被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。
◆ 違法な再発防止研修をやめろ!9・16再発防止研修抗議行動報告
◆ 被処分者イジメの「研修」の内容
台風一過、秋の訪れを思わせる本日9月17日、早朝よりTNさんに対する都教職員研修センターでの2回目の再発防止研修に抗議し、支援する行動が被処分者の会の呼びかけで同研修センター前で行われました。本日も結集してくれた約60名の方々に御礼申し上げます。
本日の研修で本年3月の卒業式、4月の入学式で「君が代」斉唱時に起立せず不当にも処分された教職員9名のうち、退職者1名を除く8名に対して研修センターで行われた研修計9回(4月5日・卒業式処分者対象の研修、5月8日・入学式処分者対象、7名の被処分者対象の2回目の個別研修)が終了しました。
2回目の個別研修の中身は7名に共通して、「職務命令に従え」「服務事故(職務命令に従わなかったこと)を反省しろ」「学習指導要領に基づき率先垂範起立せよ」と繰り返し、「受講報告書」の作成を強要し、研修部長が「訓話」と称してお説教する、というものでした。しかも5名が取り囲んで威圧的な状況の下で行われました。
これは、拠って立つ信念から不起立を貫いた教職員を物理的、精神的拷問で追い詰めて「思想転向」を迫るものでした。しかし誰一人屈することはありませんでした。
◆ 「違法な再発防止研修をやめろ!」 9・16再発防止研修抗議・該当者支援行動
この研修は、「・・・自己の思想,信条に反すると表明する者に対して、・・・自己の非を認めさせようとするなど、公務員個人の内心の自由に踏み込み、著しい精神的苦痛を与える程度に至るものであれば、そのような研修や研修命令は合理的に許容されている範囲を超えるものとして違憲違法の問題を生じる可能性がある」との東京地裁決定(2004年7月23日)に反する違法な研修であることは、明白です。
更に加えて、9月の一連の最高裁判決で都教委の「違法」な減給・停職処分計30件・25名の取消が確定し、その中で鬼丸かおる最高裁判事は「個人の思想及び良心の自由は憲法19条の保障するところであるから、・・・命令不服従に対する不利益処分は、慎重な衡量的配慮が求められる」との補足意見を述べ、都教委に対し「謙抑的な対応が教育現場における状況の改善に資するものというべき」と教育行政(都教委)に反省と改善を求めているのです。
これらを見ると、再発防止研修が違法であり、都教委こそ「違法行為」を積み重ねていることはもはや明らかではないでしょうか。まさに「反省すべきは東京委」なのです。
◆ 研修抗議の闘いは都教委に大きな打撃
9回の再発防止研修抗議行動には、被処分者の会の呼びかけに応えて、該当者と思いを共有して、何と延べ5百数十名の参加者が結集してくれました。
都教委が研修のたびに職員数十名を動員し、毎回10名を超える公安警察の監視の中でも負けないこの力は貴重であり、闘いを風化させず、継続させる大きな力であり、都教委に打撃となっています。
皆さんのご支援に心より感謝申し上げます。
◆ 最高裁判決後も続く下記裁判の傍聴をお願いします!
★ 「授業してたのに処分」事件第7回口頭弁論
*福嶋さん(元福生高校)は2005年9月の再発防止研修の日程変更を認められず授業をしていて減給6月の重い処分!
