▲ One for all ! All for one ! (35)
<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「新芽(germinal)ML」の渡部です。
『前回のメールの訂正です』
<FTA・TPPなどのブロック経済の形成(IMFの機能麻痺)>という部分のIMFは誤りで、(WTO(世界貿易機関)の機能麻痺)でした。なおWTOはブロック経済を防ぐために作られました。
本日(3月8日)は多くの高校の卒業式が重なりました。
報告がいくつか入ってきていますが、今回はまず、特に今年度の情勢を表していると思われるものを、二つ紹介します。(すでに流れているものもありますが、重複ご容赦下さい)
一つは<永山高校>に現れた露骨な肖像権違反とストーカーまがいの公安警察です。
マスコミでは『警察が肖像権侵害とストーカー!』として扱わないでしょうか。
以下のようなことがまかり通るならば、日本は「ブラック企業」ならぬ「ブラック社会」になってしまいます。
<永山高校>
元東京教組委員長のSさんと2人でまきました(毎年一緒にまいていた都高教の仲間のOさんが昨年鬼籍に入られたので今回Sさんにお願いしました)。
8時30分前頃からまいたのですが、小太りの教員らしい(?)人物が登校してきましたのでまきました。後で分かったのですが、この人物は公安でした。
校門には、「校門警備」の腕章をつけた教員が3~4人で門の中にいました。
ビラをまき始めて10分ほどして、カメラを持った人物(大きなマスクで顔が分かりづらい)が盛んに撮影を始めました。非常に露骨な撮影の仕方でパチパチでした。
先ほどの小太りの人物が近づいてきて、「つきまとうな」「交通のじゃまをするな」と言ってきました。そして「おまえは誰だ」と言ってきたので、「市民だ」と言ったら、へへら笑いで「何が市民だ」と応えてきた。
あまりにもしつこい写真の撮り方だったので、マスクの男に「人の写真を勝手にとって、名前をなのれ」と言ったところ後ろをむいて黙示。
そこで「名乗れ」と繰り返すと逃げるので、少し追い回した。
しばらくすると今度は管理職らしいい人物が来て、「ここからこっちは学校の敷地だから入るな」と言ってきた。2人の公安は少し離れたところで監視していた。
そこでSさんに「何かあったら現行犯逮捕の体制のようだから注意をしましょう」と申し合わせました。
手を出し、受け取りの意思を表明した生徒や保護者にのみ配布しました。指定された敷地内にも足を入れないように注意をしました。とにかく2人の公安が虎視眈々とねらっていましたので注意しました。
保護者も生徒も「おめでとうございます」と声をかける時には受け取りが良くなりました。
校門の中では箱が置かれ、ビラの回収が行われていました。
約200枚ほどをまきました。
10時が過ぎましたので、2人で「終わりましょう」と声をかけて終了しました。
ところが、これからでした。この2人の公安が後をつけてきたのです。
「何で後をつけるのだ」と抗議しましたが、「歩いてるだけだ。何がいけないのだ」と言い返してきました。
角を曲がってもついてきました。バス停までも行ってもまだついてきました。
途中に私の自宅があったのですが、そのままに通り過ぎてクネクネ曲がったのですが、どこまでもついてきました。
バス停でバスを待っていたのですが、その近くで監視していました。
そこでタクシーに乗り、駅まで行ったのですが、これでようやくつきまといがなくなりました。
これが安倍政権の言う、「学校と警察の連携」の正体であります。
警察監視国家の正体です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
二つ目は生徒に現れた「乱暴な少国民化」についてです。
すでに前にも根津さんから、ビラまきの時に生徒が校舎の窓から彼女に対して、「非国民」と言ったという報告がありましたが、それに近いことを私も<松原高校>で体験しました。
<松原高校>
8時からチラシを撒き始めると副校長が出てきた。
「交通も多いので事故に気をつけてください。」と言うので、
「わかりました。私も事故が起きないように見ていますよ。日本社会も危なくなってきましたね。生徒たちが心配です。」と言ってチラシを撒いていた。
生徒たち(卒業生240名、在校生は自主参加)の受け取りは良い。
しばらくして、私のチラシを受け取った生徒のうち一人が出てきて、「ここで撒くな。」と言ってきた。
そうして私の手からチラシをひったくり破いた。
私が「どうして行けないのか。私はチラシをまく権利があるし、ここは公道だ。」というと、
「日本は大昔から天皇が治めてきたんだ。」と言うので、
「戦前はそうだが戦後は変わったのだ」と言うと、
「変わっていない。戦後も象徴としてずーっと天皇がいるのだ。」と言う。
さらに、別のチラシもひったくり破ろうとした。
そこに警備の教員や副校長も出てきて、彼を止めようとした。
すると彼は、警備の教員にも「お前は日教組だろう。こんなことをしているから投票率が下がるんだ」と文句を言い、チラシをひったくり、破り、靴で踏みつけて、校舎の中に入っていった。
しかし、その後も生徒や保護者たちの受け取りはよく、計290枚撒いた。
警察はパトカーが一台通り過ぎて行っただけだった。
戦前、大人より若者の方が戦争に熱狂していった。
