pianon イルギ

イ・ジョンジェを筆頭に、

韓国男優にハマリ過ぎて睡眠不足の毎日…。

んが、楽し過ぎて止めれんドォ~!

JJ@1st look VOL.81

2015-01-03 | イ・ジョンジェ
「1st look」VOL.81 のJJインタビュ~

PERFECT MATCH



: 『ビックマッチ』を見ると、本当に休む間もなく走ってますね。
  誰かの映画感想に“42歳、イ・ジョンジェがこんなによく走ることに刺激を受けた。
  反省する”と言ってました(笑)
JJ : 不屈のファイター役を引き受けましたが、実際リングの上にいる場面より
  都市を疾走するシーンがはるかに多かったです。
  本当に信じられないほど走りました。
  都市全体が一つの巨大なゲーム版として設計されています。
  その舞台の上を絶えずプレーし、走り回るんです。
  撮影もとても苦労しました。涼し気に走る姿を入れなければならないので、
  人員もまとめなくてはいけないし、許可も必要。
  私はストーリーに沿って兄を探して突き進むことだけに最善を尽くしましたが、
  おそらくスタッフは言葉にできないくらい苦労したでしょう。

: 『フー・アー・ユー』『死生決断』など様々なジャンルを披露したチェ・ホ監督の
  初のアクション映画なのでとても期待しました。
  真剣に洒落るというより、豪快で爽やかなアクションが目立ってました。
JJ : 痛快なアクションと娯楽映画が一本になったと思います。
  監督の前作を見ると、洗練された面やハードボイルドな面、
  感性的な面もありますが、直接お会いしたら新鮮さを追求する方だったんです。
  今までなかった斬新なアクションを披露したい言われました。
  私もその点に惹かれましたし、国内初のビジュアル監督を別々に投入し、
  映画全体のデザインを任せ、ハリウッドのブロックバスターなる新技術も導入しました。
  後半はCG作業を通じて仮想現実のようなストーリーも結構あります。

: 韓国型アクションを確立したと評価された映画『アジョッシ』の
  パク・ジョンリュル武術監督が一緒でしたか?
JJ : はい。個人的に監督との出会いを楽しみにしてましたが、
  相談の末“ちょっと違う”アクションを作り出しました。
  私の映画は重くてパワフルな打撃を生かすより、追撃して広がる都心アクションを
  最大限引き立てることに重点をおきました。
  私のキャラクターはアクションをする時、動きにウィットがあれば良い
  というのがコンセプトでした。
  派手さより、楽しくてクール。すると観客が終始一貫して興味津々に私を追いかけれます。
  キャラクター自体が単純で軽く、たまに“あの子をちょっと足りないんじゃない?”
  と思うほど、体が先に動く野獣性あふれる性格なので、
  その方が はるかに合ってると判断したんです。



: 撮影前から練習もとてもたくさんしたでしょうね。
  怪我したにもかかわらず、肩は今大丈夫ですか?
JJ : 準備中に肩の靭帯が切れて苦労しました。
  映画が出来ないところだったからです。
  病院では撮影は出来ないと言われましたが、終わって手術することにし、
  気を付けて撮影しました。
  クランクアップした翌日すぐに手術をし、まだリハビリ訓練中です。
  キャスティングされて5ヵ月程アクションスクールに通いましたが、
  格闘技選手の役なので 学ぶべきことが多かったです。
  さらに、一般人の能力を超える ヒーローレベルの能力を見せなければいけません。
  受け身、転がるような基本技から、ボクシング、レスリング、キックなどを訓練しました。
  その分、個人的にはとても頑張った作品として残りそうですね。

: たゆまぬ練習のおかげですか?
  “ファイター腹筋”が公開され、ポータルサイトで大きな話題になりました。
JJ : 率直に言って、何よりも体を作ることが一番大変でした。
  アクションシーンは、実は活動量は多くても途中で休めるし、
  上手くいかない部分があっても分けて撮影したり、繰り返してなんとか合わせられます。
  ところが、服を脱いだ時は答えがありません。
  CGで作ることもなく、カメラや照明でごまかすにも限界があります(笑)
  すばやいシーンでも、まともに見せないと観客は私のキャラクターを信じないので
  頑張って作るしかないですよね。
  でも、昔は2~3週間努力すれば すぐに体が作れたのに、
  この年になると撮影期間6~7ヵ、真面目に練習し、食事の調整、
  毎日運動して体を作りました。
  準備期間を入れると、ほぼ1年余り管理してたので本当に死ぬ思いでした。



