パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

藤田の日記11/2~11/6

2006年12月03日 | 藤田の部屋
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2006/11/02(木)     ドライヤー
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 ドライヤーというのを生まれてこの方使ったことがない。 ちょっとやってみたことはあるが気持ち悪い。 だいたいそんなものはなかった。 いつごろ世間に出回ったのであろうか。 髪は自然に乾くものだ。 北海道にいた時、冬銭湯からの帰りバリバリになって驚いたが。
 シャンプーというのもなかった。 初めて使ったときクリームみたいなものかと思って最後に髪にかけて外へ出たらなんか泡が立ってきて参った。 見た人は何と思ったか。
 毛沢東は歯も磨かず風呂にも入らない。 虎は歯を磨かずと嘯いていたとか。 汚いやっちゃ。 流石にそこまで行くと行き過ぎだろうが、人間はいつの時代から歯を磨き出したのだろうか。
 歯医者のいない時代の生活は大変だったろう。 盲腸になった人はどうしたのだろう。 人生50年とか言っていた時代に比して今は50歳なんてひよっこになってしまった。 いつあの世に行くのか分からないだけに面白くもあり残酷でもある。

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2006/11/03(金)     金
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 金の流れが分かれば世の中の動きが分かるが、この金の流れが掴めない。
 分かっている人にはわかっているのだろうが。 長銀の処理の金の流れは一体何だったのだろうか。 8兆円の税金をぶちこんで外資にたったの10億で売るっていうのはどういうことなのか。 無茶苦茶と言うしか言いようがない。 誰が何ゆえぼろ儲けしたのか。
 もう一方の朝銀にも何兆円もの公的資金が投入された。 実態の解明はせずに。 実態が曝け出されたら何十人もの政治家が破滅するからなのであろう。 仮名口座とマネーロータリングに恰好の銀行であった、今でもそうである銀行なのだろう。
 世の中分からぬことだらけだ。 金をめぐって悪辣なる連中はお互い持ちつ持たれつで好き勝手なことをやっている。 情報が隠蔽されごまかされている。 その一方で庶民は税金で追い込まれている。 介護保険の高いのには払う身になって初めて気づいてあっけにとられた。 こりゃ大変だ。

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2006/11/04(土)     身包み
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 身包み剥がすとはこのとなのか。 生活保護の支給を停止しその代り所有する土地・家を国家が買い上げるという。 死ぬまでは居住を保証するというのである。 500万円以上と言うからどうなるのか。 虫食いだらけの土地が国有財産となるのか。 要するに持っている資産はすべて供出した上で国からの支給を受けろということなのであろう。
 高く評価するのではない。 7掛けのようだ。 1000万円の不動産を所有している者は700万円である。 700万円分国が支給したら再度の生活保護申請が間違いなく支給される保証はないと思われる。 自分の家分を食い尽くしたらやせ細ってあの世行きとなる。 家・土地を相続する可能性があるゆえに時たま訪ねてきてくれた係累からも見捨てられた。 人生において老後の蓄えがない庶民にとってはこの世はまことに地獄となった。

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2006/11/05(日)     直流
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 交流である送電をすべて直流に転換すれば、日本において原子力発電所は必要ないという話を聞いた。
 電気について何の知識も有しないから皆目ことの真偽は分からぬ。 交流における膨大な送電ロスが省かれるというのである。 転換にはこれまた膨大な経費がかかるが、原子力発電所にかかる金を考えれば安いものであろう。 友人が首都大学の学長の講演で聞いたと言う。
 これがまことなら早急に取り組むべきだ。 現在でも日本において直流送電が行われている地域があるし、そのための研究が推進されている。
 りしも東京電力の原子力発電所でのデーター改竄が報じられている。 東電はもう何十年も前から数値の改竄は常習である。 理論値に合わない数値は切り捨てたり書き換えたりしてきた。 実験すればおかしな数値が出るのが当たり前であるのにきれいに整えるのである。 これが東電の社風である。 怖ろしい会社である。

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2006/11/06(月)     醜態
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 石原慎太郎の記者会見の録画を見た。 醜態とはこのことか。 論点をそらし、記者を恫喝し揶揄する。 肝心のことは誤魔化す。 居丈高になったり饒舌に事柄を違えて言う。 何と言う人間なのか。 生来、嫌な男なのであろう。
 涙を流す分だけ人は優しくなると武田鉄也が言っていたらしいが、名が売れる分だけ傲慢になっていったのがこの石原慎太郎という男なのであろう。 税金でコンコルドに乗り、リムジンを何日も借り切って乗る。 餓鬼の所業である。 何ともけったいなじじいである。 老醜を晒している。 人は年をとるにつれ謙虚となり枯淡の風情を漂わすものであろうに。
 川端康成が苦労して作った近代文学館を潰しておいて、自分の知己と四男のための美術館を作るなど言語道断である。 (11.30記)

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