<転送歓迎>
まだ、全体の5割にあたる都立学校の卒業式が終わった段階なのに、
本日(3月11日)の「朝日」(夕)には早々と、<「君が代」不起立激減>という見出しが出ました。
いったいこの新聞は、何を言いたいのでしょうか。
この間、ある定時制高校では、在校生の半分が不起立したところ、担任が管理職に取り調べられ、
不起立した生徒たちも管理職に呼ばれ「どういう指導があったのか」を聞かれています。
また他の高校では校長に対し抗議をした生徒がいたので、
管理職が担任団を取り調べているとのことです。
政府が「強制はしない」と言った「君が代」を強制され、その強制に従わなかったというので、生徒や教職員がこのような理不尽な仕打ちをうけているのです。
マスコミはこうしたことこそ暴露し、糾弾すべきです。
こうした理不尽な弾圧の中、強制反対の闘いは引き続き展開されています。
東京の多くの学校で、強制反対のビラまきが行われ、ツバメは今日も増え続けています。
明日もツバメは屈することなく飛ぶでしょう。
以下いくつかの高校の状況です。
(私のところに来た情報の一部で、多少手直しをしてあります。)
<板橋高校>
ここは昨年、藤田先生(元)が「威力業務妨害」で起訴されたところ。
地域の人をはじめ10人以上がビラをまく。
「教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会」事務局のAさんも駆けつけ、自筆のビラを配ってくれる。
警察は、公安刑事の車が何度か徘徊しているのと、遠くで隠れて様子を見ている刑事が2~3人いる程度。
かわりに、新聞記者が6~7人、韓国MBCのカメラがずっと回っていた。
校長が出てきて、マスコミもどっと集まり、
「学校の指導方針に反対するビラはまかないでください」
「どういうことですか? 強制には反対しますから。」
「強制ではありません。学習指導要領に基づいてやっていますから」
「どこに何が書いてあるというのですか?」
「国旗国歌を尊重する精神を養うために、指導しています」???
「そんなこと書いてないでしょ! ウソだ、憲法違反だ、戦前と同じだ」など抗議の声。
(ここで副校長が割って入り、校長を学校の中に引き戻した)
昨年生徒たちに反発を受けた土屋都議は来れなかった模様。
新聞記者の話によれば、卒業式監視にたくさん派遣して都教委は金の無駄遣いをしていると言われて、体制を減らしているとのこと。
でも重点校はたくさん派遣しているようだ。
<深沢高校>
世田谷区民有志の人など十人弱でビラまき。
道路反対側には、公安3人。
生徒たちがバラバラやってくるが、取るのは少数。
先生方も次々登校されるが、おおむね好意的。
校長が「校門前でのビラまきは止めて欲しい」「生徒への配布は止めて欲しい」
と言ってきたが、
「道路で撒きます」「生徒や保護者に読んで欲しいんです」と返答。
「学校は『君が代』を歌うように指導しているんだから」と返してきた。
その頃弁護士2人も来る。
その後、副校長なる人物、「ビラまきを止めて欲しい」と大声で言ってきた。
弁護士が間に入って、「校舎内には立ち入っていないのですから何も問題になりませんよ」
と言ったら、不機嫌な顔をして戻っていった。
警備の先生4,5人が校門近くにいて、登校する生徒に「おめでとう!」と言いながら、
しかし厳しくバッチや頭髪のチェックをしている。
保護者はビラを差し出すと、「ありがとうございます」と言って、約半分くらいの人がビラを受け取る。
ビラまき参加者が互いに「ごくろさん!」と労をねぎらい、解散。
<竹台高校>
7時40分頃、ビラ撒き開始と同時に、警察が車3台で来る。
合計10数人の私服刑事が校門と道を隔てた向かい側を占拠。
出勤してきた教員が、校門の前で撒かないでください。
通行のじゃまにならないようにして下さいと言う。
ビラ撒きは3団体5人。
8時過ぎに副校長が来て、生徒たちには撒かないでくださいと言う。