: 映画撮影を終えた気分は今まで以上に格別ですね。
JJ : 初めて『ビックマッチ』シナリオを見た時、ちょうど少し緩い姿をお見せしたかったし、
  もっと年を取ったら“体を使う演技”はできないと思い、選択したんですよ。
  ところが今は“こう言う映画は今回が最後だ”と確信しました(笑)

: 実際、アクションだけでなく、溌剌としたウィットのきいたキャラも久し振りだと思います。
  格闘技選手役と言って少し警戒しましたが、可愛い面も多かったですか?
  コミカルさを本格的に表現するのは10年以上前『オー!ブラザーズ』以来初めてでは?
JJ : 映画『泥棒たち』で似た面を見せましたが、ちょっと違うかな?
  最近、真面目で強い役を相次いで務めたので、そのイメージが固まったようで
  少し負担ではありました。
  『ビックマッチ』は愉快な娯楽アクションが主たる物語で、
  キャラクター自体も悪い状況に直面した時、それを乗り越えられるという希望を
  常に持って生きる人物だと思いました。
  笑いを与える面白さがあちこちにある映画です。
  喧嘩する時も腕を振り回したり、少し漫画的に戦います。
  “ゴマ粒の楽しみ”がいっぱいと言いましょうか?

: 最近出演した作品がとても上手くいったので、
  今回の映画も興行への期待が大きいと思います。
JJ : もちろん多くの方に劇場で見て欲しいと言う大きな望みはありますが、
  負担や強迫感はありません。興行自体に揺れたり、拘っていません。
  作品自体の長所が必ずあるため、観客の皆様が判断して下さると信じています。

: そう言えば とてもよく見かけますが、
  再び旺盛に作品活動をする理由がありますか?
JJ : 最近は、俳優が休まず働く傾向にあるようです。
  みんなブランクなしに すぐ次の作品を続けるみたい?(笑)
  実際、その方がより適しているようです。
  俳優が作品を休むと大衆にすぐに忘れられるのは事実ですし。
  かつて私もシナリオを前に 過度に悩み、顔をよく出しませんでした。
  ところが、最近は韓国映画の製作本数も増え、
  ありがたくも私を探してる方が多くなって頑張っていこうと思います。
  また私が活発に行うこともありますが、上手に周りが作ってくれることが大きいです。
  映画制作環境がとても良くなりました。
  俳優の体調や力量が70~80%しかない時も、残りの部分をスタッフが満たしてくれるので
  その恩恵を大きく受けてます。



: 『泥棒たち』、『新世界』、『観相』まで、相次いでホームランで
  “第2の全盛期”という評価を得てますが、再び頂点に立った理由は何だと思いますか?
JJ : そうですね、私も今このような評価を受ける役者になれるとは思いませんでした。
  率直に言って『観相』の首陽大君キャラクターは私に来るとは予想しなかったんです。
  もちろん“私に与えられた場合 うまく出来る”と思ってましたが、
  従来のイメージやその前のフィルモグラフィーを見ると、
  都会的でダンディーな感じが強く、そんな“炎のようなカリスマ”な人物を
  私に代入するのは容易ではないと思いました。
  それでハン・ジェリム監督が提案した時、私もとても不思議でしたが、
  滅多にない機会なので、思った姿を思う存分発揮しようと努力しました。
  私は作品の中に完璧にとけてみたかったんです。

: 『観相』で首陽大君が初めて登場するシーンは今も鮮やかに思い出されるほど、
  本当に印象的でした。
JJ : 首陽大君役を演じて、少しだけ喉の渇きのようなものが解けました。
  他の映画関係者や観客も“イ・ジョンジェは あんな役も出来るんだね、
  よく似合ってた”と話してました。
  人物自体はとても暴力的で野蛮な内面を持ったキャラクターなのに、
  よく表現したという言葉を聞いて胸がいっぱいで、良い経験になりました。



