徒然なるまゝによしなしごとを書きつくる

旧タイトル めざせ、ブータン

憲法前文(抜粋)

2012年12月15日 | 法律

安倍晋三と石原慎太郎は、今回の選挙で憲法改正を唱えています。(橋下さんもですがニュアンスがちょっと違う。) そこで今一度、現在の日本国憲法の精神をリマインドしていただきたい。憲法前文(一部)をここに掲げます。彼等はこの文章を削除すると主張しています。

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

 


明日は衆議院選挙

2012年12月15日 | 政治

 明日1/16は衆議院選挙の日です。経済、原発、社会保障、TPP、消費税等々問題が山盛りで一体、誰に投票すべきか本当に迷ってしまいます。

 ただ、私自身は今回の選挙で自民党の安倍総裁と維新の石原代表が憲法改正を声高に主張していることが一番気にかかります。問題は彼等の主張に同意した国民が増えてその流れが出来る事です。

 中国は航空機による尖閣列島の領空侵犯を行いました。再度、侵犯があれば自衛隊機がスクランブルをかける事になるでしょう。そうなると中国は軍用機による侵犯を主張し軍事衝突の可能性が出てきて極めて切迫した状況になります。その時点で安倍総裁が首相であれば彼は大いに強気に出るのでしょう。戦争勃発です。その状況で改憲論議が国民の支持を得れば歴史の巻き戻しが起るやも知れません。

 それを避けるために、今回の選挙で自民党にボロ勝ちさせるわけには行かない。諸派それぞれありますが死票とならずに対自民勢力となりうるのは民主党を軸に考えるしか選択肢は無い。民主党もメロメロ、ヘロヘロでダメですが個人的に野田首相には期待をしています。彼は困難な状況下で消費税法案を通し小沢氏を追い出し民主党をまとめつつあります。

 ということで、明日の投票はその方向で考えたいと思います。