パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「日の丸・君が代」問題等全国ネットの形成?へ<その6>(32)

2015年06月18日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 <転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「新芽ML」の渡部です。
 ==================
  【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
 ==================
  東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
===================
  対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
 ======================


 6月4日の衆院憲法審査会で▲ 3人の参考人が「安保法制」は「違憲」と述べたのを境に、デマゴギー安倍政権は追い詰められつつある。
 反対運動は日を追って高まり、「6・14国会包囲」には2万5000人が集まった。
 また「違憲」という憲法学者も昨日まで228人と増えた。
 自民党の内部からも反対の声が出てきた。
 こうした反対運動の高まりの中、本日(6月16日)の「読売新聞」には、「安保国会9月まで延長へ」という一面トップ記事が出た。
 ということは、安倍首相がアメリカで約束してきた「夏までには成立」させることが出来そうもなくなったということだろう。
 そうなると、夏に出そうとしている「戦後70年談話」にも影響するし、9月の自民党総裁選にも影響する。
 そうした中で、「類は友を呼ぶ」の言葉どおり、安倍首相は同じデマゴギー政治家・橋下大阪市長に助けを求めたようである。
 これに対し、「政界引退」を表明したはずの橋下市長は、6月14日松井大阪府長と一緒に東京へ出てきて会談した。
 それ以後、彼のツイッターは一気に賑やかになってきた。
 例えば次のような具合である。
橋下徹 ?@t_ishin ・ 6月14日
今の日本には自民党に対峙できる政党が必要だ。
大阪都構想を進めるため、
そして新しい野党ができる少しのきっかけになればと
国政政党を0から立ち上げた。
ただし民主党という政党は日本の国にとってよくない。
なぜなら政党の方向性が全く見えない。もちろん個別メンバーは別。

橋下徹 ?@t_ishin ・ 6月15日
維新の党は民主党とは一線を画すべき。
自民党と国の在り方について激しく論戦できる政党を目指すべき。
維新はイデオロギーにとらわれず、既得権に左右されず、現実的合理性を重視する。
空理空論の夢物語りだけでは行政運営はできない。
責任ある立場での現実的合理性を重視する。民主党とは決定的に違う
 しかし、ここに述べられていることは、またもやデマゴギーであることは誰が読んでもわかる。
 まず、「政界を引退する」人間がなぜこのようなことを今更述べるのか。
 彼は潔くもなければ正直者でもない。「ボクはまた政界に復帰したい」という未練がましい欲望が見え見えである。
 また、
 「今の日本には自民党に対峙できる政党が必要だ。」
 「自民党と国の在り方について激しく論戦できる政党を目指すべき。」
 などと言っているが、実際に彼のやっていることは、誰が見ても安倍政権の補完に他ならない。
 さらに、
 「民主党という政党は日本の国にとってよくない。」
 「民主党とは決定的に違う。」
 などと言い、安倍政権との対決姿勢を前に出してきた民主党をけなしている。
 しかし、そうなると野党連携を目指す維新の党内でも亀裂が生じ、「自民党に対峙できる政党」どころではなくなるだろう。
 この橋下徹という人間には、私たちは徹底的に鉄槌を加える必要がある。
 そのために、彼のような人間を考えるのにちょうど良い言葉が『甲陽軍艦』という本に載っていたので、紹介したい。
 (この本は戦国武将たちの正反両面の教訓を述べたものである。)

 ・「敵方にても、一国を持ち給う侍、この大将を口きたなくいう事、弱将の下にて未練の人々の作法なり。」
   (これは弱さからくる妬みや反感に他ならない。)
 ・「敵をそしるは必ず弓矢ちとよわき家にての作法なり。」
   (これは、同じように劣等感の裏返しなのである。)

 これに反して、本当に強い大将については次のように述べてある。
 ・「総じてよき御大将は、武辺の儀は申すに及ばず、文あって、慈悲深く、行儀よくて、常は柔なれども、怒り給う時は、・・威光つよし。」
 ・「末代までも名大将と名をよぶ国主に、無行儀なるは一人もましまさず。」

 昔、平家は源氏を口汚くののしったが、源氏の方はそうではなかった。
 橋下市長は、さながら、現代の平氏のような存在なのだろう。
 また、無行儀なのは、「早く質問しろよ」などというヤジを飛ばす、安倍首相にも当てはまる。
 なお、『甲陽軍鑑』の「命期巻」には、国を滅ぼす四つの大将の類型が述べられている。
 それは、
  ①馬鹿なる大将、或いは鈍過ぎたる大将、
  ②利根過ぎたる大将、
  ③臆病なる大将、或いは弱すぎたる大将、
  ④強すぎたる大将、
 である。
 それぞれ考えさせてくれる内容が展開されている。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 ▲ 「第5回『日の丸・君が代」問題等全国学習交流会」
 <日時>2015年8月2日(日) 10:00~16:00 (終了後銀座デモ)
           8月3日(月) 午前 文科省交渉(予定)
 <場所>日比谷図書館文化会館地下ホール
 <内容>学習・交流と講演
   講演「戦争する国は学校からーいま教育とファシズムを考える」
   講師:池田浩士さん(ドイツ文学者評論家京都大学名誉教授 ファシズム論の第一人者)
  10時開場10時20分開会
  昼食休憩後13時30分午後の部17時デモ行進
 <資料代>500円
 <主催>「日の丸・君が代」問題等全国学習交流集会実行委員会
       「日の丸・君が代」強制反対予防訴訟をひきつぐ会 再雇用拒否撤回第二次訴訟団 「君が代」不当処分撤回を求める会 河原井さん・根津さんらの「君が代」解雇をさせない会 東京都障害児学校労働組合 アイム’89東京教育労働組合 多摩島しょ地区教職員組合 「日の丸・君が代」強制に反対し子どもと教育を守る会 東京・教育の自由裁判をすすめる会 板橋高校卒業式事件から「表現の自由」をめざす会 「日の丸・君が代」の法制化と強制に反対する神奈川の会 個人情報保護条例を活かす会(神奈川) 許すな!「日の丸・君が代」強制止めよう!安倍政権の改憲・教育破壊全国ネットワーク(準備会) 東京「君が代」強制解雇裁判をひきつぐ会 都教委包囲首都圏ネット 千葉高教組「日の丸・君が代」対策委員会 
 連絡先:永井(090-7015-3344)
<集会賛同の手続き方法>
賛同金は、団体1口2000円、個人1口1000円です。
ア. 郵便振替にてお申し込みください。
 ・口座番号は00110-5-449424、加入者名は「全国学習・交流集会」です。
 ・通信欄に、下記する団体・個人名及びその公表の可否を書き添えてください。
イ.現金手渡しの場合は、下記事項をご記入のうえ、実行委員にお渡しください。
・・・・・・・・・・・・・・・・切り取り線・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●2015「日の丸・君が代」問題等全国学習・交流集会に賛同します。
賛同金: (   )口(        )円
(個人)氏名(           ): 氏名公表:可・否
      TEL:
(団体)団体名(                     ): 団体名公表:可・否    代表者: TEL:
 ※地図の入ったチラシが以下をクリックすると見られます。
http://homepage2.nifty.com/kaikosasenaikai/image/zenkokusyuukai20150802-03.pdf
*********************************************************
「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
 http://homepage3.nifty.com/hinokimi/

コメント    この記事についてブログを書く
« 第160回東京総行動(けん... | トップ | 【大阪市の教科書採択があぶ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日の丸・君が代関連ニュース」カテゴリの最新記事