: 1994年『若い男』で映画界に登場したので、デビュー20年のキャリアある俳優です。
  時間が与える重力感はありますか?
JJ : いつのまに時間がそんなに流れたのかと思いますが、
  重みのようなものは正直に言って 全く感じません。
  その代わり、どのようにすればもっと新しくなれるかで悩んでます。
  まだ年輪ある俳優として深みを表現することを優先するより、
  依然として新人のような目新しさを維持することに重点を置くと思います。
  もちろんそれが何点の答案用紙なのかは観客が評価して下さいますが、
  とにかく毎日そのような宿題を解決している感じです。

: あなたの今は、20代、30代に比べ、はるかにかっこいいと思います。
  何があなたをそのように作ったんですか?
JJ : 若い時はその時だけのエネルギーがあったようで、
  年を取れば、年月が積もって作られる感じがあるようですが…
  実は私にはよくわかりません。
  日常生活が特に変わったとか、価値観が変わったとかなら分からないけど、
  たいして何も変わってません。
  いつも同じなのに、まあ、結婚をしないからでしょうか(笑)?
  ところで本当に格好よく見えますか?

: もちろんですよ。なので次の映画もすごく楽しみです。
JJ : 『泥棒』のチェ・ドンフン監督と『暗殺』を撮っています。
  時代の特殊性もあって、はるかに深刻なアクションを繰り広げるので、
  全く異なる色の映画が出来そうです。きっととても素晴らしいと思います。ハハ。



この画像のJJはドレも気に入ったので雑誌を買ったんですが、
紙質が…新聞紙みたいだったワ


JJ@VOGUE 201412

2015-01-03 | イ・ジョンジェ
VOGUE」2014年12月号 のJJインタビュ~


熱血ファイターに変身した イ・ジョンジェ



: 最近見た展示会は
JJ : この前ロンドンに行ったら、偶然アンゼルム・キーファー展をしてました。
  とても印象深かったです。

: 負傷した肩はどうですか。
JJ : 今もストレッチ出来ない角度があるので リハビリを続けてます。
  撮影の時でもなく、アクションスクールで練習している時に肩を壊しました。
  自分が受けたキャラクターが異種格闘技選手なので、半年ほど準備しました。

: 今回の映画を終えて手術をしたため、『無頼漢』は結局 降りたと聞きました。
JJ : 術後3ヶ月ほどは何もできないと言うんですよ。
  病院側の話しだけでは信じませんでした。「とりあえず手術しましょう」と。
  ところが、腕が動かないんです。思ってたことと全く違う状況でした。
  私と『無頼漢』製作者、医師が集まって話をしました。
  映画のために早く決めるべきと思い、病室でその作品を諦めました。

: 『下女』のチョン・ドヨンとまた共演と思ったのに残念ですね。
JJ : キム・ナムギルさんがキャスティングされたので、彼が解決するでしょう、ハハ。



: 今回の『ビックマッチ』にかける期待は大きいと思います。
JJ : 確かに。でも、まだ映画を見てません。
  デザインがかなり入った映画です。
  アクションにもモーションキャプチャーやCGが多く、
  シン・ハギュンさんが登場するシーンもそうです。
  監督はデザインが上手な方ですが、現場では後半の作業を見られないので
  俳優の立場では気になります。期待半分 心配半分です。

: 先立って、チェ監督と仕事したファン・ジョンミンさんは何と言いましたか。
JJ : 監督について特別な話はしてません。
  どうせ私はやるつもりだったし、会うと自然に感じる部分なので
  事前に特に必要な情報はありませんでした。
  会った後「あ、こんな方なんだ」と分かりました。

: どんな方かですか?
  『フー・アー・ユー?』、『死生決断』 、『GO GO 70s』など
  チェ・ホ監督の前作は良かったが、実はジャンル的にはちょっと意外でした。
  初めてのアクション映画じゃないですか。
JJ : 新しいジャンルと新たなストーリーに楽しさを感じ、
  そんな映画を作りたいという欲がありました。
  今までは洗練された高級な面や、ハードボイルドなノワールジャンルでした。
  今度はハリウッドアクション映画みたいなシーンを韓国でも一度やってみようと
  挑戦したようです。
  『ビックマッチ』は娯楽アクション映画ですが、多少仮想現実のような設定もあります。

: 仮想現実ですか?
JJ : シリアスではありません。  



: チェ・イクホはどんな男ですか。
JJ : 説明する必要がないキャラクターです。
  シン・ハギュンさんが企んだ事件に巻き込まれ、兄を助けにいく役。
  それが全てです。とてもシンプルです。

