◆ 6/8大阪市会・教育子ども委員会の傍聴を!
大阪の会の伊賀です。
先月5月19日には大阪市会教育子ども委員会において、教科書アンケート疑惑の真相究明のための第三者委員会の設置を求める陳情書が採択されました。しかしその後、第三者委員会をどのような形で設置するのかはいまだ決まっていません。
そこで私たちは以下のような陳情書(真相究明に必要な情報を広く集め、客観的な真相究明ができるようにする)を提出いたしました。
6月8日(水)に午後1時からおこなわれる教育子ども委員会では、この陳情書が審議されます。各会派が多様な観点から真相究明のためには何が必要かを審議してくれますので、ぜひ傍聴をお願いいたします。
すでに大阪市教育委員会のHPに公表されていますが、教科書アンケート疑惑に対する市教委の「調査」はきわめておざなりなもので、「何の問題もなかった」という結論を導くために、あえて調査の対象を限定した意図的なものでした。
この市教委の「調査」の問題点を指摘した資料も添付しておりますので、合わせてご覧ください。
どのような教科書を採択するにしろ、採択の方法は公正公平でなければならず、市民の疑惑を招くようなものであってはならないと私たちは考えています。多くの皆さんの傍聴を呼びかけます。よろしくお願いいたします。
[陳情趣旨]
大阪市会教育こども委員会におかれましては、先の5月19日の会議において、私どもの「大阪市の育鵬社教科書採択にまつわる不正疑惑を調査する第三者委員会の設置を求める陳情書」(第65号)を採択していただき、誠にありがとうございました。
現在、その第三者委員会をどのような形で設置するか検討されていると思います。その場合、「全会派・市民が納得できる方をもって構成」してくださいと私どもが合わせてお願いした内容も実現していただけるものと確信しています。そして次の課題として、不正疑惑の調査が公正で客観的なものとなるよう、以下要請します。
5月19日の教育こども委員会で報告された市教委による調査がいかにずさんであったかは、当日の審議から明らかですが、あえてここで繰り返すならば、まず大阪市教委自身が隠し持っている重要な情報、たとえば、昨年8月5日の教育委員会会議の冒頭において、誰の指示により担当部長がアンケート数値を口頭発表したのか、今年3月23日の教育こども委員会で議員から厳しい追究があったにもかかわらず、ついに明らかにしませんでした。
さらに育鵬社への調査も、馳浩文部科学大臣が3月8日の記者会見において「育鵬社に対しては猛省を促したい…(大阪市)教育委員会から申し出などがあれば、育鵬社に対する事実関係の確認など、必要な対応をとることとしたい」と述べておられるにもかかわらず、その申し出をせず、市教委から育鵬社へ直接電話で問い合わせる程度のことしかしませんでした。
そして、不正な採択運動を行ったフジ住宅に対しては、すでに多数の資料が、関係者の手によって一般に公開されているにもかかわらず、まったく何の調査も行っていません。
したがって、やがて設置される第三者委員会におかれましては、こうしたやり方を改め、主体的で客観的な調査をしていただくため、大阪市教育委員会の内外から事実情報を可能な限り集めていただくことが鍵になると思います。
ただし、第三者委員会には強制捜査の権限までは存在しませんので、その限界を補うため、調査の開始にあたり、育鵬社の教科書採択に関する不正問題につき、教育委員会等の内部告発を含め、一定期間広く情報を求める趣旨を徹底していただき、ファックスやメール、電話、郵便などを受けつける態勢を冒頭の時期にとり、それらの情報を受け入れた上で、改めて主体的な判断へと移っていただきたいと思います。
[陳情項目]
http://www7b.biglobe.ne.jp/~text2015/
大阪の会の伊賀です。
先月5月19日には大阪市会教育子ども委員会において、教科書アンケート疑惑の真相究明のための第三者委員会の設置を求める陳情書が採択されました。しかしその後、第三者委員会をどのような形で設置するのかはいまだ決まっていません。
そこで私たちは以下のような陳情書(真相究明に必要な情報を広く集め、客観的な真相究明ができるようにする)を提出いたしました。