9月26日(木)
9時30分傍聴希望者集合(抽選なし、先着順)
10時分開廷 東京地裁527号法廷 (定員42名)
●福嶋さんは、二次訴訟でこの再発防止研修の根拠となった不起立による減給1月の処分は取り消されています。
★ 東京「君が代」裁判三次訴訟
(東京地裁民事11部、07・08・09年処分取消請求、原告50名)
10月11日(金)第14回口頭弁論
14時40分傍聴整理券配付〆切(予定)
15時開廷 東京地裁527号(定員42名)
<東京地裁への行き方> 地下鉄霞ヶ関A1出口。徒歩1分。
HPに9・6最高裁判決全文、声明文掲載。9・9都教委請願書掲載。
10・19集会チラシ、判決文、各種声明文、行動予定、資料等入手可能。
************
「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「日の丸・君が代」処分取消訴訟原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:090-5327-8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
事務所:〒160-0008 新宿区三栄町6 小椋ビル401号
被処分者の会HP↓(9月10日更新。下の青のアドレスをクリック・アクセス可)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/
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◆ 違法な再発防止研修をやめろ!9・16再発防止研修抗議行動報告
◆ 被処分者イジメの「研修」の内容
台風一過、秋の訪れを思わせる本日9月17日、早朝よりTNさんに対する都教職員研修センターでの2回目の再発防止研修に抗議し、支援する行動が被処分者の会の呼びかけで同研修センター前で行われました。本日も結集してくれた約60名の方々に御礼申し上げます。
本日の研修で本年3月の卒業式、4月の入学式で「君が代」斉唱時に起立せず不当にも処分された教職員9名のうち、退職者1名を除く8名に対して研修センターで行われた研修計9回(4月5日・卒業式処分者対象の研修、5月8日・入学式処分者対象、7名の被処分者対象の2回目の個別研修)が終了しました。
2回目の個別研修の中身は7名に共通して、「職務命令に従え」「服務事故(職務命令に従わなかったこと)を反省しろ」「学習指導要領に基づき率先垂範起立せよ」と繰り返し、「受講報告書」の作成を強要し、研修部長が「訓話」と称してお説教する、というものでした。しかも5名が取り囲んで威圧的な状況の下で行われました。
これは、拠って立つ信念から不起立を貫いた教職員を物理的、精神的拷問で追い詰めて「思想転向」を迫るものでした。しかし誰一人屈することはありませんでした。
◆ 「違法な再発防止研修をやめろ!」 9・16再発防止研修抗議・該当者支援行動
この研修は、「・・・自己の思想,信条に反すると表明する者に対して、・・・自己の非を認めさせようとするなど、公務員個人の内心の自由に踏み込み、著しい精神的苦痛を与える程度に至るものであれば、そのような研修や研修命令は合理的に許容されている範囲を超えるものとして違憲違法の問題を生じる可能性がある」との東京地裁決定(2004年7月23日)に反する違法な研修であることは、明白です。
更に加えて、9月の一連の最高裁判決で都教委の「違法」な減給・停職処分計30件・25名の取消が確定し、その中で鬼丸かおる最高裁判事は「個人の思想及び良心の自由は憲法19条の保障するところであるから、・・・命令不服従に対する不利益処分は、慎重な衡量的配慮が求められる」との補足意見を述べ、都教委に対し「謙抑的な対応が教育現場における状況の改善に資するものというべき」と教育行政(都教委)に反省と改善を求めているのです。
これらを見ると、再発防止研修が違法であり、都教委こそ「違法行為」を積み重ねていることはもはや明らかではないでしょうか。まさに「反省すべきは東京委」なのです。
◆ 研修抗議の闘いは都教委に大きな打撃
9回の再発防止研修抗議行動には、被処分者の会の呼びかけに応えて、該当者と思いを共有して、何と延べ5百数十名の参加者が結集してくれました。
都教委が研修のたびに職員数十名を動員し、毎回10名を超える公安警察の監視の中でも負けないこの力は貴重であり、闘いを風化させず、継続させる大きな力であり、都教委に打撃となっています。
皆さんのご支援に心より感謝申し上げます。
◆ 最高裁判決後も続く下記裁判の傍聴をお願いします!
★ 「授業してたのに処分」事件第7回口頭弁論
*福嶋さん(元福生高校)は2005年9月の再発防止研修の日程変更を認められず授業をしていて減給6月の重い処分!
9月26日(木)
9時30分傍聴希望者集合(抽選なし、先着順)
10時分開廷 東京地裁527号法廷 (定員42名)
●福嶋さんは、二次訴訟でこの再発防止研修の根拠となった不起立による減給1月の処分は取り消されています。
★ 東京「君が代」裁判三次訴訟
(東京地裁民事11部、07・08・09年処分取消請求、原告50名)
10月11日(金)第14回口頭弁論
14時40分傍聴整理券配付〆切(予定)
15時開廷 東京地裁527号(定員42名)
<東京地裁への行き方> 地下鉄霞ヶ関A1出口。徒歩1分。
HPに9・6最高裁判決全文、声明文掲載。9・9都教委請願書掲載。
10・19集会チラシ、判決文、各種声明文、行動予定、資料等入手可能。
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「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「日の丸・君が代」処分取消訴訟原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:090-5327-8318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
事務所:〒160-0008 新宿区三栄町6 小椋ビル401号
被処分者の会HP↓(9月10日更新。下の青のアドレスをクリック・アクセス可)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/
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