その挙句多くの若者が犠牲になった。
その大きな理由は教育にあった。
今また同じような状況に日本社会は近づいている。
しかし、次のような見方もある。
歴史は繰り返す。
されど一度目は悲劇、二度目は喜劇。
それは歴史が過去に朗らかに別れを告げるため。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
すでに大阪の不起立者の情報が流れていますが、東京でも不起立者は、すでに昨年度の卒業式の数(3人)を上回っています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以下は北九州から送られてきたメールです。
その中に、
<市教委の方が、「教育は国のために行う」「国の繁栄のため」ときっぱりと言ってのけました。>という部分があります。
ここにも現在の日本の社会と教育の情勢が反映しています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いつも情報をありがとうございます。
北九州市民運動連絡会議は20年ほど前から、毎年2月末から3月のはじめくらいに「君が代」問題で市教委への申し入れ行動をしています。
要求の中心は、違憲違法な「4点指導」を止めよ、というもので、市教委の回答は、毎年、毎年、「学習指導要領に基づいてやっている」の一点張りで、年中行事化しているきらいがありますが、続けています。
今年も3月4日に行いましたが、今回は特記事項があります。
市教委と市民とのやりとりの流れの中で、教育そのものの考えを問う展開があり、答弁していた市教委の方が、「教育は国のために行う」「国の繁栄のため」ときっぱりと言ってのけました。
教育委員会「指導部」のトップの発言です。教育委員会がどのような状況であるのかを示していると思われます。この国の流れをよく反映しています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*********************************************************
この「One for All ! All for one !」のメールは、この春の東京都の入学式でたった一人の被処分者になった田中聡史さんの闘いを支援し、処分を食い止めるためのものです。
11月7日の東京高裁判決は田中さんにも有利に働くと思います。
(第二次安倍内閣の右翼反動ぶりが気になりますが)
*********************************************************
「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「新芽(germinal)ML」の渡部です。
『前回のメールの訂正です』
<FTA・TPPなどのブロック経済の形成(IMFの機能麻痺)>という部分のIMFは誤りで、(WTO(世界貿易機関)の機能麻痺)でした。なおWTOはブロック経済を防ぐために作られました。
本日(3月8日)は多くの高校の卒業式が重なりました。
報告がいくつか入ってきていますが、今回はまず、特に今年度の情勢を表していると思われるものを、二つ紹介します。(すでに流れているものもありますが、重複ご容赦下さい)
一つは<永山高校>に現れた露骨な肖像権違反とストーカーまがいの公安警察です。
マスコミでは『警察が肖像権侵害とストーカー!』として扱わないでしょうか。
以下のようなことがまかり通るならば、日本は「ブラック企業」ならぬ「ブラック社会」になってしまいます。
<永山高校>
元東京教組委員長のSさんと2人でまきました(毎年一緒にまいていた都高教の仲間のOさんが昨年鬼籍に入られたので今回Sさんにお願いしました)。
8時30分前頃からまいたのですが、小太りの教員らしい(?)人物が登校してきましたのでまきました。後で分かったのですが、この人物は公安でした。
校門には、「校門警備」の腕章をつけた教員が3~4人で門の中にいました。
ビラをまき始めて10分ほどして、カメラを持った人物(大きなマスクで顔が分かりづらい)が盛んに撮影を始めました。非常に露骨な撮影の仕方でパチパチでした。
先ほどの小太りの人物が近づいてきて、「つきまとうな」「交通のじゃまをするな」と言ってきました。そして「おまえは誰だ」と言ってきたので、「市民だ」と言ったら、へへら笑いで「何が市民だ」と応えてきた。
あまりにもしつこい写真の撮り方だったので、マスクの男に「人の写真を勝手にとって、名前をなのれ」と言ったところ後ろをむいて黙示。
そこで「名乗れ」と繰り返すと逃げるので、少し追い回した。
しばらくすると今度は管理職らしいい人物が来て、「ここからこっちは学校の敷地だから入るな」と言ってきた。2人の公安は少し離れたところで監視していた。
そこでSさんに「何かあったら現行犯逮捕の体制のようだから注意をしましょう」と申し合わせました。
手を出し、受け取りの意思を表明した生徒や保護者にのみ配布しました。指定された敷地内にも足を入れないように注意をしました。とにかく2人の公安が虎視眈々とねらっていましたので注意しました。
保護者も生徒も「おめでとうございます」と声をかける時には受け取りが良くなりました。
校門の中では箱が置かれ、ビラの回収が行われていました。