: 『太陽はない』でチョン・ウソンさんが演じたボクサー、ドチョルのように?
JJ : ドチョルより もっと軽いです。
  天真爛漫で、たまに知能が足りないのではと思えるほど、
  頭より体が先に動くタイプです。

: UFC試合のようなものを好んで見るほうですか?
JJ : あまり見ませんでした。
  喧嘩する時も人によってスタイルがあるので、この映画の為に見るようになりました。
  監督が映像資料を集めてファイルで送ってくれたんです。
  こんなゲームで、このようなファイター達の動作が役に立たないか、と。
  それを見ながら各選手の動作を編集しました。

: それなら、チェイクホは天下無敵“完全体”ですね。
JJ : ところが、選手達のカッコ良い部分ではなく、面白い部分を選んだというのです。
  たとえば、ポパイみたいな力がいると思ったら腕を振り回した、と言うように。
  そんな漫画的要素があってこそ映画がもっと若々しく、
  ウィットに富んだ演出者の意図もありました。



: キム・ヨンファ監督の『オー!ブラザーズ』以降、ウィットのきいたイ・ジョンジェは、
  久しぶりかと思います。
JJ : そうですね。あまりにも真剣な役のみしてると、
  そんなキャラクターでイメージが固定されるのは負担でもあったんです。
  勿論 上手くいかないかもしれないけど、一度やってみることです。
  上手くいけば私も個人的に嬉しいし、観客も退屈しないはずです。
  しかし、もし上手くいかなかったら、ずっとシリアスをやらないと…ふふ。

: 首陽大君に深い印象を残した『観相』まで、最近の作品は全部本当に良かったので、
  次の作品に対する負担がさらに大きかったと思います。
JJ : いいえ、全然そうではありません。
  興行はうまく行く時もあるし、そうでない時もあるから、
  そこにはあまりこだわりません。
  スケジュールが合い、当時入ってきたシナリオで最も興味深かったので選択しました。
  私が厳しくシナリオを悩み、数年間作品数が少なかった時がありました。
  ところが最近の俳優はみな休まず、すぐ次の作品を続ける傾向です。
  それがより適しているようです。
  作品数が多くなってこそ、劇場を訪れる観客数も増えるだろうし、
  韓国映画が今より良くなれば海外に行く機会もさらに増えますから。

: 天才悪党のエース役にシン・ハギュンさんを推薦した特別な理由がありますか。
JJ : どうしてもシン・ハギュンさんと一度共演したい思いが強かったんです。
  さらに、この役はとても難しいんです。
  このような役をこなせる俳優が多くないため、監督に話しました。
  ところが、すでに一度断られたそうです。
  それでシナリオをちょっと変えて再度やり直しました。私の立場ではよく出来ました。

: 今までシン・ハギュンさんと共演したことがないのが意外ですね。
JJ : イベントでたまに会うとか、誰かの紹介で食事するとか、
  そんなこともありませんでした。
  実は私は一度も会ってない俳優がとても多いです。
  チョン・ウソンさんと10年間 親しくしてるので、
  良い映画で共演したい気持ちもありますが、
  『太陽はない』以降まだ一度も映画を通じて会ったことがないですし。

: 直接作ってみるのはどうですか?
  チョン・ウソンさんも今年の短編映画を演出したと聞きました。
JJ : ウソンさんは映画を始めた時から 俳優より演出に興味があった人じゃないですか。
  俳優の仕事が忙しくて 自分の演出を今まで延ばしてきましたが、
  最近シナリオを作成中のようです。私はまだよくわかりません。
  この前「イ・ジョンジェ、シナリオを書いている」こんな記事が出ましたが、
  どんな俳優でも自分の頭の中にシナリオが1本はあるでしょう?
  誰か製作してくれないですかね。

: 海外ではベン・アフレックのように監督を兼ねた俳優だけでなく、
  ブラッド・ピットやドリュー・バリモア、レオナルド・ディカプリオのように
  製作者として参加する俳優もかなり多いでしょ。
  チョン・ウソンさんも来年公開の映画『私を忘れない』で主演を務めながら製作もする。
JJ : それもすごい才能です。
  良いアイテムを発掘し、目の肥えた投資家を説得する能力も必要だから。
  劇場を決め、興行までして、ようやく立派な製作者になったのに、
  越えなければならない山が多いですよ。
  今のところ、そこまで行けるシナリオがまだない状態です。えへへ



