pianon イルギ

イ・ジョンジェを筆頭に、

韓国男優にハマリ過ぎて睡眠不足の毎日…。

んが、楽し過ぎて止めれんドォ~!

JJインタビュ~ ’12 7月 No.15

2012-07-31 | イ・ジョンジェ
続いて → コチラ

芸能人ならゴシップは当然だと思った Part2

Q : 撮影がない時は何をしている。

JJ : 映画を見たり、公演や展示会などに行く。
 最近は忙しくて見ていない。

Q : 海外での活動はどうしてしないのか。

JJ : ドラマに出れば海外進出は容易だったろう。
 ところが、主に映画に出演してみると、海外への進出とはならないようだ。
 だが、日本のファンはいる。
 倦まず弛まず好んで下さる。

Q : ファンに不親切な俳優だ。 ファンミーティングもせず。

JJ : ファンクラブや公式ファンサイトはない。
 ファンにしたら、ちょっと気が抜けるようだ。
 以前はマネジメントに依存したが、一人でマネジメントをしてみると
 そういう点に気を使えなかった。申し訳ないと思っている。



Q : ここ数年、私生活に関する記事がたくさん出た。

JJ : 芸能人にはデマやスキャンダル、ゴシップが付いて回るのは当然だと思う。
 いちいち対処しはしない。
 いつかは真実が明らかになると思うから。
 対処をしないのが私の対処方法だった。
 ところが、完全に事実無根の話が出てきた。
 そのようなケースは今回が初めてだった。
   (イ・ジョンジェは今年初め テサングループ イム・チャンウク名誉会長の長女
   イム・セリョンと熱愛説になった。
   報道したマスコミは、結局 訂正報道をし、
   イ・ジョンジェとイ・ジョンジェの父親、イム・セリョンに謝罪した)  
 最初にそんな話しが出た時は笑ったよ。
 なのに、ずっと出てくるから腹が立った。
 黙っているから私を甘くみたようだ。
 メディアと対立するのは刺々しいので、その時もこらえた。
 私は芸能人だからはめられた。
 ところが、ある記者は私の父と話しをしたかのような記事を書いた。
 私の家族まで記事のネタにされ 頭にきた。
 それで法廷措置を考えた。 ところがその会社が訂正報道をした。



Q : 結婚をしないから そんなデマに巻き込まれるのだ。

JJ : それでも、そんなことのために結婚するのは嫌だ。
 私と同年齢の俳優が結婚をあまりしていない。
 周りもそうだからなのか、あまり気がない。
 自由に生きることに慣れているせいもある。

Q : 演技以外の計画はあるのか。

JJ : ない。
 良い作品に出演し、良いキャラクターを作ることだけに努力するつもりだ。

Q : 出演を決める基準は何か。

JJ : ジャンルは関係ない。 キャラクターだけを見る。
 観客がいつまでも覚えていてくれるキャラクターを選ぶ。
 ポパイは愛されるキャラクターではないが、
 ずっと記憶に残るキャラクターのようだ。


 「日本のファンはいる。 倦まず弛まず好んで下さる」
  ふふふ、倦まず弛まずってのがグッと来た
  一時なんぞは、希少な ファンをほったらかしにして、
  ドコでナニしてるのか分からんJJではありましたが、
  そんな彼に飽きもせず、根気強く慕ってる我らをヨォ理解してます。
  JJの期待を裏切らないよう(?) ズッと応援してるからネ~~~
  JJも我らの期待を裏切らないよう、今後は役者一筋で頑張ってヨ~~~

JJインタビュ~ ’12 7月 No.14

2012-07-31 | イ・ジョンジェ
ドレもコレも微妙に似たインタビューが多いけど
この記者さんは 直球で攻めてくるから(笑)読んでてオモロかったワ

お次は → コチラ

実は全て清算した、もう演技だけ Part1

イ・ジョンジェは素晴らしい俳優だ。
モデル出身でデビューをするやいなや 青春スターになった。
長身に洗練された容貌、女性ファンの心を揺るがす価値はある。

ところが、イ・ジョンジェは青春スターの座に満足しなかった。
イム・サンス監督の『ハウスメイド』では全てを手にした男フンの役を受け、深い印象を残し、
キム・ヨンファ監督の『オー!ブラザーズ』では不倫専門のカメラマンで登場し、笑いを誘った。
フィルモグラフィーの変奏幅が予想を超えている。

イ・ジョンジェは、今度は卑劣な泥棒の役で映画ファンと会っている。
嵐を起こしている映画『泥棒たち』だ。
イ・ジョンジェはこの映画でポパイ役で登場する。
オシャレで鋭い振りをするが、お粗末極まりない。
野望は大きいが、頭は良くない。
イ・ジョンジェはこの役を受け、本来の演技力を見せた。
やはりイ・ジョンジェであった。




Q : 常に予想外の選択をする俳優だが、今回も驚いた。
 ポパイ役を受けた理由は?

