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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

田畑裁判2月4日証人採用が審理されます

2013年01月31日 | こども危機
 <田畑先生の再雇用拒否の真相を究明する会ニュース>
 ◎ 第三次 21号 2012/12/28発行


 裁判の日程 証人採用が審理されます。
 次回2月4日(月)11時 地裁615法廷


 皆様、年の瀬も押し詰まってきましたが、いかがお過ごしですか。今年は総選挙が入った結果、慌ただしさが倍増し、てんやわんやの年末となりました。
 田畑は、時間のある限り、宇都宮さんのビラをひたすら撒き続けました。やり過ぎて左足首が痛くて歩けなくなったり、右大腿骨の骨頂に痛みが来たり。このまま治らなかったらどうしようと心配しましたが、自然に治りホッとしたところです。
 私以外にビラ撒きの人の姿は見かけず、他候補はビラを撒かなかったようですが、何と言っても期間が短か過ぎた。その上、衆院選の中に埋没してしまい、マスコミも気合いを入れて報道せず、初めから猪瀬氏が本命という立場を取っていたのは□惜しい限りでした。
 石原都政の総括もおざなり。教育破壊や憲法無視についてもマスコミは触れませんでした。果たして東京人は何も感じていなかったのでしょうか。
 【10月24日裁判報告】
 1年ぶりに裁判再開 原告陳述

 文書提出命令を申し立て、高裁から却下されるまでかなりの期間を要し、10月24日、やっと弁論再開となりました。
 この間に裁判長が吉田徹氏に交代となり、弁論更新を兼ねて原告田畑が陳述しました。
 再雇用拒否を受けた時点から現在までの裁判の経緯、判決の不当性、中神校長の捏造ぶりや現在の第三次訴訟の争点、(二次訴訟の中神陳述書における虚偽記載や偽証による名誉騨等)を述べました。
 最後に、教育に命を懸けてきた原告に浴びせられた「不良教師」という屈辱、山ほどの捏造、偽証、変遷等は何ゆえか是非真実を明らかにして欲レい、原告は傷つけられた「人間の尊厳」を取り戻してかよこの世とお別れしたい、と訴え、更に、裁判所が中神のような人間が出世する東京都の教育行政を正すよう願って陳述を終了しました。
 〈この陳述書の余分がありますのでご希望の方はご連絡ください。お送りします)。

 朗報!証人快諾さる!!
 再開に備え、意見書提出と証人申請を検討し、次の二人の方に証人をお願いしました。
 ◇千川中学校同僚。(養護教諭)
 同じ学年に属し、中神のウソを一番よく知っている人物。組合活動も一緒に行った。初めから陳述書を書いてくれ、中神がウソのつき方を変える度、陳述書で真実を述べてくれた。一次・二次とも証人申請を却下されている。
 ◇都立高校の元教諭。
 学校人事、生徒死亡の際の都教委の指導等に精通し、意見書執筆。

 証人になるということは、相手側の追及にさらされるということでもありますから、気の重いことと思われます。けれど、お二人とも快諾して下さいました。本当に有り難いことです。
 【12月3日裁判報告】
 裁判長、原告の陳述書求める