警察は、それを盾にして、生徒に撒くななどとビラ撒きの者のすぐ隣にきて言って、妨害。
しかし、生徒の受け取りは比較的よい。
警察は校内にも入り込んでいた。警察は「学校から委託されてるんだ」と、
学校と警察が結託してツーカーでやっていることを得意そうに言っていた。
また、「他の学校はともかく、ウチではこういうことはやらせない」
「ウチっていうのは荒川署管内っていう意味だ」とも言っていた。
弁護士が来て、写真撮影やビデオ撮影をやめるように言う。
弁護士はビラ撒きは決して違法ではないこと、警察のやっている行為こそ違法であると抗議。
卒業生だというおばさんが通りかかり、
「何が起こったの? 昔の都立は自由でよかった。学校はいろんな考えや行動を認めなくっちゃ。社会がおかしくなってきているからねー。同窓生たちにも言うわ」
などと言って行く。
<永山高校>
3人の市民がビラ撒き。7人の私服警察が廻りを囲んで監視。
パトカーもそばに置いてあり、いつでも逮捕の体制。
7人の警察は、3人のビラ撒き者に居丈高でクレームを付けたりしていた。
ところが、弁護士が2名到着すると態度を一変させ、離れて見ていた。
近所の人は「何事か」と驚いていた。
「都教委は、校長会で、敷地内進入・生徒へのビラ撒きには警察への届け出を指示したようです。生徒へビラを渡すことを極端に禁じている様子です。生徒へは権力からの一方的な注入以外は許さない態勢のように思います。ファシズム性がむき出しになってきています。
永山高校の卒業式には、小磯(自民)都議会議員、新井(生活者ネット)都議会議員が出席しました。ところが急遽、伊藤公介(自民)<地もと選挙区>国会議員が出席すると言うことで急に来ました。何で、国会議員が来るのか。選挙目当てのように思います。選挙違反の疑いもあるように思います。
とにかく異常な卒業式>が続いています。」
まだ、全体の5割にあたる都立学校の卒業式が終わった段階なのに、
本日(3月11日)の「朝日」(夕)には早々と、<「君が代」不起立激減>という見出しが出ました。
いったいこの新聞は、何を言いたいのでしょうか。
この間、ある定時制高校では、在校生の半分が不起立したところ、担任が管理職に取り調べられ、
不起立した生徒たちも管理職に呼ばれ「どういう指導があったのか」を聞かれています。
また他の高校では校長に対し抗議をした生徒がいたので、
管理職が担任団を取り調べているとのことです。
政府が「強制はしない」と言った「君が代」を強制され、その強制に従わなかったというので、生徒や教職員がこのような理不尽な仕打ちをうけているのです。
マスコミはこうしたことこそ暴露し、糾弾すべきです。
こうした理不尽な弾圧の中、強制反対の闘いは引き続き展開されています。
東京の多くの学校で、強制反対のビラまきが行われ、ツバメは今日も増え続けています。
明日もツバメは屈することなく飛ぶでしょう。
以下いくつかの高校の状況です。
(私のところに来た情報の一部で、多少手直しをしてあります。)
<板橋高校>
ここは昨年、藤田先生(元)が「威力業務妨害」で起訴されたところ。
地域の人をはじめ10人以上がビラをまく。
「教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会」事務局のAさんも駆けつけ、自筆のビラを配ってくれる。
警察は、公安刑事の車が何度か徘徊しているのと、遠くで隠れて様子を見ている刑事が2~3人いる程度。
かわりに、新聞記者が6~7人、韓国MBCのカメラがずっと回っていた。
校長が出てきて、マスコミもどっと集まり、
「学校の指導方針に反対するビラはまかないでください」
「どういうことですか? 強制には反対しますから。」
「強制ではありません。学習指導要領に基づいてやっていますから」
「どこに何が書いてあるというのですか?」
「国旗国歌を尊重する精神を養うために、指導しています」???