JJ : 一応、映画はチェ・ドンフン監督のために出演した。
 プロジェクトがとても輝いていたから。
 このようなプロジェクトは、大きな負担なく気軽にやるのも良いと思った。
 実際、シナリオだけ見たらポパイには味がない。
 誰がキャスティングされる分からない状態だったから、そのようにしたそうだ。
 ところが、私がキャスティングされ、とても良くなった。
 本当は死ぬ役だった。
 ところが演出部と製作部で“イ・ジョンジェがキャスティングされたのなら
 殺さない方が良くないか”となり 生かされた。

Q : キャラクターに同感したか?

JJ : とても面白かった。
 ポパイは欲望と欲心のためなら誰でも裏切れる男だ。
 ところが欲に比べ、頭の悪いお粗末な人間だ。 笑わせるしかない。
 私もやはりポパイのキャラクターが面白かった。

Q : 撮影する時、大変ではなかったか。 車に轢かれるシーンも出てくるが。

JJ : 私はなかった。 実際、車に轢かれるシーンは合成だ。
 1テークでシーンが進行され、私が轢かれるように見えるが、
 実際には顔を合成しただけ。

Q : 『泥棒たち』の魅力は?

JJ : 含み的に描写したものが多い。 二回見ればさらにもっと面白いだろう。



Q : 演技が上手い俳優なのに、青春スターだったため、
 かえって過小評価されたようだ。

JJ : 実は青春スターというイメージのため、デビュー当時は大きな苦労をしなかった。
 作品数が少ないので、世間がそう思うのは分かる。
 青春スター時代の作品は多い(笑)

Q : 演技が上手いのに、しばらく活動しなかった。
 むしろ事業家でニュースに多く登場した。

JJ : 男が30代になると、周りから色々な提案がある。
 有名税で、その人気を利用して事業をしようという人がいる。
 お金があるのなら投資してと言う人も多い。

Q : なぜそのように事業に欲を出したのか。
 レストランにメンズウェア、不動産開発もした。

JJ : 芸能人は“私の定年はいくつだろう”と言う不安がある。
 芸能人という職業は変数が多い。
 また、人気が落ち、誰も見てくれなかったら、と言う悩みもある。
 年を取れば取るほど、周りからの誘惑と提案が多くなる。
 関心がないながらも 興味を持ってしまう。
 それでイタリアンレストラン、ファッション、不動産開発などの事業をした。
 レストランは面白味はあるが手間がかかる。
 周りの人達を招待して遊ぶには良いが。
 ところが、役者生活をしながら手間のかかる仕事をするのは不可能だった。
 最近は全ての事業に専門性が非常に重要だ。
 だから他の事業も止めた。
 今は作品数を増やすことだけに努力を傾けるつもりだ。
 なので、次回作も早く決めた。
 本当はドラマを選んでいたが、チェ・ミンシク先輩の提案で
 『新世界』に出演することになった。

Part2に続く。。。 

 馬車馬のごとく、ってか、仕事 カブってまで映画撮ってるけど、
  過密スケジュールのドラマだけは並行して仕事入れないでヨ~  

JJインタビュ~ ’12 7月 No.13

2012-07-31 | イ・ジョンジェ
さらに → コチラ

盗みたい物?キム・ユンソクの情熱


   “作品が良かった。 キャラクターに引かれた。 興行監督作品だったから。
    共演する俳優が気に入った…”

どうして『泥棒たち』を選んだのかと聞くと、イ・ジョンジェはポパイのように
貪欲に話した。
「商業映画は『ハウスメイド』以降2年振りだ。
 私は今年40歳。
 俳優でデビューして20年になった。 始めるには良い」
イ・ジョンジェがキム・ユンソク、キム・ヘス、チョン・ジヒョン、キム・スヒョンなどと
共演した『泥棒たち』は公開6日目にして300万の観客数を突破した。

◇『ビッグ・スウィンドル!』キャスティング拒否 “どうかしていた”

