●藤田先生を応援する会に入ってください。
(若い方歓迎、学生特典有り)
郵便振替で、口座番号 00150-1-612629(加入者名「藤田先生を応援する会」)に、年会費、一般¥3,000、学生¥1,000を振り込んで下さい。「藤田先生を応援する会通信」をお送りさせていただきます。
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2006/09/10(日) 異邦人
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「異邦人」には違和感がずっとあった。 そのうち忘れてしまっていた。 その後40年ほどしてこれを卒論にしている青年を見た。 心底、その世界に入っている。 不安な思いがした。
今回、花田清輝のことを読んでいたら「異邦人論争」のことが出ていた。 論争の最中、花田が「殺されたアラブ人の視点に立て」と怒鳴ったら皆が一瞬シーンとなってしまったとある。 昔感じた違和感とはこのことではなかったのか。
何十年も経って気がつくというのも妙なものだ。 その青年にその視点のことを言ってみるべきだったかも。 言ってどうなるということでもなかっただろうが。
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2006/09/11(月) 獄中12年
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獄中12年、不屈の闘志、網走監獄出獄、こうくりゃ凄い大した者だということになる。 転向した連中は頭が上がらない。 まして治安維持法下である。 拷問で何十人もそれ以上も殺されている。
ネットで検索してたら、れんだいこ、というのがあった。 この間の状況について詳細に分析している。 なんと12年は東京ではないか。 網走に行ったのは最後の年、1945年の6月から10月までだ。 北海道の一番過ごしやすい季節だ。 ありゃー、思い込みと言うのも恐いものだ。
「勝手に思い込んでるんだからお前の責任だ」と言われればまことその通りである。 文句言う筋合いはない。 東京で拷問受けてたのであろうか。 どうもそうではなさそうだ。 ひどい飯を食わされていたのであろうか。 否、百合子氏が立派な弁当を差し入れている。 なんじゃこれは、特別待遇ではないのか。 あれまあ。
昔、宮顕の血縁を辿っていったら天皇一族と繋がっていてありゃあと思ったことがあった。 狭い島国だ。 誰でも前へ前へと辿って行けば石川五右衛門にも天皇一族にも殆んどの人が繋がってしまうだろう。 妙な話である。
しかし日本には世界に誇るミヤケンがいる。 銀河鉄道の宮賢である。 あめゆじゅとてちてけんじゃの宮賢である。
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2006/09/12(火) 参戦
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差別が何故いけないのかと言えば、差別は人を殺すからである。 相手を同じ人間と思わなければ殺したり残酷なことを平気ですることとなる。 関東大震災の朝鮮人虐殺は何とも言いようがない。
日頃町内で皆の世話をしていいおっさんと思われている人が率先して皆を煽り人を殺すのである。 善い人が最も残酷なことを善いことだと思ってするのである。 人に対して差別の心を拭いきれない人は、いかに高位にあろうともいかに善い人だと思われていようとも人でなしである。
アメリカが日本に原爆を落としたのも差別観念の結果である。 ヨーロッパには落とさないであろう。 親戚、仲間、身内なのだ。 ローマ法王の発言は世界を分裂させた。 イスラム世界にとって今や米英は鬼畜となってしまった。 かって「鬼畜米英」と叫んでの日本の戦争が聖戦であったというのなら、日本はイスラム圏に味方するしかない。
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2006/09/13(水) 不思議
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この夏、北埼玉の地にひぐらしが鳴かない。 去年はと思うにまったく記憶がない。 遅れて地上に出たつくつくが時に鳴くのみ。 これからなのか、ひぐらしはこの地では現れないのか。 8月末に箱根に行ったらひぐらしが微かに鳴いていた。
ところで「ひぐらしのなく頃に」というのはホラーなのか。 ホラーは苦手だ。 というより見ない、近づかない。 もともと性格が臆病なのであろう。 ホラー映画などを好んで見る人の気が知れない。 ほんとに何であんなものを見るのだろうと不思議だ。
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2006/09/14(木) 観想
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観て想う、観想の価値を語ったのはアリストテレスであったか。 となると競技している人より観客席に座っている人の方が価値あることとなる。
確かに競技場で殺し合いをしている剣闘士になるのは御免だ。 観客でいた方がはるかに楽だし危険もない。 観客というのは特権者である。 危険に身をさらす人を見てああだこうだと言っている。 挙句は気に入らないと物を投げ込んだりする。
天皇制という、誰もそこにいる人間にはなりたくない制度が続いているのもこの観客の快楽のせいであろうか。 人を特別の存在にして金は与えるが自由を無くし繁殖させることを最大の使命とさせる。 男の子を生むことが至高の義務、人生の義務とされたんじゃノイローゼになるのは当たり前だ。 残酷な話である。
