<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」・「新芽ML」の渡部です。
本日(7月21日)、炎天下の中、「再発防止研修抗議・該当者支援行動」が行われました。
今回の該当者は、この春の卒・入学式での「君が代」不起立などの被処分者延べ7名のうち、退職者を除く4名(戒告1名、減給3名。いずれも都立高教員)でした。
これに対し、早朝から都高教の組合員らが、会場近くの水道橋駅前で、<都教委の「再発防止研修」に抗議する!>というチラシを撒きました。
また、会場となった都教職員研修センター前には50名以上の支援者が集まり、シュプレヒコールを繰り返し、「都高教」と「被処分者の会」からは都教委に対する抗議声明が読み上げられました。
「加藤弁護士猛抗議!」 《撮影:平田 泉》
「被処分者の会」の声明には、次のようなことも述べてありました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「都教委はこれまで毎年『再発防止研修』をくり返してきたのみならず、今回の『研修』実施に先立って減給処分を受けた教職員らに『受講前報告書』の事前提出を義務付けている。
この内容は、
①服務事故を起すに至った状況を振り返り、その原因・理由について記述する。
②服務事故を起したときの気持ちはどのようであったか、その時の気持ちを記述する。
③起した服務事故に対して、現在の気持ちや考えを記述する。
というもので、明らかに・・東京地裁決定(2004年7月)(*)に反している。本件被処分者に対して上記の記述を強制することは『思想・良心の自由』を侵害するものであり到底許されない。」
(*)「繰り返し同一内容の研修を受けさせ、自己の非を認めさせようとするなど、公務員個人の内心の自由に踏み込み、著しい精神的苦痛を与える程度に至るものであれば、そのような研修や研修命令は合理的に許容される範囲を超えるものとして違憲違法の問題を生じる可能性があるといわなければならない。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「再発防止研修」は、以下の時間帯・内容でした。
(戒告処分者1名) 9時30分~11時20分
・全体研修(講義「地方公務員法」)と受講報告書作成
(減給者3名) 9時30分~12時15分
・全体研修(戒告者と同じ) 9時30分~11時20分
・個別研修(説諭・服務指導)と受講報告書作成 11時20分~12時15分
しかしこれだけでは終わりません。
さらに、被処分者のいる学校の校長は、8月末に「校内研修実施計画」(全体研修・グループ研修・個別研修の計画)を都教委に提出することになっています。
また都教委は、10月までに、再発防止研修受講者全員の「研修状況報告書」を提出するよう校長に求めています。
被処分者が出ると「学校全体の連帯責任」にし、「みんなが迷惑する」仕組みを作っています。
これが集団的な思想統制、イジメの構図でなくて何でしょうか。
再発防止研修から出てきた<Iさん>は次のように述べました。
「名ばかりの研修だ。講師は時間が来るまでノルマのように言うのみだ。
個別研修では質問をしても受け付けず、『話を聞いて下さい』と言って形式的な資料の説明を続けた。
地公法について言えば、前のセンター長の近藤精一は増田都子さんの件で個人情報を漏洩したことが最高裁判所で断罪されたにもかかわらず、都教委からは何らの処分もされず、某大学で学生達に教えている。」
http://www.u-gakugei.ac.jp/~graduate/kyosyoku/a_about/04organization.html#kondo
また<Tさん>は次のように述べました。
「支援者の方々に待っていて頂き嬉しい。彼らは法令というが、(職務命令・処分は違憲違法と断じた)『9・21判決』にも係らずそれを無視して強制・処分を続けた。都教委の役人はみな『上か言われたから』とか責任逃ればかりを言っている。誰がどうこの責任を取るつもりなのか。実際研修を受けさせられると、不愉快・苦痛だ。」
今回は7回目の抗議・支援行動でしたが、私たちの「8・28都教委包囲行動」も7回目になります。
今回の新宿繁華街デモは、石原・都教委に退場のレッドカードを突きつける賑やかなデモにしたいと考えています。
当日は、鳴り物・プラカード・ゼッケン・横断幕など持ち寄って下さい。
26日夕方には新宿繁華街実地調査をします。
**********************************************::
<当面の「日・君」関係裁判などの予定>
7月26日(月) 義務制・米山さん 第7回裁判
15:30~ 631号
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以下は<上告審対策チーム>の取り組みです。
<各界共同アピール> 6月2日までに62名から応諾の回答
<最高裁あて署名活動> 10万筆目標
<全国集会> 8月20日 全国原告団学習交流会
10月23日18:15~ 全国集会 (星陵会館)
<100万円カンパ活動>
=======================
『8・28都教委包囲行動』
(主催:都教委包囲首都圏ネットワーク)
<8月28日(土)>
・14:00~新宿駅周辺での街頭宣伝と署名活動
・15:00~新宿繁華街デモ
・16:00~都庁第二庁舎前抗議行動(都庁は休みですがやります)
<8月30日(月)>
・15:00~都教委への要請行動(8月28日にも集約します)
(スローガン)
・10・23通達撤回! ・「君が代」処分撤回 ・裁判闘争に勝利しよう!
・分限免職を許すな! ・業績評価・成果主義反対!
・主幹・主任教諭制反対! ・石原は即刻辞任しろ!
