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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「学校に対する君が代斉唱・日の丸掲揚を憂慮する会」第16回学習会

2014年06月17日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 ◆ 君が代・日の丸強制に対する闘い
   ~回顧と今後の展望


 と き 2014年6月22日(日)1時半開場、2時~5時
 ところ 文化センター・アリラン8階会議室

 (東京メトロ大江戸線「東新宿」駅から徒歩7分、西武線「西武新宿駅」から徒歩7分)
 資料費500円 ※当初2月15日に開催予定でした爪大雪のため延期しました。
 講師 近藤順一さん(元東京都夜間中学教員)
     福嶋常光さん(元東京都立高校教員)

 春の卒業式や入学式は、主役である子どもたちのアイデアや工夫を生かして行われてきました。それは、厳粛な雰囲気で権威を押しっけ「国家との一体感」を惰緒的に児童・生徒に植えつけた戦前の儀式に対する反省から生まれたものでした。
 しかし、子どもたちの意見も聞かず君が代を歌い、日の丸を掲げることを一方的に決める動きが東京や神奈川で進められています。特に東京都教育委員会は2003年10月23日に「入学式、卒業式等における国旗掲揚及び国歌斉唱の実施について」(いわゆる「10・23通達」)を発して、不服従を重ねる教職員への処分を続けていまず。子どもを無視したまま強制が進む学校の現状を知り、私たちに何ができるのか、考えてみませんか?
 近藤さんと福嶋さんは、職場は異なりますが、ともに東京都教育委員会から受けた累積加重処分と闘ってこられました。
 近藤さんは、2010年3月の卒業式で「君が代」斉唱時に不起立したことを理由に、3月31日の定年退職を前にした3月30日に「停職1月」の懲戒処分を受けました。「停職1日」という執拗な処分を受けたわけです。取り消しを求めて提訴しましたが、2013年9月5日、最高裁第一小法廷は上告を棄却しました(憲法判断・不当判決)。
 福嶋さんは、卒業式の「君が代」斉唱時の不起立を理由に、2005年9月に「服務事故再発防止研修・専門研修」を課されました。研修当日5時間の授業があったため、事前に東京都教育委員会に研修の日程変更を申し出ましたが、認められなかったためやむを得ず学校で授業をしました。ところが同年12月に、これを理由に累積加重した減給処分(10分の1、6か月)を受けました。取り消しを求めて提訴し、2013年12月19日、処分を取り消し訴訟費用を都の負担とする完全勝訴判決を東京地裁で勝ち取りました。
 これらの闘いを振り返り、今後の展望について意見交換します。

主催:学校に対する君が代斉唱・日の丸掲揚の強制を憂慮する会
〈共同代表(50音順)〉粟屋憲太郎(立教大学名誉教授)、
田中正敬(専修大学教授)、山田昭次(立教大学名誉教授)
電話04-2928-2456


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