pianon イルギ

イ・ジョンジェを筆頭に、

韓国男優にハマリ過ぎて睡眠不足の毎日…。

んが、楽し過ぎて止めれんドォ~!

モンゴルの恐竜たち その3

2013-06-09 | お出かけ
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展示物の前で思わず頭をひねってしまったのがハーピミムスなのであります  
(どうゆう構図なのか 説明を読むまで???だったワ)
見つかったままの状態なので首や尾が反り返ってるけど、
こうゆう状態で化石になることは多いので、
もし我がこの子を発掘したら、本来の姿が分からないと思うワ

  ハーピミムス全体図              頭部辺りを拡大
 


続いては…たまごのコーナー
ゴビ砂漠では約90年前に恐竜の卵の化石が発見されたけど、
卵には赤ちゃんの骨が残ってない物がほとんどなので、
殻だけが化石として発見されるケースが多いそうデス。

恐竜によって巣の形が様々なので、発見された卵が置かれた状態も様々。。。
巣の底に恐竜の爪跡らしきものが残っていることもあるらしいから、
恐竜も赤ちゃんのために土を掘って巣作りしてたんだろうネ~

                         
 

                         
 

                         
 

  獣脚類の卵
2個ずつ産み付けてるのは、恐竜には2本の卵管があるためらしいけど、
1度に何個も産めれるのかは まだ分かってないんだとか。
ってことは、ここにある卵達はそれぞれ親が違うってこともあり得るから、
親たちが順番に 卵を守ってたのかも~

 表面がツルッとして地面に垂直に産み付けてるのは植物食恐竜かも?ってことです。
この卵の近くにバガケラトプスの化石が見つかったそうなので、
もしかしたらバガケラトプスの卵かも…ってことです。。。

 卵の殻と小型獣脚類(多分)の卵。
卵の殻がバラバラに砕かれてるのは、親が踏みつぶしたのか、
それとも他の恐竜にやられて赤ちゃんが餌食になったのか。。。

 コレは 卵の中に赤ちゃんの骨が残ってる貴重な殻で、
骨を薄く切って調べたところ、全長20~25cmのオヴィラプトル類の赤ちゃんでは…と判明

 竜脚類の卵

続いては幼体コーナー

 
↑ 左はピナコサウルスの子供、それも2体の化石。
子供と言っても3mほどあるそうデス(大人になると全長5~6m)
体は大きくても子供なので、体を覆うヨロイはまだ3ミリほどしかないんだとか。
この化石の周りには30体ものピナコサウルスが見つかったらしく、
(登校時間だったのかな?
そのどれもが2~3mだったらしい。
集団で暮らしながら身を守っていたのだろうか、とパネルに書いてあったワ。
右のハドロサウルス類の幼体は 20cmもなく、小さかった。。。↑

 
 

上・左右 : タルボサウルス成体 寿命は25~28歳
下・左 : タルボサウルス幼体 2~3歳
    大人はももが長いけど、子供はすねの方が長い。
下・右 : 若いタルボサウルスの足跡化石…かも?
    (大きな もみじ饅頭みたい )

恐竜にも足の裏に肉球のようなものがあって、
これがクッションとなり、走る時の衝撃を和らげたり、
獲物を取る時に足音を消す役割を果たしてたんでしょうかネ。
解説には、タルボサウルスの足には5本の指があるけど、
歩く時は2・3・4番目の3本の指を使うから、化石も3本の指の跡が残ってました。

女性の考古学者がパネルで紹介されてた。
日本とモンゴルの共同調査が始まって20年ほどらしいけど、
その当時なら まだ我も多少若くて体力あったから 発掘の仕事に携わりたかったなぁ。
いや、何かを始めるのに年齢は関係ないか? 今からでも遅くないか?
でも…ゴビ砂漠の発掘調査は日中40度を超える夏(6~9月)に行うと言うから、
(春は強風が吹き、冬は地面が凍るから出来ないらしい)
砂漠でキャンプ生活しながら発掘地を移動していくとなると、
暑いの苦手で毎日お風呂に入りたい我は、根気もないから…やっぱ無理か? 