*********************************************************
「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://kenken.cscblog.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」・「新芽ML」の渡部です。
本日(7月21日)、炎天下の中、「再発防止研修抗議・該当者支援行動」が行われました。
今回の該当者は、この春の卒・入学式での「君が代」不起立などの被処分者延べ7名のうち、退職者を除く4名(戒告1名、減給3名。いずれも都立高教員)でした。
これに対し、早朝から都高教の組合員らが、会場近くの水道橋駅前で、<都教委の「再発防止研修」に抗議する!>というチラシを撒きました。
また、会場となった都教職員研修センター前には50名以上の支援者が集まり、シュプレヒコールを繰り返し、「都高教」と「被処分者の会」からは都教委に対する抗議声明が読み上げられました。
「加藤弁護士猛抗議!」 《撮影:平田 泉》
「被処分者の会」の声明には、次のようなことも述べてありました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「都教委はこれまで毎年『再発防止研修』をくり返してきたのみならず、今回の『研修』実施に先立って減給処分を受けた教職員らに『受講前報告書』の事前提出を義務付けている。
この内容は、
①服務事故を起すに至った状況を振り返り、その原因・理由について記述する。
②服務事故を起したときの気持ちはどのようであったか、その時の気持ちを記述する。
③起した服務事故に対して、現在の気持ちや考えを記述する。
というもので、明らかに・・東京地裁決定(2004年7月)(*)に反している。本件被処分者に対して上記の記述を強制することは『思想・良心の自由』を侵害するものであり到底許されない。」
(*)「繰り返し同一内容の研修を受けさせ、自己の非を認めさせようとするなど、公務員個人の内心の自由に踏み込み、著しい精神的苦痛を与える程度に至るものであれば、そのような研修や研修命令は合理的に許容される範囲を超えるものとして違憲違法の問題を生じる可能性があるといわなければならない。」
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「再発防止研修」は、以下の時間帯・内容でした。
(戒告処分者1名) 9時30分~11時20分
・全体研修(講義「地方公務員法」)と受講報告書作成
(減給者3名) 9時30分~12時15分
・全体研修(戒告者と同じ) 9時30分~11時20分
・個別研修(説諭・服務指導)と受講報告書作成 11時20分~12時15分
しかしこれだけでは終わりません。
さらに、被処分者のいる学校の校長は、8月末に「校内研修実施計画」(全体研修・グループ研修・個別研修の計画)を都教委に提出することになっています。
また都教委は、10月までに、再発防止研修受講者全員の「研修状況報告書」を提出するよう校長に求めています。
被処分者が出ると「学校全体の連帯責任」にし、「みんなが迷惑する」仕組みを作っています。
これが集団的な思想統制、イジメの構図でなくて何でしょうか。
再発防止研修から出てきた<Iさん>は次のように述べました。
「名ばかりの研修だ。講師は時間が来るまでノルマのように言うのみだ。
個別研修では質問をしても受け付けず、『話を聞いて下さい』と言って形式的な資料の説明を続けた。
地公法について言えば、前のセンター長の近藤精一は増田都子さんの件で個人情報を漏洩したことが最高裁判所で断罪されたにもかかわらず、都教委からは何らの処分もされず、某大学で学生達に教えている。」
http://www.u-gakugei.ac.jp/~graduate/kyosyoku/a_about/04organization.html#kondo
また<Tさん>は次のように述べました。
「支援者の方々に待っていて頂き嬉しい。彼らは法令というが、(職務命令・処分は違憲違法と断じた)『9・21判決』にも係らずそれを無視して強制・処分を続けた。都教委の役人はみな『上か言われたから』とか責任逃ればかりを言っている。誰がどうこの責任を取るつもりなのか。実際研修を受けさせられると、不愉快・苦痛だ。」
今回は7回目の抗議・支援行動でしたが、私たちの「8・28都教委包囲行動」も7回目になります。
今回の新宿繁華街デモは、石原・都教委に退場のレッドカードを突きつける賑やかなデモにしたいと考えています。
当日は、鳴り物・プラカード・ゼッケン・横断幕など持ち寄って下さい。
26日夕方には新宿繁華街実地調査をします。
**********************************************::
<当面の「日・君」関係裁判などの予定>
7月26日(月) 義務制・米山さん 第7回裁判
15:30~ 631号
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以下は<上告審対策チーム>の取り組みです。
<各界共同アピール> 6月2日までに62名から応諾の回答
<最高裁あて署名活動> 10万筆目標
<全国集会> 8月20日 全国原告団学習交流会
10月23日18:15~ 全国集会 (星陵会館)
<100万円カンパ活動>
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『8・28都教委包囲行動』
(主催:都教委包囲首都圏ネットワーク)
<8月28日(土)>
・14:00~新宿駅周辺での街頭宣伝と署名活動
・15:00~新宿繁華街デモ
・16:00~都庁第二庁舎前抗議行動(都庁は休みですがやります)
<8月30日(月)>
・15:00~都教委への要請行動(8月28日にも集約します)
(スローガン)
・10・23通達撤回! ・「君が代」処分撤回 ・裁判闘争に勝利しよう!
・分限免職を許すな! ・業績評価・成果主義反対!
・主幹・主任教諭制反対! ・石原は即刻辞任しろ!
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