: 『ビックマッチ』は脇役も優れています。
  「ミセン」のオ課長で熱い人気を得ているイソンミン氏をはじめ、
  歌手BoA、ラ・ミラン、ソン・ホジュン、チェ・ウシクなどが出演したが、
  他の俳優との呼吸はどうでしたか?
JJ : 撮影現場で一堂に集まる機会はほとんど無かったですね。
  ソンミン兄は捕まっている状況ですし、
  シン・ハギュンさんは私を罠にはめようとする悪党なので、
  全ての活動舞台が違いました。それでもボアさんと仲良くなりました。
  シン・ハギュンさんの部下であるボアさんが私につきまとう設定だったので
  撮影現場でよく会ったんですよ。

: どう見てもイソンミンさんとイ・ジョンジェさんが実の兄弟という設定は信じられないですね。
JJ : イ・ソンミン先輩は多様なキャラクターを上手く消化する方です。
  演技力においては申し分ないキャスティングです。
  一緒に過ごす時間が短くて残念でししたが、ソンミン先輩をはじめ、
  関心あった人達と会ったのが今回の映画で一番楽しかったことです。
  また会いたいです。

: ソウル市内の見学はかなりしたんでしょうね。
JJ : 隅々までたくさん行きました。
  一番大きな場所が上岩サッカー競技場で、清潭洞や江南でもたくさん撮って、
  ソウル駅でも撮影しました。

: 撮りながら何か感じましたか?
  私のフィルモグラフィーに残るシーンが1つありそう、とか。
JJ : 映画を撮影すると、そんな感じがある時もあれば、ない時もありますが、
  普通そんな場合はもっと深刻なキャラクターです。
  どうしても観客の印象に残るでしょうから。
  チェ・イクホはそのような強烈なキャラクターではありません。
  自分が演じたいキャラクターをしていけば またあるでしょうが
  毎回そんなことはないです。
  それはロバート・デニーロやアル・パチーノでもそうでしょうから。

: 意外な場合もあるでしょ。
  かなり昔、94年ドラマ「フィーリング」の大学ボート選手のハン・ジュンもそうでした。
JJ : 「フィーリング」はフィルモに残る作品ですよ!
  私はあのキャラクターがとても好きです。
  当時、演技のパターンはだいぶ違いました。
  普通は台詞と動作を一緒にしません。動作が終わった後、台詞をしたり、その逆でした。
  しかし、私はアクションと台詞を複雑に混ぜたのでライブっぽかった。
  ある面ではコミカルに見えたり、幼かったり、憐れだったり。
  そういう部分がよく表現されたようです。



: 再放送でそのドラマを観る時、イ・ジョンジェという俳優が、
  もっと遅く生まれたらどうだったかと思いました。
  昔も今もハンサムという言葉はうんざりするほど聞いたでしょうが、
  21世紀型マスクに より近いと思います。
JJ : そうですね、自分の顔に100%満足している俳優は多くないです。
  私もやはりそうですし。
  今は何年も続け、演技力で勝負しなくてはいけない時です。
  外的な部分より私が引き受けたキャラクターを新たに増幅させ、
  もっと大きく見せれる演技をしようと努力しています。

: 今回の映画で期待している部分があるとすれば?
JJ : やはり興行です。
  『新世界』も『観相』も興行が良かったので、
  私のキャラクターに対して良い評価が出たんでしょうね。

: 観客数は少なかったが『純愛譜』は本当に良かった…
JJ : あ、『純愛譜』は熱烈ファンが意外に多いですね。
  演出も良かったし、企画も新鮮でした。
  韓国と日本で半分ずつ撮ってオムニバスのように構成したので。
  最近また見てみると どんな感じになるでしょうね。

: “ファイター腹筋”で検索語1位になりましたが、ちょっと痩せたようですね。
JJ : 『ビックマッチ』撮影時は7kg程体重を増やしました。
  今はチェ・ドンフン監督の『暗殺』を撮ってますから。
  来年1月末までずっと撮影しそうです。



: チェ・ドンフン監督はあなたの熱烈ファンでもあります。
  「実際のイ・ジョンジェもそうだが、映画ではよりかっこいい」
  と、本当に素晴らしい俳優だと何度も話してました。
JJ : 私も監督を認め、尊敬しています。
  作業する際、片方だけが楽しいのではなく、一緒に楽しむ。
  映画を作るフィルムメーカーや映画人として非常に多くの話しをします。
  イム・サンス監督やキム・ヨンファ監督ともたまに会いますが、
  チェ・ドンフン監督が一番よく会います。すごく良い人です。