モンゴルの恐竜たち その2

2013-06-09 | お出かけ
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次のコーナに行くと…おぉぉぉ  
ドでかい全身骨格が2体展示されてました。
どちらも全長10mのサウロロフスとタルボサウルスだけど、
大きいだけあって、この子達を発掘するのに2週間かかったんだそうな。。。

   サウロロフス&後ろ足(こんなに大きくても植物食恐竜です)
 
 
             サウロロフスの頭骨

サウロロフスの尾と 下アゴの歯
 

赤い矢印の部分が  変形してるけど、折れた箇所がくっついた跡らしく、
肉食恐竜に襲われたのか、仲間と争ったのか、交尾の時にケガしたのか…
と解説してあった。
…交尾でケガって、そんなに激しかったのか ? …以下自粛
恐竜は何度でも歯が生え変わるから新旧とり混ぜ、たくさんの歯が並んでます( ↑ 右画像)
大きな体を維持するためには 何と言っても食事は大事だから、
入れ歯のない時代には歯は大切だからネ~

ゴミ砂漠で見つかっている恐竜の中では最大の肉食恐竜のタルボサウルス。
(歯…と言うより牙が鋭いので、噛まれたら一発でアウトだわ
ティラノサウルス系としては前足が小さい(短い?)のが特徴。
 
 

鎧竜の植物食恐竜 サイカニア(左)とピナコサウルス(右)が展示してあったけど、
成体の絵を見ても、この子たちの区別がつかんダヨ。。。
(右のピナコサウルスは子供の化石で、全長2mほどらしい)
 

プロトケラトプスは全長2mほどの小型の植物食恐竜で、
後頭部のフリフリが大きいものがオス、小さいのがメスらしく、
左 ↓ 頭部の標本はメスなのでは、ってことです。
右の化石からは2体のプロトケラトプスが発見されたけど
これ…夫婦だったのかしら。。。
 

全長2mほどのヴェロキラプトルは肉食恐竜なので、
プロトケラトプスを ↑ エサにしていたみたいデス。
バガケラトプスには鼻先に小さな角があるそうですが、
この化石は角が壊れているので、肉食恐竜にやられちゃったんでしょうかネ。
厳しい弱肉強食の世界ゆえ、勝ち残るのは大変だったんだろうナ。。。

 
  ヴェロキラプトル                  バガケラトプス


 
  タラルルス                     プシッタコザウルス

そうそう、今までズッと草食恐竜と呼んでたけど、
ここの展示には「植物食恐竜」と書かれてるから調べてみると…、
恐竜は草のない時代にいたから、樹皮や葉を食していたわけなので、
植物食恐竜と言うのが正しいらしい、ほぉ~。



モンゴルの恐竜たち その3 に続く

モンゴルの恐竜たち その1

2013-06-09 | お出かけ
先月末、1泊2日で大阪に行った
2日間 みっちりジョンジェペンのお仲間さんとオフ会したけど、
本来、大阪行きの目的は恐竜展なので(おい
お仲間様には申し訳ないけど、2日目の午前中だけ別行動を取り
モンゴル恐竜化石展」に行って来た

場所は2年前にも行った大阪市立自然史博物館。
開催期間が昨年11月23日~今年6月2日なので ギリギリ間に合った


 5月30日(木)
長居駅 到着。
3番出口から長居公園に向かうと、目につく所に恐竜君達の看板が出てた。
「ココから800m」
前回3月に来た時もかなりの距離を歩いたけど、今回は…暑い。 ムシ暑い
んが、恐竜君達が待ってるから ひたすら歩きましたガナ

汗かきまくりで会場到着。
朝一で入るつもりで急いだせいか、まだ開いてません。
んが、既に入口には数名のおっちゃん達が待っております。
スタッフとも親しそうだけど、おっちゃん達は「おはよ~」と各々声かけあってます。
彼らは恐竜仲間なのか? 常連さんなのか?? この後オフ会するのか???

9:30オ~プン
そそくさとおっちゃん達が中に入って行くので 続いて我も。。。
そこには図書館?があり、PCでビデオ?見るコーナーがあり、
おっちゃん達はソチラに散らばって行った。。。
ってことは…我が本日の恐竜 一番乗り?
きゃ~~~~

んが、スーツ姿のオジサンが先まわりして我より早く受付に着いていた。
しかぁし!!
そのオジサンが音声ガイドの説明を受けてる間に我が先に会場に入ったドォ
(それがドォした
開園と同時なので会場は貸切状態。
なのに、我とオジサンは見るテンポ同じだから、気付けば2人で見て回る羽目に


