5日から第13回ニューヨーク・アジア映画祭の一環として開かれてた「韓国映画特別展」に
ジョンジェは招待されました

この「韓国映画特別展」は、「イ・ジョンジェ特別展」、「ソル・ギョング特別展」、
「韓国短編映画選」を通じて韓国映画19作品を紹介してますが、
JJ作品としては、米国の観客に『観相師』、『新しき世界』、『イルマーレ』の3本を
披露したようデス。
(ちなみに、ソル・ギョングは韓国人俳優では初めて今映画祭で
アジア・スター賞を受賞したそうデス

)
JJは7日、韓国映画の競争力と自分の映画についてインタビュー受けてるので、
各記事からQ&Aを抜粋します
Q : 仕事で来たのは初めてらしいが、ニューヨークに来た感想は?
JJ : 古いものと最先端のものが入り混ざりつつも 調和している。
アンバランスだが調和のとれた感じ。
ニューヨークでは買い物はしなくても美術館は全て行きました。
(

そう言えば昔、M子とNY旅行してましたナ。。。

)
以前あるいは今活動している作家が何に興味を持ち、
自分の関心をどのように表現するのかがとても気になります。
私も表現しなければならない職業なので 表現方法に興味があります。
Q : 最近とても人気を得ているが。
JJ : 我々は人気で生かされてるといっても過言ではない。
しかし、常に人気を得られることは出来ません。
常に成功出来ないのは他の職業でも同じです。
だからいつも「仕事をしている」ということに満足しています。
結果が非常に良くて嬉しいとか、興行が良くなくてダウンすることは最小限にし、
働くこと自体に楽しさをとても感じようと努力しています。
Q : どんな俳優になりたいですか。
JJ : 俳優は実力より運が良くて成功したり、演技は生まれつきの才能だ
と思っている方が多いようですが、
俳優という職業も着実に仕事を続けながら 少しずつ良いものを作り出すため、
努力と時間が多くかかると思います。
そんな俳優として知られたいと思います。
この仕事も真面目に努力すれば成功できるということをお見せしたい。
だから末永く観客の記憶に残る俳優になりたい。
Q : 今回の映画祭で海外のメディアは主にどの部分に興味を持つだろうか。
JJ : まだ正確にどのようなことが気になっているのか把握できなてません。
ただ、5〜10年前には韓国という国をよく知らないため、
見た映画の特定のシーンについて、「これが韓国なのか」「これが韓国の文化なのか」
という質問がたまにありましたが、今は韓国という国をとても知っているようです。
私達の映画は、物語や映画の主題歌がアメリカ人にも違和感ないストーリーだと思います。
(韓国について)とてもよく知っているという感じを受けました。
また、今私たちがやりたい話しを観客に正確に伝えていると思います。
その点では韓国映画が少し成長したと思います。
Q : 『観相』について。
JJ : 韓国的な題材でありながら、外国人でも難なく理解できるストーリーです。
王位を奪うための企みや、他人に危害を与えてまで王になろうとする欲望の話は
西洋にも多いのではないでしょうか。
韓国の歴史物という点で様々な見どころがあり、面白みがあると思います。
前日、『新世界』上映時の観客との対話でも、アメリカ人の質問が国内観客たちの質問と
大きな差が見られなかった。これは5〜10年前と変わった点です。
映画界の先輩が今まで大きな映画祭で沢山の賞を受けて海外市場に進出にすべく、
とても努力しました。今は私達の世代がそれを引き続ぐべきだと思います。
一度では出来ないが、映画祭の規模に関係なく 韓国映画を紹介し続ければ
小さな積み重ねが大きな成果に繋がると信じてます。
Q : 韓国映画の強みは何だと思いますか。
JJ : 今、韓国で『トランスフォーマー』より韓国映画の方が良い成績を収めています。
(

これ、ウソン君の『神の一手』のことだネ

)
我国の映画のシナリオがとても創造的で面白いことを証明する良い例でしょう。
もちろん、常にそうではないですが。
今や韓国映画は海外の人が見ても興味ある題材、しっかりしたストーリーのシナリオ能力、
良い作品を作り出すために向上した技術力で、
どの国の映画よりはるかに競争力があると思います。
Q : 最近、ポン・ジュノ監督の『スノーピアサー』もアメリカで良い反応を得ているが、
海外の映画関係者と一緒にプロジェクトがあれば参加したいですか。
JJ : 良いキャラクター、良いプロジェクトであれば当然です。
(『スノーピアサー』は)良い事例です。
今後もこのようなプロジェクトが韓国で進行したら良いでしょう。
Q : 良いキャラクターを選ぶ基準はありますか。
JJ : 私を動かせるキャラクターなら、「悪役」や「善良な役」ということは重要ではなく、
今の観客がどのくらい共感したり、広く知られるかがより大切だと思います。
今は映画を見る観客との疎通がより重要です。
Q : 一緒に仕事をしてみたい外国監督や俳優はいますか。
JJ : 非常に多いです。良い監督、良い役者が本当に多いです。
機会があれば、どんな小さな役でも楽しくやってみたい欲があります。
Q : 今後の計画は。ロマンス映画への出演予定はないのか。
JJ : メロー映画ですか?実は私も恋愛映画はとても待ってます。
ところが最近は良いシナリオを探しているのに、あまりなく、難しいです。
良いシナリオがあればぜひ出演するつもりです。
8月からは映画『暗殺』(チェ・ドンフン監督)の撮影に入ります。
『暗殺』は来年の夏に公開予定ですが、
韓国では非常に多額の制作費をかけた映画です。
1910〜40年、独立軍の話ですが、とても面白いと思います。期待して下さい。
スタッフ曰く…
インタビュー前は存在感のはっきりした魅力的な俳優だと思っていたが、
インタビュー後は彼の人間的な面に惚れた。
彼は映画の中で自分だけの存在感で観客に熱い感動を与え、
映画の外では、ムービースターらしくない親しみやすさで
良いエネルギーを与えてくれる俳優だ。
ジョンジェ君は もぅソウルに帰ってきたのかな?
NYではハードスケジュールだったようだけど、
負傷した腕、無理しなかったかな、心配だワ。。。