「私はどうかしていました」
チェ・ドンフン監督のデビュー作である『ビッグ・スウィンドル!』(2008年)オファーを
なぜ断ったのかという質問に帰ってきた答だ。

「完成した映画を見て、すぐ後悔しました。 私が逃した最も惜しい作品です。
 正直、今回の『泥棒たち』もチェ監督を抜きにして、シナリオだけ見たら、
 選択は簡単ではなかった」

『イルマーレ』以降12年振りに『泥棒たち』で再会したチョン・ジヒョンについては、
「一緒のシーンがもっと多かったら良かったのに…」と物足りなさを吐露した。
ポパイになって盗みたい物は、劇中ライバルである“マカオパク”こと
キム・ユンソクの熱い情熱を挙げた。

映画でイ・ジョンジェが演じたポパイは、鼻ヒゲを誇りのように守る見栄っ張りな男だ。
考えるより先に行動する泥棒。
愛のために仲間を、お金のために愛を裏切ることもある。
イ・ジョンジェはインタビュー中、ずっとポパイのように話しをし、行動した。
貪欲、愛、裏切り、憧れなど、自分の内面をありのまま現わした。
ポパイ特有の図々しさも忘れなかった。

「チョン・ジヒョンと『イルマーレ2』を撮りたかったが、
 あのお嬢さんはアジュンマになっていて…」と言った具合だ。
コ・ヒョンジョン、チョン・ドヨン、シム・ウナ、キム・ヘスなど、
当代最高の女優全てと共演したという話には
「運が良かったんですよ」と言いながらも、また共演したい女優を尋ねると、
「申し訳ないけど、全員年齢が高い。 子供も産んでるし。
 それでもチョン・ジヒョン」だそうだ。
そして「やっぱり僕は裏切りのアイコンだ」と、言いながらプハハと笑った。

イ・ジョンジェは『泥棒たち』で「10人の泥棒の中で、
「自身の欲に最も率直な人物」と“ポパイ”を紹介した。



◇デビュー20年…無駄な4年がもったいない。

イ・ジョンジェは1993年SBSドラマ「恐竜先生」でデビューし、
「砂時計」でスターダムに上がった。
無名生活はなく、いきなり大道を歩いた。
そうこうするうち、2000年代半ばから活動がほとんどなくなった。
そんな時でも 見てくれる人はいたと言う。
「過度に厳しく作品を選びました。 良いシナリオ、私が望むキャラクター。
 待っていればもっと良い作品が来ると思ってました。
 幼い子が学校へ行きたくないばかりに、難癖つけては断ったりもしました。
 3~4年、そんな無駄な時間を過ごし、バカみたいですよね。
 今まで20年、俳優として順調だったと思うけど、
 その時期だけは惜しくてたまりません。」

イ・ジョンジェは空白期にあった笑えないエピソードも語った。
江南の真ん中に高校生が6~7人いたが、自分を知っている学生が一人もいなかったらしい。
イ・ジョンジェは「その時受けた衝撃は凄かった」と言う。
「“これは何なんだ?”危機感のようなものを感じた。
 このままではダメだと思った。
 ファッション事業にレストラン、建築業まで、その間は事業をし、
 演技をおろそかにする面もあったが、昨年末、全部たたみました。
 これからは演技だけするつもりです。まめに」

彼はすでに新しい映画『新世界』を撮影中だ。
引き受けた役は犯罪組織に潜入した刑事。
チェ・ミンシクとファン・ジョンミン、『泥棒たち』同様、手ごわい俳優を相手にする。
そして『新世界』の次回作も決めた。
ハン・ジェリム監督の映画『観相』で、史劇演技に初めて挑戦する。
この映画のパートナーはソン・ガンホだ。
イ・ジョンジェは「40歳にして、役者として新世界を迎えたようだ」と気持ち良く笑った。


 JJ君ってサ、女優さんをアジュンマ呼ばわりしてるけど、
  自分はそれ以上にトシ食ったこと 気づいてないのかな?
  だから10代には“あの人は今”や“過去の人”どころか、
  単なる隣りのオッサンに見られてるのに。。。

JJインタビュ~ ’12 7月 No.12

2012-07-31 | イ・ジョンジェ
まだまだありました → コチラ

キム・スヒョンは現場を楽しくする俳優

公開6日目の30日、観客動員数300万人の突破が確実視される『泥棒たち』のイ・ジョンジェが、
共演した後輩キム・スヒョンを“現場を楽しくする俳優”と褒めた。

イ・ジョンジェはインタビューでキム・スヒョンに対し
「現場を楽しくしようと努力していた。
 私が新人の頃は現場でぎこちなかったが、彼は違った。
 そのような面では、キム・スヒョンは現場を盛り上げる俳優だった」



