ピッコロ劇団員の風太郎です。
立春の今日、寒さの中に暖かさを感じる中、劇団員の亀井妙子、眞山直則、今井佐知子と僕の4人で西宮市にある尼崎市立尼崎養護学校へお芝居をしに行ってきました。
毎年この時期に行われ、今年で4回目になります。
いつも節分のあたりなので、登場人物はすっかり鬼たちがレギュラーになりました。
黒鬼先生・赤鬼くん・青鬼くん・桃鬼ちゃんです。
去年までは、スクリーンを使っての絵本の読み聞かせ、クイズ、歌遊び、ロールプレイングゲームのようなお芝居をやりましたが、今年は芝居要素の多い作品に仕上げました。
青鬼くんの家で、先生と三人の鬼は去年のアルバムの写真を見ながら、季節の歌と共に一年を振り返っている。
その中で、赤鬼くんは桃鬼ちゃんに「好きだ」という想いを伝えようとしているのですが上手くいきません。
三月がくれば桃鬼ちゃんは引越ししてしまうことを知らされます。
観客の子ども達と一緒に歌ったり、踊ったり、楽器を鳴らしたり、一体感のある舞台でした。
毎年、年末ぐらいからアイデアを出し合って、慌ただしいスケジュールの中で物を作ったり稽古をするのですが、終わってから子ども達と写真を撮って、嬉しそうな顔を見たり、「また来てね」と声を掛けられると、「ああ、また次回も頑張ろう」と思うのです。
ピッコロ劇団 風太郎