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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「君が代」不起立町議が京都弁護士会に人権救済申立

2017年11月16日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 ◆ 「君が代起立斉唱NO」井手町議が申立て (KBS京都)
 京都府井手町の町会議員が入学式などに来賓として出席する際、国歌斉唱で起立を求められるのは不当だとして京都弁護士会にきょう人権救済を申し立てました。
 人権救済を申し立てたのは、井手町の谷田みさお議員(59歳)です。谷田町議によりますと、先月、町内にある小中学校の校長と面会したところ、両校長から式典などの国歌斉唱時に起立しなければ来賓として招待しないなどと言われたということで、謝罪と発言の撤回を求めるとともに、憲法で保障された思想・良心の自由を侵害されたとして人権救済を申し立てたということです。
 大阪府では、公立学校の教職員に国歌の起立斉唱を義務づけた条例がありますが、京都府にはなく、国の学習指導要領の趣旨を踏まえ生徒と教職員には起立を求め、来賓には協力してもらう形になっているということです。
『KBS京都』(2017年11月13日)
https://www.kbs-kyoto.co.jp/contents/news/
 ◆ 国歌起立要求、思想の自由侵害と訴え 京都の町議 (京都新聞)
 小中学校の入学式や卒業式の国歌斉唱で起立を求める発言を議会などで受け、思想良心の自由が侵害されたとして、京都府井手町の谷田操町議(59)=共産=が13日、京都弁護士会人権擁護委員会に人権救済を申し立てた。
 申立書によると、今年9月の町議会一般質問の答弁で、松田定教育長が卒業式などの国歌斉唱の際に起立しない町議について「児童生徒への影響を憂慮する」などと発言。その後、同町の泉ケ丘中と多賀小の両校長に話し合いの場で「起立しなければ来賓として招待しない。起立してほしい」などと要求され、思想良心の自由や法の下の平等が侵害されたと訴えている。
 記者会見した谷田町議は「起立の意思を尋ねるのは思想調査。子どもたちに起立しない自由を説明できる学校現場であってほしい」と話した。
 泉ケ丘中の中田邦和校長は「起立しなかったらどうなるのかと尋ねられたので、案内状を出さない事も含め慎重に判断したいと伝えた」と話し、町教育委員会は「申立書の内容を把握していないのでコメントを差し控える」とした。
『京都新聞』(2017.11.14)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171114-00000001-kyt-soci
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