: チョン・ジヒョン、ハ・ジョンウ、イ・ジョンジェ。
  偶然にも『暗殺』の主演俳優3人がすべてSKテレコムの広告モデルですね。
JJ : そうなんです! ハハ。
  しかも3人とも他の会社のビールCFをしてるので、飲み会のたびに悩みます。
  どのビールにしようか…

: ビールはやっぱり OBです。
JJ : あ、どうも。



JJ@Cine 981号

2015-01-03 | イ・ジョンジェ
去年の記事で申し訳ないですが… Cine21 981号のJJインタビュ~。

イ・ジョンジェ 完成した男



: デビュー20周年だった2013年を華やかに送った。
   昨年、映像資料院ではイ・ジョンジェ特別展が開かれ、
   今年はニューヨーク・アジア映画祭でイ・ジョンジェ特別展が開かれた。
JJ : 運良く継続して映画を撮ると、そのような意味あるイベントを用意してくれたが、
   実際演じる立場では20年という時間に実感がない。

: チェ監督の『ビックマッチ』について
JJ : 今でなければ、今後こんなキャラクターは出来ないかも、
   と言う思いで臨んだ作品です。

: 『観相』以降、たくさんシナリオが入ったようだが。
JJ : そんなに多くありません。
   最近は俳優も多く、スターキャスティングより企画に合ったキャスティングが
   強化される面があり、実際はシナリオがたくさん入らなかった。
   代わりに、『新世界『や『観相』を観た方達が
   イ・ジョンジェは強いのも似合う、と思われ、強い役がたくさん来ました。

: 『観相』の首陽大君キャラクターが強烈で次回作に何を選択するのか気になった。
   似たようなキャラクター、似たようなジャンルを続けて選ばない俳優だが、
   娯楽映画『ビックマッチ』はちょっと意外な選択だ。
JJ : 『ビックマッチ』を決める前にチェ・ドンフン監督の『暗殺』出演が決まった。
   ところが、『暗殺』はフリープロダクション期間が長く、キャラクターも強い。
   ちょっと休んでみようと思った。そんな時『ビックマッチ』が来ました。

: 休もうとしたキャラクターとしては『ビックマッチ』では苦労しすぎた。
JJ : キャラクターはゆったりでも、体は疲れました。
   肩の靭帯も切れたし。

: 最初はシン・ハギュンが演じたエース役を提案されたと聞いたが。
JJ : 「エース役にキャスティングしたい」という話しはなかった。
   シナリオを送ってもらい、読んだら面白くて映画会社の方々と会うことになった。
   個人的にはエースよりイクホに惹かれた。
   イクホは今でなければ出来ないという気がしたので。
   40歳を超えて体を作ることは簡単ではない(笑)
   このタイミングで体を作り、クールに殴って走るアクションを一度見せたいと思った。
   それで監督にイクホ役を切り出すと、
   「私たちはエース役をすると思った。でも本当にイクホが出来ますか?」と言われた。



: イクホは漫画的な人物だ。
   チェ監督が「スラムダンク」のカン・ベクホを参考にして作ったと聞いているが、
   (カン・ベクホ : 「スラムダンク 」の桜木花道の韓国名)
   シンプルだが拘りのある人物をどう表現しようとしたのか。
JJ : 大笑いさせる人物ではないが、ウィットが所々入ったら良いと思った。
   兄を救わなければという目標だけに真剣に走ると映画が重くなる。
   ウィットを与えられるポイントを探すのが宿題だった。
   アクションシーンのみ強引に行くことは出来なかった。
   パク・ジョンリュル武術監督は『アジョシ』、『隠密に偉大に』の方だから、
   強くやるならとことん出来る。
   でも、私の立場では『アジョシ』や『隠密に偉大に』の感性がにじみでる
   アクションは避けたかった。
   動作自体にも もっとウィットがあったらと思った。

