▼ 製茶からセシウム 都立農業高が栽培、全量廃棄へ
都教育庁都立学校教育部は13日、府中市寿町の都立農業高校が栽培している茶畑で摘んだ茶葉の製茶から、国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える1560ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。該当の製茶約55キロはすべて同校の製茶工場で保管しており、出荷はしていない。また、生徒や職員も摂取しておらず、廃棄処分する予定という。
同部によると、茶摘みは、同市晴見町にある茶畑で5月10日に実施。同校食品科学科全生徒109人と、保護者ら89人が参加した。同校は製茶の販売と保護者へ配布する予定だったが、いずれも取りやめた。
また同校は、7月5日に摘んだ二番茶の生茶も検査したが、暫定規制値を下回る158ベクレルだった。【柳澤一男】
『毎日新聞』(2011/7/14〔都内版〕)
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20110714ddlk13040242000c.html
▼ 都立農業高等学校の生産物から、規制値上回るセシウムが検出
放射性物質検査結果(検査機関:財団法人日本食品分析センター)
東京都教育庁は13日、都立農業高等学校(府中市寿町)における生産品(生茶・製茶)から、食品衛生法の暫定規制値を上回る放射性セシウムが、一部検出されたことを公表した。
都立農業高等学校の食品科学科では、学習活動の一環として、茶の栽培から加工まで実施し、例年、製茶の販売を行っている。そして今年度、福島第一原子力発電所事故を受け、生茶・製茶飲料・製茶について、放射性物質検査を専門機関に依頼したところ、一番茶生茶および一番茶製茶について、食品衛生法の暫定規制値を超える放射性セシウムが検出された。なお同時に検査された製茶飲料および追加検査した二番茶生茶については、暫定規制値を下回った。
この茶葉は、農業高校雨久保農場(府中市晴見町)で栽培されていたもので、5月10日に生徒および保護者等により茶摘みされた。5月25日に一番茶生茶・製茶飲料、6月17日に一番茶製茶、7月5日に二番茶生茶の検査を、日本食品分析センターに委託した。その結果、一番茶生茶から520ベクレル/キログラムのセシウムが、一番茶製茶から1,560ベクレル/キログラムのセシウムが検出された。食品衛生法の暫定規制値は500ベクレル/キログラム。
同校では検査結果を受け、製茶の販売を行わないとともに、食品科学科の生徒および茶摘みに参加した保護者等への配布も取りやめたとしている。現在、製茶製品はすべて同校製茶工場で保管しており、今後適切に処分される予定。
同校農場の空間放射線量の測定結果や、実際に行った茶摘み等の作業時間から推定すると、作業者らに健康被害の可能性はないとのこと。また府中市内には、茶を生産・出荷している農家はないため、同種生産品を消費者が口にする可能性もないという。東京都は、都内産農林水産物について、「産業労働局が放射性物質検査を行っており、現在すべて暫定規制値を下回っており、農林水産物の安全性は確認されている」としている。
《冨岡晶》
『RBB TODAY』(2011年7月13日)
http://www.rbbtoday.com/article/2011/07/13/78915.html
都教育庁都立学校教育部は13日、府中市寿町の都立農業高校が栽培している茶畑で摘んだ茶葉の製茶から、国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える1560ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。該当の製茶約55キロはすべて同校の製茶工場で保管しており、出荷はしていない。また、生徒や職員も摂取しておらず、廃棄処分する予定という。
同部によると、茶摘みは、同市晴見町にある茶畑で5月10日に実施。同校食品科学科全生徒109人と、保護者ら89人が参加した。同校は製茶の販売と保護者へ配布する予定だったが、いずれも取りやめた。
また同校は、7月5日に摘んだ二番茶の生茶も検査したが、暫定規制値を下回る158ベクレルだった。【柳澤一男】
『毎日新聞』(2011/7/14〔都内版〕)
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20110714ddlk13040242000c.html
▼ 都立農業高等学校の生産物から、規制値上回るセシウムが検出
放射性物質検査結果(検査機関:財団法人日本食品分析センター)
東京都教育庁は13日、都立農業高等学校(府中市寿町)における生産品(生茶・製茶)から、食品衛生法の暫定規制値を上回る放射性セシウムが、一部検出されたことを公表した。
都立農業高等学校の食品科学科では、学習活動の一環として、茶の栽培から加工まで実施し、例年、製茶の販売を行っている。そして今年度、福島第一原子力発電所事故を受け、生茶・製茶飲料・製茶について、放射性物質検査を専門機関に依頼したところ、一番茶生茶および一番茶製茶について、食品衛生法の暫定規制値を超える放射性セシウムが検出された。なお同時に検査された製茶飲料および追加検査した二番茶生茶については、暫定規制値を下回った。
この茶葉は、農業高校雨久保農場(府中市晴見町)で栽培されていたもので、5月10日に生徒および保護者等により茶摘みされた。5月25日に一番茶生茶・製茶飲料、6月17日に一番茶製茶、7月5日に二番茶生茶の検査を、日本食品分析センターに委託した。その結果、一番茶生茶から520ベクレル/キログラムのセシウムが、一番茶製茶から1,560ベクレル/キログラムのセシウムが検出された。食品衛生法の暫定規制値は500ベクレル/キログラム。
同校では検査結果を受け、製茶の販売を行わないとともに、食品科学科の生徒および茶摘みに参加した保護者等への配布も取りやめたとしている。現在、製茶製品はすべて同校製茶工場で保管しており、今後適切に処分される予定。
同校農場の空間放射線量の測定結果や、実際に行った茶摘み等の作業時間から推定すると、作業者らに健康被害の可能性はないとのこと。また府中市内には、茶を生産・出荷している農家はないため、同種生産品を消費者が口にする可能性もないという。東京都は、都内産農林水産物について、「産業労働局が放射性物質検査を行っており、現在すべて暫定規制値を下回っており、農林水産物の安全性は確認されている」としている。
《冨岡晶》
『RBB TODAY』(2011年7月13日)
http://www.rbbtoday.com/article/2011/07/13/78915.html
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