6月8日(水)に午後1時からおこなわれる教育子ども委員会では、この陳情書が審議されます。各会派が多様な観点から真相究明のためには何が必要かを審議してくれますので、ぜひ傍聴をお願いいたします。
すでに大阪市教育委員会のHPに公表されていますが、教科書アンケート疑惑に対する市教委の「調査」はきわめておざなりなもので、「何の問題もなかった」という結論を導くために、あえて調査の対象を限定した意図的なものでした。
この市教委の「調査」の問題点を指摘した資料も添付しておりますので、合わせてご覧ください。
どのような教科書を採択するにしろ、採択の方法は公正公平でなければならず、市民の疑惑を招くようなものであってはならないと私たちは考えています。多くの皆さんの傍聴を呼びかけます。よろしくお願いいたします。
■日時 6月8日(水)13:00*****************************
■場所 大阪市役所P1階傍聴受付
■傍聴受付 傍聴を希望する方は、12:30から先着順です。
◎ 大阪市の育鵬社教科書採択にまつわる不正
疑惑を調査する第三者委員会に関する陳情書
大阪市会議長 木下 誠様疑惑を調査する第三者委員会に関する陳情書
平成28年5月31日
子どもたちに渡すな!あぶない教科書 大阪の会 上杉聰
子どもたちに渡すな!あぶない教科書 大阪の会 上杉聰
[陳情趣旨]
大阪市会教育こども委員会におかれましては、先の5月19日の会議において、私どもの「大阪市の育鵬社教科書採択にまつわる不正疑惑を調査する第三者委員会の設置を求める陳情書」(第65号)を採択していただき、誠にありがとうございました。
現在、その第三者委員会をどのような形で設置するか検討されていると思います。その場合、「全会派・市民が納得できる方をもって構成」してくださいと私どもが合わせてお願いした内容も実現していただけるものと確信しています。そして次の課題として、不正疑惑の調査が公正で客観的なものとなるよう、以下要請します。
5月19日の教育こども委員会で報告された市教委による調査がいかにずさんであったかは、当日の審議から明らかですが、あえてここで繰り返すならば、まず大阪市教委自身が隠し持っている重要な情報、たとえば、昨年8月5日の教育委員会会議の冒頭において、誰の指示により担当部長がアンケート数値を口頭発表したのか、今年3月23日の教育こども委員会で議員から厳しい追究があったにもかかわらず、ついに明らかにしませんでした。
さらに育鵬社への調査も、馳浩文部科学大臣が3月8日の記者会見において「育鵬社に対しては猛省を促したい…(大阪市)教育委員会から申し出などがあれば、育鵬社に対する事実関係の確認など、必要な対応をとることとしたい」と述べておられるにもかかわらず、その申し出をせず、市教委から育鵬社へ直接電話で問い合わせる程度のことしかしませんでした。
そして、不正な採択運動を行ったフジ住宅に対しては、すでに多数の資料が、関係者の手によって一般に公開されているにもかかわらず、まったく何の調査も行っていません。
したがって、やがて設置される第三者委員会におかれましては、こうしたやり方を改め、主体的で客観的な調査をしていただくため、大阪市教育委員会の内外から事実情報を可能な限り集めていただくことが鍵になると思います。
ただし、第三者委員会には強制捜査の権限までは存在しませんので、その限界を補うため、調査の開始にあたり、育鵬社の教科書採択に関する不正問題につき、教育委員会等の内部告発を含め、一定期間広く情報を求める趣旨を徹底していただき、ファックスやメール、電話、郵便などを受けつける態勢を冒頭の時期にとり、それらの情報を受け入れた上で、改めて主体的な判断へと移っていただきたいと思います。
[陳情項目]
育鵬社教科書の採択疑惑に関する真相究明のための第三者委員会は、文部科学省をはじめ大阪市教育委員会や当該する関係各社・団体・個人に広く関連情報をもとめ、それらを受け入れる態勢を冒頭の一定期間とった上で本格的な調査を開始してください。『子どもたちに渡すな!あぶない教科書 大阪の会』
http://www7b.biglobe.ne.jp/~text2015/
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