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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

板橋高校卒業式事件・顛末記<27>

2011年01月03日 | 板橋高校卒業式
  ★ 立川、葛飾に続く「言論表現の自由」圧殺を許すな! ★
  最高裁は「表現そのものを処罰すること」の憲法適合性を判断せよ!

  ■□■ 第8回最高裁要請行動1月28日(金)10:15最高裁東門集合 ■□■
 ◎ 板橋高校卒業式事件・顛末記<27>

「オシドリ」 《撮影:佐久間市太郎(北海道白糠定、札幌南定、数学科教員)》

 一審 審理経過(省略)

 いよいよ今日は判決日、朝5時半ごろ起きた。
 本人が出廷しないと、公判はどうなるのか。
 延期となるのだろうが、傍聴人、弁護士のことを考えると定刻までに地裁に行かざるをえない。
 風邪だあ、腹痛だあ、などと言って出なかったら逮捕されるのか、今度弁護士に聞いてみよう。
 テレビをつけた。 ニュースをやっていた。 「うっ!」 「警視庁公安二課長、万引きで逮捕!」
 思わず、「万歳! 万歳! 万歳!」 と万歳三唱! こういう時、万歳以外のいい日本語はないのかなあと、あとから思う。
 やったあー! 勝ったぞ検察に! 自分の裁判なんか、何処かへすっ飛んでしまった。
 ホームセンターでニスとか何か千円幾らの物を盗んだらしい。
 直前まで部下に叱咤していたという警視庁公安二課長! 前の万世橋警察署長! 何であんたが警視庁警察官に捕まるのよー!
 部下は数百人いるのではないか。

 日頃、法など逸脱して盗聴やったり、盗撮やったり、人を付け回したりしてるから遵法精神などどっかいってしまったのであろう。
 日頃の職務が腐っているから、人間まで腐ってしまったのであろう。

 公安二課は立川事件の集会や卒業式関係の集会などにいつも多くの私服を派遣してくる。
 若い青年が、つまらない職務に精励して得るところがあるのだろうか。
 まったくの無駄に多額の税金と人員を費やしているようにしか考えられない。
 もっと、国民に直接害を与える集団ないし、個人を調査したらどうなのか、というより刑事課にみな編入してしまえと思う。
 松本サリン事件なんて素人でさえ、この間のオームのパンフレットと松本におけるオーム関連裁判の状況から、裁判所宿舎をオームが狙ったものだってすぐ分りそうなものなのに。
 現に、裁判官宿舎の存在を内部提起した刑事がいたが内部で封殺されたと聞く。
 私は、松本事件についてJ校職員室で「河野さんは冤罪だあー」と強く叫んだのを覚えている。
 河野義行さんは立派だったが、奥さんはついにこの前、お亡くなりになった。
 長野県警は本部長初め関係者、総罷免すべきであろう。

 その前の坂本弁護士一家失踪事件は、これまた輪をかけて酷いものであった。
 内部告発で一家を埋めた場所を記した手紙まで、神奈川県警に送られてきた。
 県警はその前の共産党盗聴事件発覚の恨みもあって、「共産党の弁護士なんて、どうなってたっていいやあー」という捜査態度であったようだ。
 周辺をいい加減に掘って見つからずそのままにしてしまった。

 数年後、I校社会科室のテレビは大々的に発掘風景を映し出していた。
 わたしは、「数日後に、これは発見される!」と言った。
 なぜなら、埋葬場所はすでに地図によって明らかであるし、前回の失策を糊塗するためにわざと肝心の地面は後回しにするだろうと推定したからである。
 ことがらはまさにそのように進行した。
 ひどいというか悪辣そのものである。

 1995年3月20日の地下鉄サリン事件については、被害者も疑念を持っている人がいるようだが、大いに疑念がある。
 その年の元旦、読売は朝刊一面で「上九一色村・サリン発見」と報じた。
 世間には公安の告発文書も出回り、松本サリン事件の犯行はオームであるとの認識が確固として形成されていた。
 さらには数日後にはオームに強制捜索に入る状況にあった。
 その中で、幹部が車で一斉に移動し、翌日サリンを撒くというのを何故、尾行・摘発出来なかったのであろうか。
 不可解極まりない。

 宗教関連でいえば、統一協会がある。
 戦後の自民党中枢と現民主党中枢がこれに関係している。
 朝日の阪神支局の記者はこの組織に殺されたたとの認識が私にはある。
 捜査はすでに終結してしまったのか。

 警察にしろ公安にしろ、ずさんな捜査で冤罪を発生させ真犯人を逃亡させてしまっている件が多すぎる。
 戦後体制は、社会のあらゆるところで腐食の構造となってしまったのであろう。


※ 顛末記の過去ログは、
 顛末記(26) http://wind.ap.teacup.com/people/4743.html
 顛末記(25) http://wind.ap.teacup.com/people/4702.html
 顛末記(24) http://wind.ap.teacup.com/people/4657.html
 顛末記(23) http://wind.ap.teacup.com/people/4583.html
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