 証人申請のため、当方は、予め人証調べ申請書、陳述書、意見書等を裁判所に提出し、どうしても証人採用させようとの意気込みで法廷に臨みました。
 ところが裁判長は、「田畑さんの陳述書は1通だけ出ていますが、他に言いたいことはないのですか。」と尋ねられました。
 この陳述書は前の訴訟の時のもので、三次訴訟になるてからは提出していません。
 それで田畑が新しく陳述書を提出することになったのですが、裁判長は、それを見てから他の証人採用を考えると言われ、意に反して裁判は終わりました。
 終了後、弁護士さんから「裁判長のあの言い方は原告一人しか採用しないというサインである」との指摘があり、私たちは悲嘆のどん底に陥りました。折角証人を承知してもらったのに何ということでしょう。
 証人尋問は何のため?
 証人尋問で裁判官は証拠を確かめ、それを採用するのだそうです。逆の言い方をすれば、証拠に使いたくなければ、尋問の必要はないということです。
 私は最近それを聞き、一次訴訟の判決文に、私の提出した膨大な量の証拠、同僚や教え子の陳述書-これらはほぼ完壁に中神の虚偽を暴いたものでした-がその影さえも記載されていなかったのはなぜか、ハッキリ分かりました。
 私が、頭脳と知恵と労力と支援者の協力を得て集めたそれらは、裁判官によって捨てられた、つまり提出されなかったと同じ扱いを受けたということだったのです。このとき、同僚や教え子の証人申請は却下されていました。
 ここでもう一つ思い出すのは、山口幸雄裁判長が中神校長に自ら質問し、ウソの証拠を作ったことです。
 「田畑が保護者参観日に教室の扉を閉めていた」というウソには、それを否定する同僚らの陳述書はあっても、校長のウソを真実だと証明するものはありませんでした。しかし、山口裁判長の「あなたは扉が閉めてあるのを見ましたか?」の問いに、「はい、現認しました。」と校長が答えた瞬間、ウソがマコトに変わり、校長の多くの捏造理由の中で、唯一これがそのまま認められました。
 証拠があっても捨てればよい、欲しい証拠は尋問を使って作ればよいという裁判所のやり方で、私は敗訴させられたんだなあ、ということです。
 証人尋問を一名「証拠調べ」といいますが、何と安易な裁判官の証拠集めなんだろう。裁判官は陳述書を表面的にしか読まず隠されたものを見抜こうとはしないのか。そんなに真剣に取り組んでいるわけでもないのでしょう。他人のことですからね。ただ「あてがわれた仕事」というだけ。正義感のない裁判官が多すぎます。
 最近、田畑は司法にひどい仕打ちをされた者は、どうすればいいのかということを考えるようになりました。透明人間ならいいのですが。閑話休題。
 証拠採用が勝訴の鍵
 要請書を集めよう!!

 さて、そんなことを言いながらも、「勝訴せねば」と、私たちにできることとして、「証人採用を求める要請書」を裁判所に提出することにしました。
 沢山集めて、裁判官を引きつけ、何としても証人採用を勝ち取ろうというわけです。以下同封しましたので、ご協力をお願いします。
 ☆団体又は個人…どちらにも。「ひとこと欄」あり。
 ☆個人用(5人連記)お一人でも結構です。
 FAX器の調子がわるいのでなるべく郵送でお願い。

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 総選挙 憲法改悪が目前に!
 安倍内閣のひどさ。最悪の布陣です。憲法の改悪は参院選後とし、まず教科書検定基準を改悪、歴史認識に手をつけ、教科書を変えてしまうでしょう。私たちが守ってきたものがドンドンなくなっていく。
 安倍氏が女性の登用を看板にしていますが、これがまた醜悪。
 早くから入閣が取り沙汰されていた稲田朋美は、「南京大虐殺(百人斬り)はなかった」裁判の弁護人を務め、敗訴の時、法廷で裁判所に文句を言ったという。(私の裁判とも関係あり。)それが安倍氏の目にとまり、支援を受け議員になった。最近韓国・ウルルン島を新藤義孝(今回総務相)と共に視察しようとして韓国から拒否された恥知らずの側近である。
 森雅子という当選1回の議員も閣僚入り。何をやったのかと思ったら、TVニュースで「舌鋒鋭く総理を追及」と紹介し、菅総理を汚い言葉で調子をつけて得意気にオチョクッテいる場面が映し出した。何と品位のないことか。まともに議論せず、汚い言葉で疑めるのが、女なら通用するのか。マスコミも堕落したもの。
 では、来年もよろしくお願いします。!(*^_^*)

【田畑先生の再雇用拒否の真相を究明する会】
 東京都練馬区栄町39-14 TEL・FAX03(3991)3727
 kazuの日記http://d.hatena.ne.jp/kazu75/
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