人が殺しあうのを観ることが禁じられたと同様に、男の子を生むのを皆で待ち望みせっつかせる、生まねば価値なき者とみる様な特別家庭観覧制度も早急に廃止すべきであろう。
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2006/09/10(日) 異邦人
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「異邦人」には違和感がずっとあった。 そのうち忘れてしまっていた。 その後40年ほどしてこれを卒論にしている青年を見た。 心底、その世界に入っている。 不安な思いがした。
今回、花田清輝のことを読んでいたら「異邦人論争」のことが出ていた。 論争の最中、花田が「殺されたアラブ人の視点に立て」と怒鳴ったら皆が一瞬シーンとなってしまったとある。 昔感じた違和感とはこのことではなかったのか。
何十年も経って気がつくというのも妙なものだ。 その青年にその視点のことを言ってみるべきだったかも。 言ってどうなるということでもなかっただろうが。
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2006/09/11(月) 獄中12年
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獄中12年、不屈の闘志、網走監獄出獄、こうくりゃ凄い大した者だということになる。 転向した連中は頭が上がらない。 まして治安維持法下である。 拷問で何十人もそれ以上も殺されている。
ネットで検索してたら、れんだいこ、というのがあった。 この間の状況について詳細に分析している。 なんと12年は東京ではないか。 網走に行ったのは最後の年、1945年の6月から10月までだ。 北海道の一番過ごしやすい季節だ。 ありゃー、思い込みと言うのも恐いものだ。
「勝手に思い込んでるんだからお前の責任だ」と言われればまことその通りである。 文句言う筋合いはない。 東京で拷問受けてたのであろうか。 どうもそうではなさそうだ。 ひどい飯を食わされていたのであろうか。 否、百合子氏が立派な弁当を差し入れている。 なんじゃこれは、特別待遇ではないのか。 あれまあ。
昔、宮顕の血縁を辿っていったら天皇一族と繋がっていてありゃあと思ったことがあった。 狭い島国だ。 誰でも前へ前へと辿って行けば石川五右衛門にも天皇一族にも殆んどの人が繋がってしまうだろう。 妙な話である。
しかし日本には世界に誇るミヤケンがいる。 銀河鉄道の宮賢である。 あめゆじゅとてちてけんじゃの宮賢である。
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2006/09/12(火) 参戦
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差別が何故いけないのかと言えば、差別は人を殺すからである。 相手を同じ人間と思わなければ殺したり残酷なことを平気ですることとなる。 関東大震災の朝鮮人虐殺は何とも言いようがない。
日頃町内で皆の世話をしていいおっさんと思われている人が率先して皆を煽り人を殺すのである。 善い人が最も残酷なことを善いことだと思ってするのである。 人に対して差別の心を拭いきれない人は、いかに高位にあろうともいかに善い人だと思われていようとも人でなしである。
アメリカが日本に原爆を落としたのも差別観念の結果である。 ヨーロッパには落とさないであろう。 親戚、仲間、身内なのだ。 ローマ法王の発言は世界を分裂させた。 イスラム世界にとって今や米英は鬼畜となってしまった。 かって「鬼畜米英」と叫んでの日本の戦争が聖戦であったというのなら、日本はイスラム圏に味方するしかない。
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2006/09/13(水) 不思議
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この夏、北埼玉の地にひぐらしが鳴かない。 去年はと思うにまったく記憶がない。 遅れて地上に出たつくつくが時に鳴くのみ。 これからなのか、ひぐらしはこの地では現れないのか。 8月末に箱根に行ったらひぐらしが微かに鳴いていた。
ところで「ひぐらしのなく頃に」というのはホラーなのか。 ホラーは苦手だ。 というより見ない、近づかない。 もともと性格が臆病なのであろう。 ホラー映画などを好んで見る人の気が知れない。 ほんとに何であんなものを見るのだろうと不思議だ。
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2006/09/14(木) 観想
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観て想う、観想の価値を語ったのはアリストテレスであったか。 となると競技している人より観客席に座っている人の方が価値あることとなる。
確かに競技場で殺し合いをしている剣闘士になるのは御免だ。 観客でいた方がはるかに楽だし危険もない。 観客というのは特権者である。 危険に身をさらす人を見てああだこうだと言っている。 挙句は気に入らないと物を投げ込んだりする。
天皇制という、誰もそこにいる人間にはなりたくない制度が続いているのもこの観客の快楽のせいであろうか。 人を特別の存在にして金は与えるが自由を無くし繁殖させることを最大の使命とさせる。 男の子を生むことが至高の義務、人生の義務とされたんじゃノイローゼになるのは当たり前だ。 残酷な話である。
人が殺しあうのを観ることが禁じられたと同様に、男の子を生むのを皆で待ち望みせっつかせる、生まねば価値なき者とみる様な特別家庭観覧制度も早急に廃止すべきであろう。
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