<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」・「新芽ML」の渡部です。
しばらくご無沙汰しました。
本日(8月20日)、東京にて、『全国「日の丸・君が代」裁判原告団 学習・交流会』が開かれました。
「8・20集会」 《撮影:平田 泉》
交流会には、弁護士も含め、<大阪><新潟><神奈川><北海道><東京>から100人余りが集まり、会は次のような日程で進められました。
(午前)(1)全国・東京の各団体からの報告
(午後)(2)午前の報告に対する質疑
(3)討論
①攻撃の状況と闘いの現段階
②訴訟と判決の分析と課題
③今後の全国的な闘いの課題
(1)全国・東京の各団体からの報告では、各地での具体的な状況が豊かに語られました。
ここでそれを詳しく紹介できないのが残念です。その項目だけでも紹介します。
<大阪>(3団体から)
・東寝屋川高校卒業式「職務命令」と「戒告処分」について
・「大阪府教育委員会分限処分指針」策定
・新勤評反対訴訟原告に対する「再任用拒否」
・大阪市教委による「日の丸」常時掲揚の強制
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・門真三中不起立処分撤回闘争から
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・東豊中高校反処分訴訟から
<新潟>(1団体から)
・「日・君」強制とそれにたいする抵抗の流れ
・06年被処分者の公開口頭審理で明らかになった事実
<神奈川>(2団体から)
・「神奈川こころの自由裁判をすすめる会」から
・「君が代不起立個人情報保護裁判」から
<北海道>
・08年まで「職務命令」「処分」はなかった。
・09年3月の卒業式で2名に文書訓告」
・北教組事件後、3月、5月、7月に「通知」。
3月から「実態調査」・「通報制度」(密告制度)。
<東京>
・全体状況
・解雇・採用拒否
・予防訴訟
・「君が代」裁判8団体から2つ
・「君が代」裁判2個人
・藤田裁判
(2)午前の報告に対する質疑 では
とくに北海道の状況に対する質問が多く出されました。その中で、「実態調査」(違憲・違法の項目が多数)に対しては多くの職員が「非協力」で抵抗していること、「日・君」強制にたいしても「不起立」などで多くの職員が抵抗していることが報告されました。
(3)討論
①攻撃の状況と闘いの現段階 では、
「日・君」強制が教育活動全体への攻撃の突破口になっていることが強調されました。
例えば東京では、私物のパソコンは学校には持ち込ませず、「タイムズパソコン?」なるものが配布され、すべての連絡・報告・教材・通知表・書類作成は個々人に配布された市教委・都教委直結のパソコンを通してやる、職員会議は月一回25分のみとなり、パソコンを見て報告を受けるだけ、などということまで報告されました。
②訴訟と判決の分析と課題 では、
この間相次いでいる「不当判決」にどう対決するかについて、幾つかの論点につき率直な意見の交換が行われました。
③今後の全国的な闘いの課題 では、
すでに7つの裁判が最高裁にかかっており、今年度中には現在高裁で闘っている7つの裁判(うち一つは昨日敗訴)も最高裁にかかることが濃厚、という現段階での課題として、東京の方から、
・文科省、国会議員交渉
・最高裁などへの訴訟支援の連携
・連絡体制の確立
・情報紙(誌)の交換
・全国集会など
・国連へのカウンターレポーターの取り組み
などの課題が出され、討論されました。
その中では、「タイムズパソコン?」に触れて、次のような意見も出されました。
「これはグローバル化に対応している。パソコンに入力させることでデータベース化され、専門性が解体されていく。授業内容などもパターン化され、やがて『週案』提出の替わりに『ソフト』が渡されるようになるのでは。(教育の国家統制)それに対して若い先生たちがそれほど疑問には思わない。それと日の丸・君が代への無関心がセットで進行している。」
また、大阪の「新勤評反対訴訟団」(来年はじめにも最高裁判決?)にかかわっている参加者からは、来る11月21日(日)または20日(土)に、≪「新勤評」制度の全国化を阻止し、大阪訴訟への不当判決を許さない全国集会(仮称)≫を開くことが報告されました。
