<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。
6月6日の羽場久美子先生の講演会の報告で私は次のようなことを書いた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・・最後のほうで先生は最後に東アジアをめぐる情勢についても具体的に語られ、
「もし東アジアで戦争が起きれば、その惨禍は非常に大きなものになる」
として、東アジアでは戦争はさせない!ことが重要だと強調されました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その▲ 東アジアのシンガポールで「アジア安全保障会議」(6月10日~12日)が開かれた。
その中で、主に二つのことが明らかになった。
一つは米・日によるロシアのウクライナ侵攻批判と中国に対する批判と連携を求める強い姿勢だった。
もう一つは、それに対し東南アジア諸国は距離を置いたことである。
前者については説明するまでもないだろう。
後者については、インドネシアの国防相は、
「植民地化され、搾取された経験は私たちの潜在意識の中にある」とのべ、
中国については、「常にインドネシアの良き友であり続けている」とのべた。
またマレーシアの国防相は、「ASEANは、自分たちで決める」と強調した。
さらにカンボジアの国防相は、「ASEANが米中のどちらかの側に立つことは望んでいない。中立であることがASEANの進むべき道だ」とのべた。
米・日の思惑どおりにはいかなかったようである。
ところで、この会議を利用して米・中国防相会議も開かれた。
この中で「台湾」問題が話し合われた。
しかし米国は一方では、台湾を含めた中国を「一つの中国」と公式に認めている。
にもかかわらず他方では、公然と台湾に武器援助をし、台湾独立を画策している。
これは武力的な内政干渉であり「力による現状変更」であり、「国際法違反」である。
アメリカはこれまでも世界中でこうしたことを繰り返してきた。
米・中の話し合いは平行線に終わったが、当然のことである。
また、この会議では、ウクライナのゼレンスキー大統領がオンライン形式で演説した。
そして彼は「人類の歴史的発展が作り上げた国際法体系をほごにしようとしている」
「国際社会が一致して毅然として対応していかなければ、無秩序な世界が形成されることになる」と述べた。
しかし、ここで彼のいう国際社会はあくまでも冷戦後のアメリカを中心とした「米・日・欧などの先進国が支配する世界」であり、そうした「国際秩序」なのである。
冷戦後に起きたアフガン戦争、イラク戦争で、彼らは公然と国際法を無視し、
侵略戦争を行い、傀儡政権を作り、その国を内乱に陥れ、
莫大な武器や爆撃でどれだけ多くの現地住民たちを殺害しただろうか。
それを知っているから、東アジアの諸国はそう簡単に、米・日・欧のいうなりにはならないのである。
にもかかわらず、日本の岸田政権は
アジアでは突出してアメリカの世界戦略に積極的に組み込まれ、
アメリカの言いなりに軍拡・改憲の道を暴走し、米・日・欧の戦争に参加しようとしている。
(米日韓だけでなく、NATO軍とも合同演習を行うまでになった)
羽場先生の講演のタイトルは
「ロシアのウクライナ侵攻ー武器供与ではなく停戦をーアメリカの世界戦略、次は中国」だった。
この度、取材に来たインターネット報道メディア、IWJ(インディペンデント・ウェブ・ジャーナル)が、羽場先生講演会をYoutubeにアップしてくれた。
是非ご覧ください。
きっと、今、世界全体がどう動いているかが分かるでしょう。
※動画付き記事
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/506789
※Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=OXdJXUttG-c&t=1645s
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://hinokimitcb.web.fc2.com/
「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト
http://hinokimi.
http://hinokimi.web.fc2.com/
6月6日の羽場久美子先生の講演会の報告で私は次のようなことを書いた。
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・・最後のほうで先生は最後に東アジアをめぐる情勢についても具体的に語られ、
「もし東アジアで戦争が起きれば、その惨禍は非常に大きなものになる」
として、東アジアでは戦争はさせない!ことが重要だと強調されました。
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その▲ 東アジアのシンガポールで「アジア安全保障会議」(6月10日~12日)が開かれた。
その中で、主に二つのことが明らかになった。
一つは米・日によるロシアのウクライナ侵攻批判と中国に対する批判と連携を求める強い姿勢だった。
もう一つは、それに対し東南アジア諸国は距離を置いたことである。
前者については説明するまでもないだろう。
後者については、インドネシアの国防相は、
「植民地化され、搾取された経験は私たちの潜在意識の中にある」とのべ、
中国については、「常にインドネシアの良き友であり続けている」とのべた。
またマレーシアの国防相は、「ASEANは、自分たちで決める」と強調した。
さらにカンボジアの国防相は、「ASEANが米中のどちらかの側に立つことは望んでいない。中立であることがASEANの進むべき道だ」とのべた。
米・日の思惑どおりにはいかなかったようである。
ところで、この会議を利用して米・中国防相会議も開かれた。
この中で「台湾」問題が話し合われた。
しかし米国は一方では、台湾を含めた中国を「一つの中国」と公式に認めている。
にもかかわらず他方では、公然と台湾に武器援助をし、台湾独立を画策している。
これは武力的な内政干渉であり「力による現状変更」であり、「国際法違反」である。
アメリカはこれまでも世界中でこうしたことを繰り返してきた。
米・中の話し合いは平行線に終わったが、当然のことである。
また、この会議では、ウクライナのゼレンスキー大統領がオンライン形式で演説した。
そして彼は「人類の歴史的発展が作り上げた国際法体系をほごにしようとしている」
「国際社会が一致して毅然として対応していかなければ、無秩序な世界が形成されることになる」と述べた。
しかし、ここで彼のいう国際社会はあくまでも冷戦後のアメリカを中心とした「米・日・欧などの先進国が支配する世界」であり、そうした「国際秩序」なのである。
冷戦後に起きたアフガン戦争、イラク戦争で、彼らは公然と国際法を無視し、
侵略戦争を行い、傀儡政権を作り、その国を内乱に陥れ、
莫大な武器や爆撃でどれだけ多くの現地住民たちを殺害しただろうか。
それを知っているから、東アジアの諸国はそう簡単に、米・日・欧のいうなりにはならないのである。
にもかかわらず、日本の岸田政権は
アジアでは突出してアメリカの世界戦略に積極的に組み込まれ、
アメリカの言いなりに軍拡・改憲の道を暴走し、米・日・欧の戦争に参加しようとしている。
(米日韓だけでなく、NATO軍とも合同演習を行うまでになった)
羽場先生の講演のタイトルは
「ロシアのウクライナ侵攻ー武器供与ではなく停戦をーアメリカの世界戦略、次は中国」だった。
この度、取材に来たインターネット報道メディア、IWJ(インディペンデント・ウェブ・ジャーナル)が、羽場先生講演会をYoutubeにアップしてくれた。
是非ご覧ください。
きっと、今、世界全体がどう動いているかが分かるでしょう。
※動画付き記事
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/506789
※Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=OXdJXUttG-c&t=1645s
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