ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

トライやるウィーク~宝塚市立南ひばりガ丘中学校

2012年06月01日 | 劇場の話題

5月22~25日まで「トライやるウィーク」で研修した宝塚市立ひばりガ丘中学校の2人から感想が届きましたのでご紹介します。

「トライやるウィークで学んだこと」

私がこの事業所を選んだ理由は、舞台裏の仕事がしたかったからです。
実際のトライやるウィークが始まると、チラシの整理や消防点検があり、舞台裏の仕事があまり出来ませんでした。
でも、毎日やっていくうちに「いろんな仕事をこなしていくから成り立つ。」ということを学びました。

トライやるウィーク中に一番すごいと思ったのは、大阪市立咲くやこの花高校演劇科との舞台見学ツアーです。
普通では見られない所まで見せてもらい、とても感動しました。
“迫り”という舞台セットを見た時、言葉を失いました。
私の目の前で、上から下へ、下から上へとセットが動いておもわず見入ってしまいました。
そして、「自分もやってみたい。」「将来、こんな仕事につくのもいいな。」と思いました。

この一週間、本当にたくさんの方々に学ばせてもらいました。
どれもこれも自分のためになる話ばかりでした。きっと、これから自分の夢へ向かう時、絶対この知識は無駄にならないと思います。
良い経験ができて良かったです。   

                              2年 今川


「トライやるを終えて」

この4日間、私はピッコロシアターの方々に、舞台裏見学や、館内消防点検など、とてもたくさんのことをやらせて頂きました。

中でも私が一番、印象に残っていることは、大量のパンフレットを20枚ずつに分ける作業です。
途上で疲れてやる気をなくしたりもしたけれど、最後の袋づめの作業まで終わらせた時は達成感があり、とても嬉しかったです。
私の目標が「忍耐力をつける」ことだったので今回の作業はとてもためになったと思います。

また、ピッコロシアターでは、たくさんの方々が、色々な仕事をされていて、1つの公演を行うにはとてもたくさんの人の力が必要なんだということを改めて実感しました。
私はこれから、ピッコロシアターで学んだことを生かし、さらに内面的にも成長して、いつかピッコロシアターのような素晴らしいホールで演奏できるようになりたいです。

そして今後、大勢の人の前で演奏する時は、コンサートに携わって下さっている方々への感謝を忘れないようにしたいです。

                              2年 山田