パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「国会を包囲しよう!」(27)

2007年06月19日 | 平和憲法
<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」、・「新芽ML」、の渡部です。

 本日(6月18日)、包囲ネットでは、18時より国会前座り込みをし、その後(18時30分~19時30分)、教科書ネット21などが呼びかける国会前集会に合流しました。
 この集会には、東京教組、全教、千葉高教組、都高教、神奈川高教組などの仲間も、市民に混じって参加しました。(全体で230名の参加)

 集会冒頭の共産党・井上議員からの報告によると、<教育関連三(四?)法>については、明日(19日)、午前中(10時より12時)、参院文教科学委員会が開かれ、午後は13時15分から17時まで安倍首相も出席して再開され、14時からはTVも入れてやることになるようです。
 そして与党は、「明日の採決」を強調し、それに対し野党は、「応じられない」という態度を表明しているとのことです。
 したがって、明日は極めて重要な日になります。
 包囲ネットは12時より、国会前座り込みをします。


 他の団体や教組なども国会に駆けつけるようです。

 集会では、以下の方々の発言がありました。
 <池田香代子さん>
 <全教書記長・東森ざん>
 <多摩教組・長谷川さん>
 <弁護士・村田さん>
 <全国ネット・山田さん>
 <市民連絡会・長谷川さん>
 <被解雇者の会・平松さん>
 <バウネットジャパン・山口さん>
 <教科書ネット21・俵さん>

 いずれの発言も、教育三法の内容を糾弾し、教育三法を決して通してはならないという、熱のこもったものでした。
 なかでも特に、「教員免許法」の危険性についての意見が多くだされました。

・「教員を免許更新制で国家の意向に従うようにする」
・「更新講習を大学などで受けても、一定のガイドラインに沿って確認するのは任命権者だ。特定の教員排除、組合潰しのためだ」
・「更新講習会を毎年10万人30億円かけてやるという。教育現場を不信と競争の世界に変えて行く」
・「現場の教員が大量に免許講習会に駆り出されたら、どれほど混乱し、子どもに迷惑がかかるか。政府はそんなことは顧みない。政府は、教育は国家のもの、国家が教育をやる、と考えている。」
・「この4月一人の青年が夢をもって教育学部に入学した。しかし彼は果たして4年後教師の道を選べるのか。」

 まさしく、教育三法は、「民主教育」を破壊し、教育現場(地域も)を、市場原理による弱肉強食の世界に、「愛国心」イデオロギー注入の場に、そして教育産業による大きな市場に、(金儲けの場に)してしまうでしょう。
 そして、多くの子ども・保護者・教職員は、息もつけないような状況に追いやられるでしょう。

 明日は一人でも多く国会に駆けつけて下さい。

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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  http://kenken.cscblog.jp/
最新の国会情勢などを載せてあります。

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