: アクションにウィットを入れたシーンを具体的に説明すると。
JJ : 前半、警察署でのシーンは小競合いして逃げているが、
   どうにかして殴らずに逃げれないか設定を加えた。
   これにより、カエルのように飛び回って逃げるアクションが出来た。
   蛍光灯にピョンと飛んでしがみつくのもウィットを加えた動作だ。
   『アジョシ』のウォンビンは警察署から脱獄するのに4秒? 7秒?
   それくらいかかったかな?(笑)
   もちろんイクホも格闘技の選手だから、さっさと抜け出すことが出来るだろうが、
   それではクールであってもウィットを生かせなかった。

: コメディーシーンをもう少し話すと、違法賭博場のカラオケシーンとか、
   BoAと漢江のほとりで妙な誤解を招く体当たりの喧嘩シーンとか、
   引き付けるシーンを俳優たちがよく生かした。
JJ : それは幼稚だった。
   シナリオを見て、これはどうやって撮るのかと思った。
   カラオケで歌うのは本当にやりたくなかったのに…(笑)
   しかし、そのシーンを減らそうとは言えないじゃないですか。
   俳優の役割は監督が何を表現したいのか良く理解し、それを自然に見せること。
   なので、より多くのアイデアを出そうとした。

: 映画前半で服を脱いだイクホの姿が見れる。
   ファイターとしての魂を感じる筋肉が印象的だった。
JJ : 肉食中心で、一日6回食べた。
   消化が良い体質でもなく、食べるのが本当に苦しかった。
   午前8時から3時間間隔で食べた。
   ところが、運動量が多くて思ったより筋肉が付かない。
   欲を言えば体重をもっと増やしたかった。
   80~82kgにしたかったが、77kgがいっぱいだった。
   アクションの撮影は、一旦休んで撮ることも出来るし、
   十分でなければ また撮ることもあるが、体を出していると欺けない。
   イクホの体を見せる場面が序盤にあるが、観客は立派なイクホの体を一度見たら
   その後、服を着て出ても堂々とした体に対する記憶を持ち続ける。
   それでバルキーな体を作るべきだと思った。

: 先に話しが出たが、撮影前に右肩の靭帯が破裂した。
JJ : 午前中ウエートトレーニングを2時間半ほどし、
   ランチ後、格闘技のトレーニングを4時間ほどする生活を5ヵ月間
   毎日繰り返したので体に無理がきた。
   それで靭帯が切れて病院に行くと、すぐに手術しなければと言われた。
   野球選手はよく負傷するが、シーズン中に肩の靭帯が破裂した選手はどうするのか
   と医者に尋ねた。注射を打つと言われた。
   それなら私も撮影が終わったら手術すると言った。
   マネージメント会社や周りからも、治療に専念しろとアドバイスされたが、
   撮影を控えて降りることはできなかった。
   すでにキャスティング記事も出、映画会社の立場もあったので。

: その痛みを抱えて5ヵ月間撮影したのか。
JJ : 実際、カメラが動いてる時は痛いと思わなかった。
   カメラがなくなるとズキズキ痛んだ。
   撮影が終わるやいなや、翌日 手術した。



: 『ビックマッチ』では最初から最後まで走る演技を見せる。
   普通は力の調節をするが、今回はそうすることが出来ない作品だった。
JJ : 初めからずっと走ってたので、演技もそうするしかなかった。
   なので、ランニングタイムが2時間過ぎるのは絶対ダメだと監督に伝えた。
   ところが、こんな話しをどこかで聞いたことがある。
   初めに80%を見せ、中間で90%、最後に100%を見せようとするな。
   初めから100%出し、次はその時また考えろ、と。
   初めから全部だしきる、ということだ。
   人間の能力は思ってたより凄く、120%、140%まで
   自分の能力を越える何かを見せれるという話だ。
   『ビックマッチ』でもそうだった。
   初めから強く行った。次は その時になってまた絞り出し、
   もっと良いものを作って見せれば良いのだから。

: いつのまにか40代となった。
   俳優として、平凡な一個人として、年を取って良い点は何か。
JJ : 少し丸くなったこと?
   仕事をすると経験が積り、さらに敏感になるのは事実だ。
   以前は見られなかった隅まで丸見えだから、もっと鋭敏にならざるを得ない。
   歳を取ると見方が広くなるのも同じ。

