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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

横浜 審査会答申を生かす2・20市民集会

2010年02月25日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 横浜★ 審査会答申を生かす2・20市民集会 ★

 20日、横浜技能文化会館にて「審査会答申を生かす2・20市民集会」が開催され、企画から1ヶ月足らずで土曜の夜にもかかわらず参加者で会場が一杯になった。
 主催者を代表して戸山氏が、2007年の第1回諮問から現在までの3度も諮問委員からダメだと言われている神奈川県教育委員会の不当な君が代の強制の経過について報告。「今後、有機的な関係を作って、いろんなアイデアを市民の方からいただきながら皆さんとともにこの運動を作り出していきたい」とあいさつ。
 「君が代」不起立個人情報保護批判裁判について岡田尚弁護士が講演し、主催団体の代表らがそれぞれの多様な活動をふまえて次々に発言。参加者からも発言が続き、集会宣言が採択されて閉会。
 不当な県教委の君が代強制をやめさせ、子どもたちが中心のあたたかい学校と地域を作ろうという決意あふれる集会でした。

 【集会宣言】
 さる1月20日、神奈川県個人情報保護審査会は、県教委による君が代不起立者情報の「利用不停止決定」を取り消すよう答申を出した。事実上の条例違反を県教委に宣告したに等しい。諮問機関による氏名収集「不適」の答申は実にこれで3度目となる。
 神奈川県個人情報保護条例はその6条において、公権力が原則として思想信条情報を収集してはならないと定めている。
 2007年10月、審査会は、氏名収集は思想信条情報の収集に当たると認め、氏名収集を不適とした。しかし、県教委はそれを継続するため、6条の例外規定の適応を求めて神奈川県個人情報保護審議会へ諮問した(思想信条情報であることを前提として)。それに対し、2008年1月、審議会は氏名収集は例外適用の値する正当事務行為ではないとして、県教委の諮問を「不適」とした。それにもかかわらず収集を強行した結果、今回再度の報告書審査会答申に至ったのである。
(略)

 今回このような神奈川県下の状況に危機感を感じた多くの市民や市民団体がここに結集し問題の共有化をはかった。次はこの問題をそれぞれの場に持ち帰り、県教委による氏名収集をやめさせ、条例や諮問機関の答申をまもらせる運動を神奈川県下全域で展開する段階である。私たちはそれに向けて全力を挙げることをこの場で確認するものである。
2010年2月20日
「1・20審査会答申」を生かす市民集会参加者一同


 『今 言論・表現の自由があぶない!』
http://blogs.yahoo.co.jp/jrfs20040729/12506113.html

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