学習・交流会中も、また終了後の懇親会でも、参加者の多くからは、「呼んでいただいて嬉しい」「このような会を開いてもらい良かった」「参加してよかった」「今後も全国的な集会を開いてほしい」(11月の大阪の新勤評全国集会が第二弾になるか?)といった感想が出されました。
今回の学習・交流会は、確かに、全国的な「日・君」強制反対闘争の新たな第一歩になったと思います。
主催者の皆さんご苦労様でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以下は<上告審対策チーム>の取り組みです。
<各界共同アピール> 6月2日までに62名から応諾の回答
<最高裁あて署名活動> 10万筆目標
<全国集会> 8月20日 全国原告団学習交流会
10月23日18:15~ 全国集会 (星陵会館)
<100万円カンパ活動>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
私たちの「8・28都教委包囲行動」も近づいてきました。
今回の新宿繁華街デモは、石原・都教委に退場のレッドカードを突きつける賑やかな宣伝・署名活動・デモにしたいと考えています。
当日は、鳴り物・プラカード・ゼッケン・横断幕など持ち寄って下さい。
(すでに石川からも、大きな幟を持っての参加の連絡が入っています。)
=======================
『8・28都教委包囲行動』
(主催:都教委包囲首都圏ネットワーク)
<8月28日(土)>
・14:00~新宿駅周辺での街頭宣伝と署名活動
・15:00~新宿繁華街デモ
・16:00~都庁第二庁舎前抗議行動(都庁は休みですがやります)
<8月30日(月)>
・15:00~都教委への要請行動(8月28日にも集約します)
(スローガン)
・10・23通達撤回! ・「君が代」処分撤回 ・裁判闘争に勝利しよう!
・分限免職を許すな! ・業績評価・成果主義反対!
・主幹・主任教諭制反対! ・石原は即刻辞任しろ!
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://kenken.cscblog.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」・「新芽ML」の渡部です。
しばらくご無沙汰しました。
本日(8月20日)、東京にて、『全国「日の丸・君が代」裁判原告団 学習・交流会』が開かれました。
「8・20集会」 《撮影:平田 泉》
交流会には、弁護士も含め、<大阪><新潟><神奈川><北海道><東京>から100人余りが集まり、会は次のような日程で進められました。
(午前)(1)全国・東京の各団体からの報告
(午後)(2)午前の報告に対する質疑
(3)討論
①攻撃の状況と闘いの現段階
②訴訟と判決の分析と課題
③今後の全国的な闘いの課題
(1)全国・東京の各団体からの報告では、各地での具体的な状況が豊かに語られました。
ここでそれを詳しく紹介できないのが残念です。その項目だけでも紹介します。
<大阪>(3団体から)
・東寝屋川高校卒業式「職務命令」と「戒告処分」について
・「大阪府教育委員会分限処分指針」策定
・新勤評反対訴訟原告に対する「再任用拒否」
・大阪市教委による「日の丸」常時掲揚の強制
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・門真三中不起立処分撤回闘争から
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・東豊中高校反処分訴訟から
<新潟>(1団体から)
・「日・君」強制とそれにたいする抵抗の流れ
・06年被処分者の公開口頭審理で明らかになった事実
<神奈川>(2団体から)
・「神奈川こころの自由裁判をすすめる会」から
・「君が代不起立個人情報保護裁判」から
<北海道>
・08年まで「職務命令」「処分」はなかった。
・09年3月の卒業式で2名に文書訓告」
・北教組事件後、3月、5月、7月に「通知」。
3月から「実態調査」・「通報制度」(密告制度)。
<東京>
・全体状況
・解雇・採用拒否
・予防訴訟
・「君が代」裁判8団体から2つ
・「君が代」裁判2個人
・藤田裁判
(2)午前の報告に対する質疑 では
とくに北海道の状況に対する質問が多く出されました。その中で、「実態調査」(違憲・違法の項目が多数)に対しては多くの職員が「非協力」で抵抗していること、「日・君」強制にたいしても「不起立」などで多くの職員が抵抗していることが報告されました。