: 日常生活で良いことはないか。
JJ : 少しの余裕?
   なければないで、あればあったで楽しく生きれる。
   そんな心の余裕がちょっと出来たようだ。

: 現在、『暗殺』撮影中だが、映画のため15kg減量したとか。
JJ : 撮影中、最も痩せた時が62kgで、64kgで体重を維持している。
   『ビックマッチ』の時が77kgだった。
   こんなに落ちたのは中学生以来 初めてだ。
   塩抜きして6ヶ月くらいになった(笑)

: 『暗殺』は1930年代、親日派の暗殺作戦で集まった人達の物語として知られている。
JJ : その当時の人々がどう生きたのか、何のために命まで投げたのか、
   あるいは生きるために人間はどんなに卑劣になれるのか、
   そんな姿を見せる映画になりそうだ。

: 『暗殺』では、大韓民国臨時政府の要員ヨム・ソクジンを演じる。
   どんなキャラクターなのか。
JJ : チェ・ドンフン監督が「イ・ジョンジェさんが担当したキャラクターは、
   映画広報する際、非常に露出を控えなければならない」と言われた。
   私のキャラクターを話すと映画の重要な内容が明らかになる。
   そんな点で、映画広報が積極的に出来ない。何か損した気分だ(笑)
   映画公開前までは ベールに包まれてなければならない。




※ Cine 981号で他にもシュ的なJJ画像あったので、
  分家にUPしました~~~

セヘボン マニ パドゥセヨ ~ 2015

2015-01-01 | イ・ジョンジェ
明けましておめでとぅごジャいます


            オリジナルはコチラ JP 郵便局 の2人。
                 (真ん中のアジョッシとユルキャラは削除しました
 

例年通り 昨年末は大掃除に明け暮れたので、そのご褒美として(?)
今年も元旦早々、朝からお屠蘇 飲んで グ~タラ し
スマホ握ってゴロンとしては、まずは今年一番の「イ・ジョンジェ検索」すると…、
ん? んん?? んんん???

以前噂になったヨジャとの2ショットがズラッと並んでるから
“また噂 出たんかい、韓国ゲーノー界もヒマやな~”と思いつつ、
ページをめくっても めくっても、どんだけめくっても、
延々JJタチの熱愛報道が(タチって言いたくないけど…
果てしな~~~~~~~く続いてるじゃないか!!!
(『泥棒たち』や『観相』記者会見の記事より多いと思う。。。)
訳してみると…
おい、認めたんかい! 聞いてないゾォーーーーーーーーーー!

コチラの記者さんにフライデーされたようですが、
以前からJJはこのヨジャが経営するレストラン(Maison de la Categorie)で
頻繁に目撃されてたけど、
それって、お店の雰囲気や食事が美味しいから通ってたんじゃないの?
(ランチコース45,000w ウソン君もよく行ってた店やし…)
我は素直にそう思ってたのに…実はそういうことだったの?
(現に、そこでデート  してるJJタチも目撃されてるし

「最近は誰でもスマホで撮って すぐネットに上げるから怖いよネ」
と、以前JJは言ってたけど、それでも、皆に見られてると分かってても、
JJはフツーに誰とでもお店で食事しちゃうシトだから、
ヨジャと2人で行くってのは、そういう関係ヂャないから堂々と食事出来る、
と、解釈したい我なのに…
でも、熱愛認めたんかい

そりゃ、我は役者ジョンジェに惚れたんだから、彼の私生活に関心ない…。
でも、やっぱ…ヤダーーーーーーーーーーーーーーーーッ!
(心の狭いファンと思われようが、自分のブロブに嘘は書けん

高級車乗って、ブランド物身につけてるような大企業のご令嬢となると、
(これまた大企業のご子息と離婚歴あり&お子さん2人いてるし…)
桁はずれの財産問題や、色んなトコから財閥の圧力かかってくるから、
ジョンジェ君、我ら親戚も(いつから? )お付き合いしてくの大変なので、
ここはちょっと考え直して、日本で待ってるP子をお嫁さんにしたらドオよ?
明るく気さくで、スーパーの特売日を逃さない 金のかからんエエ女だよ~


昨年からやり残してる仕事がいっぱいあるってのに…
(1ヶ月以上前のJJ君ネタもたまってるし
 10月の釜山旅行記も早く書かんと写真だけ貼って終わりそうだし
 さらには、5月に行った恐竜展レポもあげたいのにぃぃ
今日はJJのニュースに驚きのあまり…やけ酒 飲んで寝るとするか?
(単に飲みたいだけ? )