キム・スヒョンはこの映画で純情派な新人、泥棒チャムパノ役で
スクリーンに初めて挑戦した。
ブラウン管では最高の人気を得ているが、スクリーンでは新人である。
さらに、この映画ではイ・ジョンジェをはじめ、そうそうたる俳優達と共演するが、
臆することなく、キャストの末っ子として雰囲気を盛り上げた。
彼はこの映画の前にヒットドラマ「太陽を抱いた月」を撮影していたた。

イ・ジョンジェはこの映画で卑劣な泥棒ポパイ役で本来の演技力を見せた。
「現場の雰囲気が本当に良かった。
 誰一人として現場を不愉快な思いにしなかった。
 チョン・ジヒョン以外は初めて共演する俳優達だったが、ぎこちなさはなかった」
共演者と息が合い、監督の情熱のおかげで“泥棒”が光った、と話した。

JJインタビュ~ ’12 7月 No.11

2012-07-30 | イ・ジョンジェ
多分?最後のインタビュ~ コチラコチラ

キム・ユンソクはホテルの部屋で豚を茹で、お客さんを接待。



俳優イ・ジョンジェが撮影中 キム・ユンソクの人間的な姿に感心したエピソードを聞かせてくれた。

映画『泥棒たち』で憎めない卑劣な泥棒ポパイで登場するイ・ジョンジェは
初めて共演した俳優キム・ユンソクに対し、
「思ってた人とは違った。 無愛想で寡黙そうだが、とても情が濃い。
 “私は君と親しくなる”と言うように近づいてくる。
 ホテルで合宿生活をしながら、ほとんど毎日自分の部屋で食事を作り、
 お客さんを接待した。
 しかし、それは実際にはすごく面倒なことだよ。
 誰でも自分の部屋で静かに休みたいはずなのに、毎日そうした。
 実際には、ほとんど製作部や監督がする。
 キム・ユンソクは俳優なのにそれをした。
 自分も大変なはずなのに、直接豚も茹でて料理をし、接待をした」
と、キム・ユンソクの現場での姿に驚いたことを伝えた。

「私はキム・ユンソクの部屋に毎日行った。
 撮影期間中、皆は酒をあまり飲まない。 飲まないけど行く。
 色んな話をするため」


俳優イ・ジョンジェがキム・スヒョンのしっかりした性格を褒めた。



イ・ジョンジェは、劇中チャムパノ役のキム・スヒョンとパートナーで登場する。
「チャムパノ役のキム・スヒョンとは映画の中で会話があまりなかった。
 そのため“どうすれば彼ともっと親しく見えるか”と悩んだ。
 交わす台詞があまりないから」
と、劇中キム・スヒョンとの関係設定に悩んだことを話した。

「キム・スヒョンは自分の初めての映画だと言った。
 だから本人はぎこちないはずなのに、現場で雰囲気を盛り上げようと努力した。
 スタッフとも上手くいってた」
キム・スヒョンが現場で手の届かない先輩とも溶け込もうと努力したと言う。

「私はムードメーカーではありません。
 現場では自分のことで忙しく、神経が他にまわらない。
 雰囲気を盛り上げたくても得意ではない」
と、率直に自分の性格を語った。

キム・スヒョンを見て自分のデビュー当時を思い出さなかったか?という質問には
「スヒョンは25歳だと言ってた。
 “若さを羨ましがるべきか?”と思った。
 もし私が25、26才の時に戻れるのなら、そうしたいか?と思った。
 戻りたかったり、そうでなかったり。
 全体的に考えれば、今の方が良いかも」
俳優として20代と30代、それなりの長所や短所があると言う。

「チョン・ウソンともよく会って酒を飲む」と近況を伝えた。
イ・ジョンジェとチョン・ウソンは親友で、映画『太陽はない』から熱い友情が続 いている。

JJインタビュ~ ’12 7月 No.10

2012-07-29 | イ・ジョンジェ
なかなか終わらない。。。次はコチラ

親しいチョン・ウソンの映画出演?“Yes”