「そんなこと書いてないでしょ! ウソだ、憲法違反だ、戦前と同じだ」など抗議の声。
(ここで副校長が割って入り、校長を学校の中に引き戻した)
昨年生徒たちに反発を受けた土屋都議は来れなかった模様。
新聞記者の話によれば、卒業式監視にたくさん派遣して都教委は金の無駄遣いをしていると言われて、体制を減らしているとのこと。
でも重点校はたくさん派遣しているようだ。
<深沢高校>
世田谷区民有志の人など十人弱でビラまき。
道路反対側には、公安3人。
生徒たちがバラバラやってくるが、取るのは少数。
先生方も次々登校されるが、おおむね好意的。
校長が「校門前でのビラまきは止めて欲しい」「生徒への配布は止めて欲しい」
と言ってきたが、
「道路で撒きます」「生徒や保護者に読んで欲しいんです」と返答。
「学校は『君が代』を歌うように指導しているんだから」と返してきた。
その頃弁護士2人も来る。
その後、副校長なる人物、「ビラまきを止めて欲しい」と大声で言ってきた。
弁護士が間に入って、「校舎内には立ち入っていないのですから何も問題になりませんよ」
と言ったら、不機嫌な顔をして戻っていった。
警備の先生4,5人が校門近くにいて、登校する生徒に「おめでとう!」と言いながら、
しかし厳しくバッチや頭髪のチェックをしている。
保護者はビラを差し出すと、「ありがとうございます」と言って、約半分くらいの人がビラを受け取る。
ビラまき参加者が互いに「ごくろさん!」と労をねぎらい、解散。
<竹台高校>
7時40分頃、ビラ撒き開始と同時に、警察が車3台で来る。
合計10数人の私服刑事が校門と道を隔てた向かい側を占拠。
出勤してきた教員が、校門の前で撒かないでください。
通行のじゃまにならないようにして下さいと言う。
ビラ撒きは3団体5人。
8時過ぎに副校長が来て、生徒たちには撒かないでくださいと言う。
警察は、それを盾にして、生徒に撒くななどとビラ撒きの者のすぐ隣にきて言って、妨害。
しかし、生徒の受け取りは比較的よい。
警察は校内にも入り込んでいた。警察は「学校から委託されてるんだ」と、
学校と警察が結託してツーカーでやっていることを得意そうに言っていた。
また、「他の学校はともかく、ウチではこういうことはやらせない」
「ウチっていうのは荒川署管内っていう意味だ」とも言っていた。
弁護士が来て、写真撮影やビデオ撮影をやめるように言う。
弁護士はビラ撒きは決して違法ではないこと、警察のやっている行為こそ違法であると抗議。
卒業生だというおばさんが通りかかり、
「何が起こったの? 昔の都立は自由でよかった。学校はいろんな考えや行動を認めなくっちゃ。社会がおかしくなってきているからねー。同窓生たちにも言うわ」
などと言って行く。
<永山高校>
3人の市民がビラ撒き。7人の私服警察が廻りを囲んで監視。
パトカーもそばに置いてあり、いつでも逮捕の体制。
7人の警察は、3人のビラ撒き者に居丈高でクレームを付けたりしていた。
ところが、弁護士が2名到着すると態度を一変させ、離れて見ていた。
近所の人は「何事か」と驚いていた。
「都教委は、校長会で、敷地内進入・生徒へのビラ撒きには警察への届け出を指示したようです。生徒へビラを渡すことを極端に禁じている様子です。生徒へは権力からの一方的な注入以外は許さない態勢のように思います。ファシズム性がむき出しになってきています。
永山高校の卒業式には、小磯(自民)都議会議員、新井(生活者ネット)都議会議員が出席しました。ところが急遽、伊藤公介(自民)<地もと選挙区>国会議員が出席すると言うことで急に来ました。何で、国会議員が来るのか。選挙目当てのように思います。選挙違反の疑いもあるように思います。
とにかく異常な卒業式>が続いています。」
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