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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

中川暴言に日教組抗議文

2006年10月27日 | 平和憲法
「教員免許更新制」は「組合つぶし」であることを、問わず語りに語ったもの。
「免許更新」なら、医者の方がもっと必要だと思わないか。


 本日10月23日毎日新聞朝刊で報じられました自民党政調会長の中川昭一議員の発言に断固抗議するため、本日15時40分、日教組の中村譲書記長と岡本泰艮生活局次長(政治担当)で衆議院議員第1会館の中川昭一事務所に下記の抗議文を持参し、厳しく抗議を行いました。

 自由民主党
 政調会長 中川昭一 様
                               2007年10月23日
                               日本教職員組合


 自民党中川政調会長は、毎日新聞のインタビューで、「日本教職員組合の一部活動家は、自分が納得できないことは何をしてもいい、断固拒否する、では教師の資格はない。集会の自由は書法上の権利だが、デモで騒音をまき散らす教員に児童・生徒の尊敬を受ける資格はない。免許はく奪だろう」(毎日新聞10月23日付)と発言している。
 日本教職員組合は、下記のことから発言に対し抗議し、撤回を求める。

                  記

一、個人や団体の思想や意見は、外部に向かって表明され、他者に伝達されてはじめて効果を発揮する。表現の自由は、人権保障の中でも重要な地位を占める。
 デモ行進などの表現の自由・言論活動は民主的政治過程に参加するための不可欠なものである。国民の政治的判断能力を高めるためには、自由な表現活動が保障されなければならない。

一、日教組は、教員免許の更新制などの政府のすすめる教育政策に対して、現場教職員の代表として、問題点を指摘し、より良い学校教育の実現にむけて意見を表明してきたし、これからも発言を続けていく。
 自らと異なる考えに耳を傾けることなく、権力をもって発言を封じようとする姿勢は、政治家としてあるまじきことであり、容認できない。

一、正当な組合活動を否定し、集会・結社の自由、言論の自由など民主主義を理解しようとしない危険な発言に対し、抗議するとともに強く撤回を求めるものである。
                               以上

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2 コメント

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Unknown (rivercap)
2006-10-27 16:54:50
高校教育=受験教育と考えておられた多くの日教組の仲間のみなさんもおらえるのではないでしょうか? やはり免許の更新はある意味必要なんじゃないですか? 教育基本法云々より自己改革が必要な気はしませんか?「現場教職員の代表として、問題点を指摘し、より良い学校教育の実現にむけて意見を表明してきたし、これからも発言を続けていく。
」なら今目の前で全国規模で起こっていること事態が「教育の危機」それも教職員自身が目の敵にしている教育委員会隠れて自ら演出していたようですね。「要綱が悪い」そうですか? もはやこれは悪質な犯罪?詐欺と同じことかもしれませんねぇ。謝ってすむことかな?
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Unknown (Urza)
2006-10-27 17:28:45
国から税金もらってる飼い犬「ごとき」が、飼い主に不満たらたらですかそうですか。

失礼。犬は受けた恩は一生覚えてますからね。

つか、教育は強制です。誰がなんと言おうと。この事実を認識できないから、組合活動なんぞに逃避しているんです。

それに、生徒が「自分が納得できないことは何をしてもいい、断固拒否する」って言って、先生の言いつけを拒否したらどうなりますか? それこそ、学級崩壊ですぜ?
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