映画『泥棒たち』でポパイ役として登場し、『ハウスメイド』に続き、
もう一つの悪い男キャラクターを作り出したイ・ジョンジェ。
「砂時計」でためらいがちな愛を見せた後、ずっとスターだったが、
それだけではなく、コメディ、スリラー、ドラマ、アクションなど
着実な変化を試みた彼は豪華ギフトセットのようなチェ・ドンフン監督の
『泥棒たち』でも断然光った。

そんなイ・ジョンジェを親しいチョン・ウソンも密かに羨ましがっていたと言う。
イ・ジョンジェは、懇意な仲間である俳優チョン・ウソンにラブコールを受けたと言う。
チョン・ウソンがかなり以前から映画演出の意思があったことは有名。

「チョン・ウソンさんは演出を近い将来するでしょう。
 本人がシナリオを書いて私に見せてくれたこともある。
 登場人物はかなり多いが、悪人の役をしろと言われた。
 私の反応?“はい分かりました。監督様”と言った」



イ・ジョンジェ本人は演出や企画、製作の意思はないが、
俳優が演技以外の分野に進出することには肯定的な見解を持っているとも話した。
『泥棒たち』でサイモン・ヤム、デレク・ツァン、アンジェリカ・リーなど中華圏俳優と共演した感想も、
「これを羨ましいと言うべきか?とてもカッコ良かった点があった。
 彼らは俳優を脱し、映画人という感じがしたという点だ。
 演技もし、シナリオも書き、演出も製作もする。
 彼らどうし“私は今回演出するから君は俳優だ”
 “私はシナリオを書いたので一度作ってみるよ”と言うやり取りをし、
 その自由な雰囲気がとても良かった。
 我が国では“俳優が製作する、演出をする”となると嫌な目で見られる。
 だが、中国もそうだし、ハリウッドもそうで、俳優が演技以外に進出する場合は多い。
 全ては情熱から始まると思う」

以外にもイ・ジョンジェは、
「周りからウソンさんとの作品がないという質問を沢山される。
 『太陽はない』(1998)以降 時が流れ、
 私たちも“やれる時がなかったのか”と思ったりもする。
 当時の撮影も本当に面白かったし、今でも『太陽はない』のスチールカットは
 かなりアクセス数が高いと聞きます。
 共演に値する作品は本当にどこかにないのだろうか」




JJインタビュ~ ’12 7月 No.9

2012-07-29 | イ・ジョンジェ
今度はコチラ



「鼻ヒゲはポパイの自尊心なのに、それをマカオパクに取られたんだ!」
静かに話していたイ・ジョンジェの声が突然大きくなった。
“カッコ良い”と言うより“見栄っ張り”という表現が似合う鼻ヒゲを誇りのように守る男、
『泥棒たち』のポパイはそんな男であり、イ・ジョンジェはポパイになったように
茶目っ気さを隠すことができなかった。
ポパイには、マカオパクが盗みたいものを全て手に入れた憧れの対象であり、
いつでも潰したい最大の敵でもある。
そこでマカオパクがポパイの鼻ヒゲを無惨に剥がす瞬間、
観客は妙な快感と共に、裸にされたポパイを目撃することになる。
その日、最も恥辱的な瞬間である鼻ヒゲのシーンを説明するイ・ジョンジェは、
今一度、その現に立ったように見えた。

一見、虚勢に充ち、鼻ヒゲ一つで全てを説明できるキャラクターのようだが、
ポパイは『泥棒たち』で貪欲、愛、裏切り、憧れなど、
内面を最も多く現わす人物だ。
イ・ジョンジェも「本人はとても明晰だと思っているが、
実は全て自分の錯覚であるような二重人格で、まぬけな面に惹かれた」と話す。

「悪党の役だと聞いてシナリオを読んだが、読み終えたら
ポパイがはさほど悪党だとは思えなかった」
彼は泥棒らしく盗みたい対象を猛烈に追っただけだから。
それが人でも、愛でも、ダイヤモンドでもだ。
それで彼はこう言う。
「皆 泥棒なのに、盗んだって悪党ではない」

イム・サンス監督の『ハウスメイド』以降2年振りにチェ・ドンフン監督の『泥棒たち』を
選んだ彼は、今回の映画を“よく描かれた楽譜”と言う。
イ・ジョンジェは何をすべきか、何を表現しなければならないのか、
あまりにも明確に組まれた話について“正確に音を”出した。
大きなディレクションもなかった。

