◆ 明成社(高校「総合歴史」)を不採択に追い込もう!
中学校歴史教科書のやり直しに反対し、自由社・育鵬社を採択させない取り組みを!
1.安倍政権の作った新学習指導要領と検定基準によって高校教科書記述が後退
質問主意書⇒政府答弁書⇒※教科書検定基準⇒教科書記述の変更圧力
※検定基準の改悪
「『従軍慰安婦』という用語を用いることは誤解を招く」
「『募集』、『官斡旋』及び『徴用』による労務については、『強制労働』には該当しない」
・菅首相は「閣議決定に基づいた記述」を求め、萩生田文相も「今回の閣議決定で、今後記述がなくなっていくだろう」と教科書会社に圧力
<従軍慰安婦>4冊
清水書院『私たちの歴史総合』。
実教『詳述歴史総合』。
東書『詳解歴史総合』『新編歴史総合』
<強制連行、連行、強制労働>6冊
第一学習社『高等学校歴史総合』『新編歴史総合』。
東書『詳解歴史総合』。
実教『詳述歴史総合』『歴史総合』。
清水書院『私たちの歴史総合』
・高校を所管する都道府県教委などの政治介入に反対しよう。
3.明成社を不採択に追い込もう!
<明成社教科書とは?>
明成社の執筆者には「改憲」を強く唱える日本会議(日本最大の右翼団体)と関係の深い学者が多く、筆頭執筆者の伊藤隆氏は育鵬社教科書の執筆者。
明成社の最大の特徴は、不都合なことは書かず、都合の良いことだけを書いて、生徒に“日本はすばらしい国だ”と思わせ、「愛国心」を刷り込もうとするところにある。
しかし、このような「愛国心」は独善的で、国際社会では通用しない。
<採択のやり直しとは?>
2021年3月の自由社の検定合格を受けた文科省通知
「採択替えを行うことも可能」
「採択替えを行なうか否かは採択権者の判断による」
<自由社教科書とは?>
◆日本を「すごい国」と印象付けるために、都合の悪いことは書かないのが最大の特徴。
中学校歴史教科書のやり直しに反対し、自由社・育鵬社を採択させない取り組みを!
子どもたちに渡すな!あぶない教科書大阪の会 伊賀正浩
1.安倍政権の作った新学習指導要領と検定基準によって高校教科書記述が後退
・政府見解の徹底による統制。領土問題と戦後補償問題で顕著。2.「従軍慰安婦」「強制連行」「強制労働」記述に対する新たな政治介入に反対しよう!
・侵略と植民地支配の記述の後退。
日本軍「慰安婦」記述の減少と強制性の一層曖昧化。
「植民地支配」を「対外進出」と記述。
日露戦争の美化。「民族独立運動に大きな刺激を与えた」等。
・新教科「公共」では、日本国憲法の三大原理ではなく、「正義」「構成」「幸福」を「基本原理」に。
質問主意書⇒政府答弁書⇒※教科書検定基準⇒教科書記述の変更圧力
※検定基準の改悪
2014年1月 ①未確定事象を断定的に記述しないこと・馬場議員(日本維新の会)の質問主意書に対する政府答弁書
②通説的な見解がない数字などはそのことを明記
③政府の統一見解や最高裁判例などを反映
2018年「多様な見解のある社会的事象の取り上げ方に不適切なところがなく」
「新学習指導要領で示された項目について、・・すべて取り上げ」
「『従軍慰安婦』という用語を用いることは誤解を招く」
「『募集』、『官斡旋』及び『徴用』による労務については、『強制労働』には該当しない」
・菅首相は「閣議決定に基づいた記述」を求め、萩生田文相も「今回の閣議決定で、今後記述がなくなっていくだろう」と教科書会社に圧力
<従軍慰安婦>4冊
清水書院『私たちの歴史総合』。
実教『詳述歴史総合』。
東書『詳解歴史総合』『新編歴史総合』
<強制連行、連行、強制労働>6冊
第一学習社『高等学校歴史総合』『新編歴史総合』。
東書『詳解歴史総合』。
実教『詳述歴史総合』『歴史総合』。
清水書院『私たちの歴史総合』
・高校を所管する都道府県教委などの政治介入に反対しよう。
3.明成社を不採択に追い込もう!
<明成社教科書とは?>
明成社の執筆者には「改憲」を強く唱える日本会議(日本最大の右翼団体)と関係の深い学者が多く、筆頭執筆者の伊藤隆氏は育鵬社教科書の執筆者。
明成社の最大の特徴は、不都合なことは書かず、都合の良いことだけを書いて、生徒に“日本はすばらしい国だ”と思わせ、「愛国心」を刷り込もうとするところにある。
しかし、このような「愛国心」は独善的で、国際社会では通用しない。
・アジア太平洋地域への侵略戦争を、「日華事変」「大東亜戦争」(注釈の中で)と記述し、”アジアの植民地解放の戦争”だったと印象付ける。4.中学歴史教科書のやり直しに乗じた自由社・育鵬社の採択に反対しよう!
・「韓国併合」での朝鮮植民地支配の実態には全く触れず、「世界に影響を与えた日露戦争の勝利」という特設ページを組み、「同じ有色民族による日露戦争の勝利は、列強の圧迫や植民地支配に苦しんでいたアジア・アフリカの民族に独立への希望を与え」たと記述。
・関東大震災で起きた朝鮮人・中国人の虐殺は書かない。
・沖縄戦の記述に関しては、「一中健児之塔」を「顕彰碑」と記述し学徒の戦死を美化。さらに、ひめゆり学徒隊を「ひめゆり部隊」、男子生徒が「勇戦」とも記述。
<採択のやり直しとは?>
2021年3月の自由社の検定合格を受けた文科省通知
「採択替えを行うことも可能」
「採択替えを行なうか否かは採択権者の判断による」
<自由社教科書とは?>
◆日本を「すごい国」と印象付けるために、都合の悪いことは書かないのが最大の特徴。
(1)神話の扱いが突出して大きい。「神々の系図」まで掲載し、神話の神武天皇が天皇の始まりであるかのように記述。生徒に神話と史実を混同させる。◆人権侵害記述が満載。
(2)日露戦争で日本が勝利したことに、ネルーが勇気づけられたと記述。しかし、ネルーはその後の韓国併合によって、日本も西欧列強と同じだと語ったことについては書かない。
(3)日中戦争の初期に、日本軍が南京で多くの中国人を殺害したことは書かず、通州で日本人が殺害されたことだけを書いている。
(1)明治初期の「琉球処分」を「一種の『奴隷解放』だった」と美化して記述。<7月から8月の教育委員会議に注目を!>
(2)「人権侵害」としてすでに廃止された「北海道旧土人保護法」を、明治政府がアイヌを保護するための法律だったと記述。アイヌ文化を破壊し、アイヌの土地を奪ったことを、すべてアイヌの慣習のせいであったかのように書いている。
(3)「創氏改名」は強制ではなかったと強調。もともと「創氏改名」は、皇民化のために日本が植民地朝鮮に日本式の家族制度を持ち込んだもの。改名しない朝鮮人には様々な不利益・差別があり、事実上の強制であったことには触れない。
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