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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

豊多摩高校ドコモ基地局建設の白紙撤回勝ち取る

2009年07月23日 | 電磁波と基地局
 《杉並区民ニュース》2009年夏 区政報告 NO45 浜田山版
無所属区民派 杉並区議会議員 けしば誠一

 ◎ 豊多摩高校ドコモ基地局建設の白紙撤回勝ち取る。
   ご協力に感謝します。


 ◎ 豊多摩高校長から「ドコモ携帯基地建設中止」の報告


 3月末に開始された豊多摩高校屋上の携帯基地局建設工事は、近隣住民として校長に面談した後、中断していました。
 15日、豊多摩高校三田清一校長から「携帯電話基地局の設置工事の状況について」保護者あてに文書が出されました。
 その中で、「昨日タ刻、都教委から『ドコモの検討結果について連絡があった。』との報告があり(中略)本校におけるNTTドコモの携帯電話基地局設置工事は中止ということになりました」と報告しています。
 ◎ 都教委・ドコモを追詰めた住民・保護者・教員の取組
 3月30日の着工翌日、近隣住民の一人として私が三田校長に面談し、これを地域に知らせるや、様々な取り組みが始まりました。
 ①近隣住民の豊多摩高校と都教委への工事中止と近隣説明会の申し入れ。
 ②近隣住民が「基地局建設に反対する会」を結成、署名運動開始、183筆の第一次提出(その後拡大し、17日第2次提出予定)。
 ③6月8日、私、けしば誠一が区議会本会議で質問。
 ④PTA総会での保護者の奮闘と第2回運営員会の議論で、工事中止を要請。
 ⑤豊多摩校高校教員の取り組みと、都立高校教職員組合の署名2290筆提出。
 ⑥保坂展人衆議院議員が、文科省とドコモの調査を要請。
 ⑦学校長を通じた工事中止と近隣説明会開催の申し入れ

 それぞれの立場からの以上の取り組みが、夏休み中に事業を開始する予定でいたドコモと教育委員会を追い詰め、白紙撤回させました。
 ◎ いのちと暮らし・環境守るために、今こそ政権交代を
 都教委は、豊多摩高校に設置する理由を「公益」としました。ドコモが、他社との競争をかけて、学校施設にフォーマの基地局を建設することが、「公益」と言えるのでしょうか?
 ドコモは、中止の理由を「工事再開のめどが立たない」ことにしていますが、生徒や住民の健康不安が解消されない理由には一言も触れていません。
 都教委は安易に「施設使用許可」を出したことに何の反省もしていません。
 住民は、電磁波の健康被害を学びました。住民の力で都内公立学校初の携帯基地局建設を止めた意義は重大。
 高井戸東コンテナ倉庫建設白紙撤回に続く住民の2連勝。次は政権交代です。
無所属区民派 けしば誠一 まっすぐ見て、まっすぐ伝えます
 事務所:〒180-0011杉並区梅里2-40-19-101
 ℡03-3315-3820 FAXO3-6273-7986
 Eメール:seiichi@koshiba-shinj.net

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