チェ・ドンフン監督は彼に「出来るだけカッコ良く見せるな」と注文した。
イ・ジョンジェも人が10個欲しがれば 30個を狙うポパイの貪欲にフォーカスを合わせた。
その結果、ポパイは“欲しいという気持ち一つで何でも犯せる人”として
裏切りが幅を利かす泥棒の世界で生き残った。
欲のためにどんなことも躊躇せずに行動するという点で、
自分の子供の面倒を見る下女を簡単に欲しがる『ハウスメイド』の主人フンが浮び上がるが、
ポパイはフンよりはるかに厚かましく、緻密だ。
しかし彼が卑劣で緻密になるほど、ポパイはキラッと光る。
ポパイいや、泥棒が明晰に頭脳を働かせ、敵を離し、欲しかった物を手に入れた瞬間の
快感が息を切らすようにピリっとするためだ。

キム・ヘス、キム・ユンソクと違い、『泥棒たち』でチェ・ドンフン監督と
初めて出会ったイ・ジョンジェは、“核心を心得てる人”と呼ばれた。
「大きなストーリーラインを構築した中に、沢山のキャラクターに色をつけ、
配列もまた立派にこなした。台詞はどうなのか。
自然な言葉のようだが、その中に自分だけの哲学のようなものがにじみ出ていた。
ところが、それが途方も泣くユーモアが混ざって自然に流れていく。
ある意味(彼が)恐い(笑)」

チェ・ドンフン監督が作った泥棒の世界は、イ・ジョンジェに“ぴったり息の合う楽しい現場”
として気持ち良い記憶に残ったようだ。
以前インタビューでチェ・ドンフン監督が「イ・ジョンジェと是非一度映画を作ってみたかった」
と明らかにしたことを考えると、イ・ジョンジェにも、チェ・ドンフン監督にも、
『泥棒たち』はかなりお洒落で強烈な初めての出会いだった。

現在、パク・フンジョン監督の『新世界』を撮影中である彼は
“愉快な『泥棒たち』”を終え、“暗い世界”に陥っているところだ。
国内最大犯罪組織に潜入した刑事“チャソン”になったイ・ジョンジェは
キム・ヘス、キム・ユンソク、チョン・ジヒョン、キム・スヒョン、サイモン・ヤムくらい華やかな
チェ・ミンシク、ファン・ジョンミンを相手にする。
やはり裏切りと陰謀が交差するが、雰囲気が全く違うという点で
イ・ジョンジェは映画のタイトルのように『新世界』を経験している。
その世界までもを必ず手に入れてしまうという意志を抱いて。



JJインタビュ~ ’12 7月 No.8

2012-07-29 | イ・ジョンジェ
続いてコチラ


チョン・ジヒョンと恋愛物すべきなのに、おばさんになった。



俳優イ・ジョンジェは、10余年振りにある作品で再会したチョン・ジヒョンに嬉しさを伝えた。

映画『泥棒たち』のイ・ジョンジェは、
「最近、『イルマーレ』(2000)以後、チョン・ジヒョンさんと10余振りに会って嬉しかった。
 彼女とは恋愛物をもう一度しなければいけないのに、
 あのお嬢さんは、おばさんになっていく」
と話し、明るく笑った。

劇中エニーコール役のチョン・ジヒョンは、イ・ジョンジェのポパイ役とのシーンが
もっと多かったら良かったのに、と残念な気持ちを表わしたことがある。
それだけポパイであるイ・ジョンジェの魅力は十分だったと言える。

チェ・ドンフン監督がイ・ジョンジェを絶賛した最初のシーンに対し、
「その泥棒が美術品を盗み、故買者とやりとりするシーンだった。
 自分の役割は、泥棒達が楽しく遊ぶ雰囲気を盛り上げることだった。
 私は映画の中で雰囲気が少し浮く役割だ。
 私が先に雰囲気を盛り上げ、ある時は噛みかけのガムが、
 ある時はエニーコールがその雰囲気の中で遊べるようにすべきだと思った」
映画のポパイは、実際に他の人達が思いきり遊べるムードメーカーのような役を担当する。

そうかと思えば、映画『オーシャンズ11』と『泥棒たち』のキャラクターを比較する
一部の視線には豪快な笑いで反応した。
『泥棒たち』はキム・ユンソク、イ・ジョンジェ、キム・ヘス、チョン・ジヒョンなど
超豪華キャスティングで、“選手達”が集まってカジノを倒すという点で
韓国版『オーシャンズ11』と呼ばれたりもした。
特に、劇中キム・ユンソク、キム・ヘスと三角関係となる憎めない卑劣な
泥棒ポパイを演じたイ・ジョンジェは、
『オーシャンズ11』のブラッド・ピットと似ていると言う人達もいる。

