パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

アベを倒そう!(44)

2015年12月17日 | 日の丸・君が代関連ニュース
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  【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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  東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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  対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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 前回のメール(43)に対し、▲ 杉並の方から以下のようなメールを頂きました
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 いつも情報を有難うございます。
 もしかすると「杉並1000人委員会」の幽霊会員かもしれません。
 さて、九条の会荻窪の有志で、
 「18歳からの選挙権」---どんな社会をつくれるのだろう---
 というタイトルで、12月26日から来年6月まで毎月一回、高校生大学生に向けての学習会を計画。
 その案内チラシ撒きを、杉並区の高校門近くで連日続けています。
 各校おおむね学校側が用心深くて、疑わしげな迷惑顔で声をかけてくるので、渡部さんからの今朝の西高の反応の文、大いに参考になり有難うございます。
 で、これを他の人々に転送してもよろしいでしょうか。
 学校側の臆病な反応には、全くあきれてしまいます。
 ‘天下の’西高が こんな社会感覚なのは悲しいです。

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 この学習会には是非参加したいと思っています。

 本日(12月16日)昼過ぎ、都立某高校に<高校生向けビラ>まきに行きました。
 そうしたところすでに下校時間を過ぎており、対応に出てきた副校長とこれから帰るところの女子生徒1人に計2枚だけまいてきました。こんなこともあります。
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 ところで、12月14日、シールズの奥田愛基(あき)さんらが、一般社団法人の政策シンクタンク「ReDEMOS(リデモス)」を設立したと発表しました。
 法案の合憲性を判断する独立機関の設置を柱とする「立憲民主主義促進法」制定などを提言し、各党に働きかけるとのことです。
 これに対する評価はいろいろあると思います。
 私は保留にしておきたいと思います。

 ただ、学生に関する問題がこの間いろいろと起きていますので、戸坂潤の論文<学生論三題>(『戸坂潤全集』第四巻、363~373ページ)からいくつかの部分を紹介したいと思います。
 まず、「一 学生は変わったか」からです。
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 この頃の学生は勉強しなくなった、気魂が衰えた、ということをよく聞く。
 恐らくそれは本当なのだ。大学や学校が社会的真実を教える機関であることを完全に止め、而(しか)も学生の社会的意義に何等採るべき積極性がなくなった時に、学生がクサるのは当たり前のことだ。
 78年前の学生は必ずしもサラリーマンの候補者ではなかった。
 少なくとも自信のある学生は自分の未来にもう少し自由な活動分野を空想することが出来た。
 そこには創意を充たすだろうような理想を空想することが出来た。
 今では夫(それ)がないのだ。
 学生生活はサラリーマン生活の予備校にすぎなくなった。
 学生の文化的役割さえが、可なりの部分サラリーマンへ移行していることを見落してはならぬ。
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 併(しか)しそれだけに又却って、学生は社会のリアリティーを本当に味わわなければならぬ時代に来たのだし、又それを味わうことの出来る時代に来るのだとさえ云っていい。・・・
 ・・つまり之(これ)は学生が社会に於ける極めて地味な位置を占めるようになり、その点サラリーマンなどと大して変った意識を持てなくなったと共に、全体としてこの種の学生サラリーマン等の青年インテリが、地味な道を辿りながら、而も何かしら社会的にもわずかでも動かねばならぬという事情におかれるようになって来た、ということなのである。
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 最近の学生は総じて教授や大学当局に対して、以前ほど批判的ではない
 之は学生の社会的役割が低調になったと共に、同時に又、教授や大学そのものの社会的重大性が著しく減じたからでもあるのである。
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 こうした大学の一般的な状勢の下に、併し矢張り一面学生の社会的役割の積極性は、地下水のように浸み渡っていると云わねばなるまい。
 今日みずから絶望することなどを覚え込んだ学生は、どの道初めから絶望に値する学生に相違ない。
 失望する者はサッサと失望させてやるがよい。
 学生や青年インテリの社会的使命は云わずして明らかなのであり、ただその使命の実行には以前と違って極度のネバリが必要になって来たというだけに過ぎないのだから。
 学生の社会的意義は本質上変わりはしないのだ。

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 次回は、「二 学生の技能と勤労大衆」からです。

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