約200枚ほどをまきました。
10時が過ぎましたので、2人で「終わりましょう」と声をかけて終了しました。
ところが、これからでした。この2人の公安が後をつけてきたのです。
「何で後をつけるのだ」と抗議しましたが、「歩いてるだけだ。何がいけないのだ」と言い返してきました。
角を曲がってもついてきました。バス停までも行ってもまだついてきました。
途中に私の自宅があったのですが、そのままに通り過ぎてクネクネ曲がったのですが、どこまでもついてきました。
バス停でバスを待っていたのですが、その近くで監視していました。
そこでタクシーに乗り、駅まで行ったのですが、これでようやくつきまといがなくなりました。
これが安倍政権の言う、「学校と警察の連携」の正体であります。
警察監視国家の正体です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
二つ目は生徒に現れた「乱暴な少国民化」についてです。
すでに前にも根津さんから、ビラまきの時に生徒が校舎の窓から彼女に対して、「非国民」と言ったという報告がありましたが、それに近いことを私も<松原高校>で体験しました。
<松原高校>
8時からチラシを撒き始めると副校長が出てきた。
「交通も多いので事故に気をつけてください。」と言うので、
「わかりました。私も事故が起きないように見ていますよ。日本社会も危なくなってきましたね。生徒たちが心配です。」と言ってチラシを撒いていた。
生徒たち(卒業生240名、在校生は自主参加)の受け取りは良い。
しばらくして、私のチラシを受け取った生徒のうち一人が出てきて、「ここで撒くな。」と言ってきた。
そうして私の手からチラシをひったくり破いた。
私が「どうして行けないのか。私はチラシをまく権利があるし、ここは公道だ。」というと、
「日本は大昔から天皇が治めてきたんだ。」と言うので、
「戦前はそうだが戦後は変わったのだ」と言うと、
「変わっていない。戦後も象徴としてずーっと天皇がいるのだ。」と言う。
さらに、別のチラシもひったくり破ろうとした。
そこに警備の教員や副校長も出てきて、彼を止めようとした。
すると彼は、警備の教員にも「お前は日教組だろう。こんなことをしているから投票率が下がるんだ」と文句を言い、チラシをひったくり、破り、靴で踏みつけて、校舎の中に入っていった。
しかし、その後も生徒や保護者たちの受け取りはよく、計290枚撒いた。
警察はパトカーが一台通り過ぎて行っただけだった。
戦前、大人より若者の方が戦争に熱狂していった。
その挙句多くの若者が犠牲になった。
その大きな理由は教育にあった。
今また同じような状況に日本社会は近づいている。
しかし、次のような見方もある。
歴史は繰り返す。
されど一度目は悲劇、二度目は喜劇。
それは歴史が過去に朗らかに別れを告げるため。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
すでに大阪の不起立者の情報が流れていますが、東京でも不起立者は、すでに昨年度の卒業式の数(3人)を上回っています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以下は北九州から送られてきたメールです。
その中に、
<市教委の方が、「教育は国のために行う」「国の繁栄のため」ときっぱりと言ってのけました。>という部分があります。
ここにも現在の日本の社会と教育の情勢が反映しています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いつも情報をありがとうございます。
北九州市民運動連絡会議は20年ほど前から、毎年2月末から3月のはじめくらいに「君が代」問題で市教委への申し入れ行動をしています。
要求の中心は、違憲違法な「4点指導」を止めよ、というもので、市教委の回答は、毎年、毎年、「学習指導要領に基づいてやっている」の一点張りで、年中行事化しているきらいがありますが、続けています。
今年も3月4日に行いましたが、今回は特記事項があります。
市教委と市民とのやりとりの流れの中で、教育そのものの考えを問う展開があり、答弁していた市教委の方が、「教育は国のために行う」「国の繁栄のため」ときっぱりと言ってのけました。
教育委員会「指導部」のトップの発言です。教育委員会がどのような状況であるのかを示していると思われます。この国の流れをよく反映しています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*********************************************************
この「One for All ! All for one !」のメールは、この春の東京都の入学式でたった一人の被処分者になった田中聡史さんの闘いを支援し、処分を食い止めるためのものです。
11月7日の東京高裁判決は田中さんにも有利に働くと思います。
(第二次安倍内閣の右翼反動ぶりが気になりますが)
*********************************************************
「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます