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わがままZyZyの徒然日記

ペットロスから抜けられない爺が日々の出来事や想いを書いてます
ほぼはちゅ達時々マリノスたまに音楽医薬世の中のこと

ぼあちゃんで知る一切皆苦

2020-11-10 22:22:45 | 仏さまのこと
仏教に「一切皆苦」と言う言葉がある。正確には「一切行苦」というらしいけど、まあ細かいことは置いておこうw。
意味は文字通り、「一切」、つまりこの世のすべてのものは、「皆苦」、みな苦であるということ。これを知ることは仏教の第一歩と言われている(らしい)。
儂、仏教の勉強を始めて最初にこの言葉を知った時、「確かに世の中苦しいこともあるけど、楽しいこともあるよね?」と思った。
その後、この「苦」という言葉の意味は「苦しい」ではなく、「思い通りにならない」ということ、つまり「一切皆苦」とは「世の中は思い通りにならない」ということだと知った。
さらに、このことについて、友松圓諦師の「法句経講義」という本の中にこんなことが書かれている。

ながい眼で見ていてごらん、いまにきっとくるしみとなる。結局、どんなたのしみでも歓楽きわまって、かえって哀情多き世の中だ。陰のない物質はない。光があるから暗がある。楽しいというても結局はこの楽しさはながくつづくものじゃない。楽しいことは苦しいことなんだ。楽しいと思うから、そのたのしみに執著が湧いてくる、良いことをただ一時の良いこととしておれば良いのに、人間の業執からこれに執著するからあとが苦しい。「むかしはものを思わざりけり」というように、確かに楽しんだから、うれしかったから、おもしろかったからいまはかえって執著している。結局は苦しいことだ。


ちなみにこの本は、昭和9年にラジオで放送された師の法句経の講義原稿を元に書籍化されたもの。
要するに、いつまでも「楽」を忘れずにそれに固執していると、いずれそれが消えた時、あるいはそれがずっと続けばもはや普通のことになり、「楽」と感じられなくなるから、結局は「苦」になるということなんだと思う。楽しいことも苦しいことも、執着せずにその時々で忘れてしまうことが大事なんだ。

今日なぜこれを書いたかと言うと、ここのところのぼあちゃんの調子のせいで、儂、心乱れることが多く、これはなんとかしないとイカンなと考えてた。そうしたら、このことを思い出したというわけ。 
まず、自分のことでさえ思い通りにならないんだから、ましてやあの子のことが思い通りになるわけがない。
そして、あの子の元気と儂の元気がリンクしてる日が続いてるんだけど、これは、あの子が元気な日の事が頭に残り、それに執著しているからなんだなと、つくづく思った。
ぼあちゃんの飼育日誌にも何度か書いたように、一喜一憂しちゃダメだと自分に言い聞かせてはいるけど、これがなかなか難しい。でも、例え一喜一憂しても、その一喜や一憂をその日のうちに終わらせられるように頑張ればいいんだよな。

「たかがトカゲに、仏教まで持ち出して苦だの楽だのと、なんて大袈裟な」と思う方もいると思うけど、一旦我が家にお迎えした以上は、"たかがトカゲ"でも大事な家族の一員。だから儂にとっては決して大袈裟なんてことはない。それに、絶好の修行の機会でもあるわけで、こういう機会を与えてくれたぼあちゃんに感謝しなくちゃダメだと思うわけ。



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気のせいか

2020-11-10 17:56:22 | ウチの子たち
【ぼあちゃんの飼育日誌】[晴、14.1℃]
  • 今朝は、儂が起きて来た時にはまだ頭を寝床につけたままだった。でも少しずつ頭を上げて、ランプが点いてから30分後には寝床から立ち上がった。このまま出て来るかな〜という感じもあったんだけど、結局シェルター前に移動。最初はボーっとしてたけど、次第に外を眺めるようになり、8時半頃にはブリッジに出てきて"居間"に降臨。ところが、すぐにはコルクに登らず、Uターンしてリビングの真ん中に行き、そこで膠着。でも今の時期は部屋の中までお日様が差し込んでいるので、そこで日向ぼっこができた。30分ほどして"居間"に入ってコルクに登り、1時間ちょっとお日様でバスキング。外の気温は低いけど、コルクの辺りも含めて、陽があたる場所は優に30℃を越えてた。



  • 10時半前にコルクを降り、今日もamazon標識の前で行先を思案し、"禁断の部屋"に入ってえびへーのケージの横で膠着。今日は介入しなかったから仕方ないw。


  • ご飯の時間になったんだけど、お腹が冷たくなっちゃってたので、抱き上げて"居間"のコルクに乗せ、強制的に日向ぼっこ。11時過ぎに"居間"でご飯。今日は薬の日なので、最初に薬を包んだ葉っぱを手であげたら即パク。その後、お皿を置いたらすぐに気がつき、コルクから降りて来てパクパク。今日もちょっと長めの小休止が入ったけど、手であげるようなこともなく、無事に完食。ただ食べ方を見ていたら、やっぱりお皿に不信感があるのかなと、ちょっと思った。


  • ご飯の後はママの膝に乗ってお日様にあたってたんだけど、10分もしないうちに"寝室"のシェルターにIN。昨日はもう少し早い時間でご飯の前だったけど、同じようにラックの下の狭い所に入り込んだし、やっぱり何かあるのかもしれないけど、とりあえず今日はこのまま放っておいた。
  • 最初は頭を床に着けて横を向いてたけど、いつものように次第にこちらに向き直って外を窺い始めた。
    11時25分。

    12時2分。

    1時14分。


  • この後、ずっと頭に陽があたっててイヤになっちゃったのか、2時前にはまた日陰を求めるようにして中に引っ込んじゃった。ま、そろそろうつらうつらの時間だもんね。
    13時55分。


  • シェルターの周りとこの子のお腹の下の温度の下がり具合、空模様、それと時間とを勘案して、3時少し前に儂が抱っこ。まだ体は温かかった。抱っこしようとした時には、「なんで今日もママじゃないの?」な顔をされたけど、そんなに抵抗はされなかったw。


  • このまま消灯時間にはケージの寝床に戻し、おやすみなさい。

今日は朝起きてすぐには出て来なかった。でもここ数日のように、ヘタに早い時間に出て来て、その後元気がないご様子になる位だったら、今日のように満を持してwケージから出て来てもらった方が、飼い主の精神衛生上はよっぽど良いかも。
昨日の様に歩き回ることはなかったけど、食欲もそこそこな感じで、もし病院に行ってなくて服薬もしてなかったから、「この時期としてはこんなもんか」な1日だったと思う。強いて気になったことをあげれば、シェルターに入った時間がちょっと早かったことと、少し陽の光を嫌がってる感じがあったことかな。でもこれも、そんなに珍しいことじゃないからね。あと、例の「げっぷみたいなもんだね」は、今日もシェルターに入ったらやってた。でも、回数は少なくてほとんど気にならない程度だった。

今日は昨日と比べて、アップしたところもあればダウンしたところもあるかな。ま、プラマイゼロで大差なかったっていうことか。ただ、よく晴れてお日様があった分、儂の気のせいかもしれないけど、昨日よりも元気に感じた。


夕暮れみたいだけど、朝ですw。毎日こういう天気をお願いしますよ。



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