(3)討論
①攻撃の状況と闘いの現段階 では、
「日・君」強制が教育活動全体への攻撃の突破口になっていることが強調されました。
例えば東京では、私物のパソコンは学校には持ち込ませず、「タイムズパソコン?」なるものが配布され、すべての連絡・報告・教材・通知表・書類作成は個々人に配布された市教委・都教委直結のパソコンを通してやる、職員会議は月一回25分のみとなり、パソコンを見て報告を受けるだけ、などということまで報告されました。
②訴訟と判決の分析と課題 では、
この間相次いでいる「不当判決」にどう対決するかについて、幾つかの論点につき率直な意見の交換が行われました。
③今後の全国的な闘いの課題 では、
すでに7つの裁判が最高裁にかかっており、今年度中には現在高裁で闘っている7つの裁判(うち一つは昨日敗訴)も最高裁にかかることが濃厚、という現段階での課題として、東京の方から、
・文科省、国会議員交渉
・最高裁などへの訴訟支援の連携
・連絡体制の確立
・情報紙(誌)の交換
・全国集会など
・国連へのカウンターレポーターの取り組み
などの課題が出され、討論されました。
その中では、「タイムズパソコン?」に触れて、次のような意見も出されました。
「これはグローバル化に対応している。パソコンに入力させることでデータベース化され、専門性が解体されていく。授業内容などもパターン化され、やがて『週案』提出の替わりに『ソフト』が渡されるようになるのでは。(教育の国家統制)それに対して若い先生たちがそれほど疑問には思わない。それと日の丸・君が代への無関心がセットで進行している。」
また、大阪の「新勤評反対訴訟団」(来年はじめにも最高裁判決?)にかかわっている参加者からは、来る11月21日(日)または20日(土)に、≪「新勤評」制度の全国化を阻止し、大阪訴訟への不当判決を許さない全国集会(仮称)≫を開くことが報告されました。
学習・交流会中も、また終了後の懇親会でも、参加者の多くからは、「呼んでいただいて嬉しい」「このような会を開いてもらい良かった」「参加してよかった」「今後も全国的な集会を開いてほしい」(11月の大阪の新勤評全国集会が第二弾になるか?)といった感想が出されました。
今回の学習・交流会は、確かに、全国的な「日・君」強制反対闘争の新たな第一歩になったと思います。
主催者の皆さんご苦労様でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以下は<上告審対策チーム>の取り組みです。
<各界共同アピール> 6月2日までに62名から応諾の回答
<最高裁あて署名活動> 10万筆目標
<全国集会> 8月20日 全国原告団学習交流会
10月23日18:15~ 全国集会 (星陵会館)
<100万円カンパ活動>
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私たちの「8・28都教委包囲行動」も近づいてきました。
今回の新宿繁華街デモは、石原・都教委に退場のレッドカードを突きつける賑やかな宣伝・署名活動・デモにしたいと考えています。
当日は、鳴り物・プラカード・ゼッケン・横断幕など持ち寄って下さい。
(すでに石川からも、大きな幟を持っての参加の連絡が入っています。)
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『8・28都教委包囲行動』
(主催:都教委包囲首都圏ネットワーク)
<8月28日(土)>
・14:00~新宿駅周辺での街頭宣伝と署名活動
・15:00~新宿繁華街デモ
・16:00~都庁第二庁舎前抗議行動(都庁は休みですがやります)
<8月30日(月)>
・15:00~都教委への要請行動(8月28日にも集約します)
(スローガン)
・10・23通達撤回! ・「君が代」処分撤回 ・裁判闘争に勝利しよう!
・分限免職を許すな! ・業績評価・成果主義反対!
・主幹・主任教諭制反対! ・石原は即刻辞任しろ!
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://kenken.cscblog.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
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