…いきなりですが恐竜展の総評。
ウワッ と目を奪われるような派手さはなかったけど、
ヒジョーに興味深く、見ごたえある展示ばかりでした
会場内の説明によると…
1920年代、モンゴル・ゴビ砂漠でアメリカの調査隊が恐竜の卵の化石を発見し、
それ以来 ゴビ砂漠は世界でも有数の恐竜産地として知られるようになりましたが、
東西約1600キロ、南北970キロからなる広大な地には、
かなり保存状態の良い化石が眠っているそうであります。
会場内 至る所で化石の発見、掘り起こし、研究と言った過程の映像が流れていて、
そのどれもが興味深く、1つずつモニターを陣取って見入ってしまった。
これも全て、朝早く来たおかげで会場内が空いてたからなんですが、
必ず我の近くには2番手のオジサンがピタッとくっついておりました。。。 

ってことで、やっとこさ恐竜展レポ(?)スタ~トです
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会場入口 左手にデーーーン!とデイノケイルス(レプリカ)の腕が吊る下げられてた  
(モンゴル発掘史の中でも有名な化石らしい)
腕の長さは2.5mもあるそうだが、両腕の化石しか見つかっていないので、
全体の姿かたち、生態がわからないから謎が多く、それだけに魅力的なんでしょう。

それから、説明を読んでジックリ観察したのにヨォ分からんかったのが
ヴェロキラプトルの肋骨内側にある翼竜の骨なんです。
この世から恐竜が絶滅する寸前、この子はそんな大変な事が起きるとは思わず、
ゆっくり翼竜を食べてたんでしょうかネ。これが最後の晩餐となることも知らず…。

 
  デイノケイルスの腕                 ヴェロキラプトル

プロトケラトプスとヴェロキラプトルの2頭が闘っている最中に砂に埋まった…、
そんな姿を連想させる凄い化石がありました。
これは 格闘化石(ファイティング・ダイナソー)と呼ぶそうですが、
保存状態が良いため、モンゴルの恐竜発掘の中では伝統的な化石なんだとか。。。
我が撮った写真 ↓ では分かりにくいので サイトから画像お借りしました

 
   2頭が闘っております!

今回 ドーーーしてもココに来たかったのは…
展示されてる物のほとんどが実物化石、さらに日本初公開が多いってことの他に、
15体の赤ちゃん恐竜化石が見たかったんダス~~~~~
(この子達はチラシやサイトにも大きくUPされてるから、
 今回の目玉商品の1ツなんでしょうネ

 
  プロトケラトプスの赤ちゃん団体写真です

恐竜だって生まれた頃は小さいわけだし、骨だってモロイはずなのに、
幼体15頭がそのままの形で集団化石となってるのはヒジョ~に珍しく、貴重であります。
それに、巣の中で皆が同じ方向いてるのは 親がエサを運んで来るのを待ってる…のかな。
(これまた我の写真では分かりにくいので、サイトから画像 ↑ 拝借します

会場をドンドン進むと、プロトケラトプスの集合化石をもとに復元した子が展示されてた。
殻は見つからなかったそうなので、生後まもなくってわけではないようだけど、
指で測ったら 20cmもなかった。子犬並みの手のひらサイズっす
(大人のプロトケラトプスも展示されてたけど、成長すると全長2mほどになるそうです)
小さい頃は ↓ 耳のような後頭部のヒラヒラがまだありません。

 
  子供                        大人 

2~3歳と思われるタルボサウルスの子供の化石もあった。
(年輪みたいに骨の断面から年齢を推定するんだネ
全身の80%の骨が見つかったそうですが、これはタルボサウルスだけでなく、
ティラノサウルス科の子供の化石としても最高に保存状態が良いんだそうな
さらに、発見された時の状態でもレプリカされてた。
(化石を発見すると、その場で1本ずつ骨を掘り起こすのではなく、
 そのままの状態で石膏を流して固め、辺りをスッポリくりぬいて移動させるから
 どうゆう状況で埋まっていたのかも研究材料になるんだネ~)

全身の80%が見つかったタルボサウルスの子供
 
 

若いタルボサウルスの左足が展示してあった。
全長7mほどの巨体を支えるだけあって、アンヨも大きいです。
んが、どうも前日のオフ会で食べたタッパルを思い出しちゃうんだよネ
そして、お決まりの“ふれあいコーナー”には 竜脚類の前足があったので、
回りに オジサン1人しかいなかったから、ナデナデしてきました
(大勢いても触りまくったと思うけど…

 
  タッパルぢゃないヨ             無料体験コーナー



モンゴルの恐竜たち その2 に続く