは何も現実を見ていない。だから“私も当事者”と声を上げようと思った」。
 「保育園落選通知」をもらったばかりの女性は、「憤りしか感じなかった。どうしたらいいんだろう。何もやる気がなくなった」と静かに怒りを語っていた。
 またある男性は、「保育士は給料が安く離職率が高い。保育士の待遇改善がこの問題の解決の道だ」と指摘した。(M)
『レイバーネット日本』(2016-03-06)
http://www.labornetjp.org/news/2016/0305shasin
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