これに対しイ・ジョンジェは
「ブラッド・ピットがこんなに不真面目でしたか?
 それならジョージ・クルーニーはキム・ユンソク?」と笑った。
彼はポパイを見栄っ張りで不真面目な人と説明した。

参考にした映画やキャラクターがなかったのかという質問には
「ポパイをスタイリッシュに見せたい欲望はあった。
 泥棒なのにオシャレで、味のある泥棒にしたかった。
 だから頭も色々試してみたが、
 チェ・ドンフン監督が“一度ヒゲを伸ばしてみて”と言った。
 それでヒゲを伸ばしたが、あごヒゲは剃って鼻ヒゲだけ残した。
 ポパイにヒゲはよく似合うようだ。
 その鼻ヒゲが偽物だったという設定も 強情な人であることを示す。
 ヒゲを付けてみると自然に似合う。
 ポパイは他の人と違って、出来るように見せたがる。
 見栄があるのにお粗末だから可愛くて笑わされる」


 ジヒョンさん以上に ア~タはアジョッシになったと思います。。。

JJインタビュ~ ’12 7月 No.7

2012-07-29 | イ・ジョンジェ
お次はコチラ

見栄 炸裂、厚かましい泥棒で興行大当たりを盗みます。



俳優、それも俳優に「あなたはカッコよくないキャラクターを演じる時が
むしろ素晴らしい」という言葉は非常に気分悪く聞こえることがある。
25日公開される『泥棒たち』で、見栄炸裂の泥棒ポパイ役を好演したイ・ジョンジェは、
「事実だ。『太陽はない』、『オー!ブラザーズ』等、今まで世間に愛された出演作を見れば、
全部カッコ悪い」と非常にクールに認めた。

▲選択
Q :2004年『ビッグ・スウィンドル!』チェ・ドンフン監督の出演提案を断った。

JJ : 正直、最初はシナリオがあまり良くなかった。
 後で完成した映画を見て当時の選択を気が狂ったように後悔した。 ハハハ。
 (『オー!ブラザーズ』で一緒に作業した)キム・ヨンファ監督が間に入り、
 チェ監督と会って親しくなり、『泥棒たち』のシナリオを受けた。
 俳優として出演しない理由を見つけられなかった。すぐに飛びついた。
 ユンソクさんもヘスさんも、ジヒョンも同じではないか。

▲劣等感と鼻ヒゲ
Q :劇中ポパイはマカオ パク(キム・ユンソク)への劣等感を持つ友人だ。
 マカオの恋人ペプシ(キム・ヘス)が好きなのも、マカオパクの持つ全てに憧れているからだと思う。

JJ : とても優秀だとか、あるいは卑劣だとか、また、とてもコミカルってわけでもない人で、
 つかみどころのない性格だった。
 それで悩んだある日、チェ監督が鼻ヒゲを付けたらと薦めた。
 本来ヒゲは濃くないので努力して生やすと、嘘のようにキャラクターがつかめた。

▲競争あるいは気力の戦い
JJ : シン・ハギュンさんとオ・ダルス先輩まで、出演者全員が食事する席で
 「私はいつこの人達と一緒に仕事ができるだろう」という気がした。
 私を含む全ての俳優が一人だけ飛び抜けるという考えは初めからなかったので、
 神経戦はありえない。
 例えば、ユンソクさんとサイモン・ヤムさんや、ヘスさんとジヒョンが一勝負するとなると
 面白いゴシップ種となったが、残念ながら(?)そんな事件は発生しなかった。
 ある日、ユンソクさんがサイモン・ヤムさんに「中国酒が好き」と言うと、
 サイモンさんは翌日ボックスのままプレゼントした。
 酒を見るやいなや、ユンソクさんが「タゴ」(兄さんという意味の中国語)と
 言い始めたが、後輩たちはどう学んだだろう。 ワハハハ。

▲ケーパームービー?香港ノワール?
Q :ハリウッドのケーパームービー(犯罪を謀議し、実行する過程を丁寧に描くジャンル)に始まり、
 後半では香港ノワールの雰囲気に切り替えるチェ監督の判断が非常に賢明だったと思う。

JJ : 考えてみると、『オーシャンズ11』も『ミニミニ大作戦』も、
 犯罪の始めは個人的な恨みがひそんでいる。
 『泥棒たち』は韓国的な情緒を加え、そのような動機を強くした。
 一般的なケーパームービーと差別化できることで、
 私達だけの独特の作品が誕生するきっかけとなった自信がある。

