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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

進学重点校都立八王子東の必修漏れ

2006年10月27日 | 平和憲法
【発覚一日前の発言】
  [空威張りで豪語]

  [厚かましい恥知らず]
     
 『毎日新聞』2006/10/25朝刊


  八王子東高でも必修漏れ
  「認識甘かった」北沢校長


 都立八王子東高校の必修漏れ問題で、北沢好一校長は二十六日、都庁で会見。「許容されると判断した。認識が甘かった」などと述べた。一問一答は以下の通り。

--問題と認識していなかったのか。
 倫理という教科の性質上、広い意味で時代背景を教え、思想や文化を学ぶという本校のやり方は許容されるものと承知していた。それが判断を誤らせてしまった。
--日本史などの授業に倫理の要素が含まれているのか。
 調査の結果、倫理の要素というよりも、日本史(など)を教えていた。
--実態上、授業は倫理ではなかったのか。
 そういうことです。
--偽装ではないか。
 結果的にそうなる。
--改善しようと思わなかったか。
 毎年、教育課程の見直しをする。改善する方向で考えていたが、できずに残念な結果になった。
--届け出通りに倫理をやろうとすると、社会科の先生や生徒から反対があったのか。
 センター試験を受ける生徒が多く、ニーズの多い科目を重んじた。
--倫理を履修しない生徒にも倫理の教科書を買わせたのは、ばれないようにするためか。
 結果的にそうなる。
--隠ぺいするためにやったということか。
 おっしゃる通りに受け止めていただいて結構。
--進学指導重点校として、国公立大合格者の数値目標の達成などが背景にあるのでは。
 高い志望の生徒を応援するのが本校に課せられた課題であり期待だが、今回の件と直接結びついているとは考えていない。数値は後からついてくるものだ。

『東京新聞』2006/10/27「東京版」

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1 コメント

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Unknown (太平洋)
2006-10-28 22:02:47
「結果的にそうなる」「おっしゃるとおりに受け止めていただいて結構」という言葉に何も反省がないと感じます。“生徒が被害者”といい、“ニーズの多い科目”と生徒のせいにしているこの難解な心を行政は読み解けるでしょうか。“高い志望の生徒”が“国公立大志望”と読みかえられる教育にびっくりです。いやですねえ。
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