▲2年という歳月
Q :2年前『ハウスメイド』が公開されてから、いくつかの作品を準備し、
 残念ながら失敗に終わった。
 その中には『依頼人』があったし、『ハウスメイド』のイム・サンス監督の『金の味』もあった。

JJ : 犯罪者を演じる『依頼人』は、演出者とキャラクターの解釈が一致せず、
 終盤に出演をキャンセルし、
 『金の味』は撮影時期が遅れたので諦めるしかなかった。
 個人的には少し惜しい気もする。
 『ハウスメイド』で久し振りに弾みをつけ、沢山の作品に出演したい欲が出たためだ。
 だが、それで『泥棒たち』に出会えたので満足している。

▲興行予感
JJ : 製作者と演出者、俳優として出来る全てのことはしたので後悔はない。
 ただ、興行が上手くいけばと言う気持ちはいつもより強い。
 1~2年前から言われている“大作敗北論'が私たちの映画で
 拭い去られることを願う。

中国での公開も予定されていると聞いたが、チェ監督の認知度が現地でかなり高く、
サイモン・ヤムさんもいるので成功の予感がする。

JJインタビュ~ ’12 7月 No.6

2012-07-29 | イ・ジョンジェ
まだまだ続くよ コチラ

私の演技に対する評価、優劣激しい



俳優イ・ジョンジェがいつも新しいキャラクターに挑戦した結果、
観客の評価は好き嫌いが激しい。

デビュー後、様々な作品を通し、優しくロマンチックな姿から
強烈な男性美あふれる男、セクシーな悪い男、チンケな悪党まで
新しい変身に挑戦し続けたイ・ジョンジェ。

新しい映画『泥棒たち』では見栄と欲の塊となった泥棒ポパイ役を担ったイ・ジョンジェは
頭の悪い悪党で笑いを与える。

今回の役のため、鼻ヒゲを付け、悪賢く振る舞いながらも、
安っぽいキャラクター作りをした彼は、様々な役をしてきたせいで、
枠にはめた明確なイメージが作れてなかった、と話した。

「役者は、残るものがキャラクターしかありません。
 今回のキャラクターは、よく出来たので満足です。
 観客がある映画を思い出す時、2時間全部は思い出せないでしょ。
 どのキャラクターの どの台詞、どの場面にポイントが残るのか、
 『泥棒たち』では、ポパイが色んな記憶を残しそうで気持ち良いです」



「自分の演技に対する評価は、どの演技であっても避けられないです。
 私も ある映画では良い評価を得る場合もあるし、
 キャラクターを消化出来ず、悪い評価を受ける時もあります。
 評価において偏りや優劣は常にあるのに、
 特に私のキャラクターが様々だったため、評価もまた常に違いました。
 コメディもし、突然『ハウスメイド』のような役もし、
 『オー!ブラザーズ』や『タイフーン』のような作品も演じたので、
 評価の違いも激しかったんです」

イ・ジョンジェは自分に対し“観客を困らせる俳優”という言葉が記憶に残ると言う。
キャラクターを色々演じると、見る側は悩まないのかと言う指摘が胸に残った。

「見る人達が悩むということを初めて知りました。
 だが、観客も楽しみ、演じる役者も面白くなければいけないでしょ?
 私は色んなキャラクターを演じるのが面白いです。
 すべてのキャラクターは私のもう1つの姿ですから」

「すべてのキャラクターが良ければ良いのですが、私の演技に対する評価は
毎回違う」そう言うイ・ジョンジェは、
それでも、また他のキャラクターに挑戦し続ける。

新作『新世界』では火花が散る2人の俳優チェ・ミンシク、ファン・ジョンミンと共演し、
強い男性美を披露する予定だ。
さらに次回作は史劇だ。
ソン・ガンホが早々に主演を受けた『観相』に出演を決定した。

「史劇だからとて、演技が変わることはないと思います。
 今まで作品数が多くはなかったが、これから俳優本来の姿に戻り、
 演技をしようと思います。
 さらに、作品を選んで演技をするつもりです」

セクシーさと強さ、ロマンチストとコミカルを行き来するイ・ジョンジェの
様々なキャラクター演技は今後より多くの作品で一層盛んな姿で会えるろう。




 色んな役への挑戦、我は全然OKです。
  イ・ジョンジェらしい役って固定されない方がJJらしいデス