8月4日、「やってみようプロジェクト『にほんごであそぼう』」の第2回目を小野市うるおい交流館エクラで開催しました。
このプロジェクトは文化庁・日本劇団協議会が主催し、ピッコロ劇団・小野市うるおい交流館エクラ・小野市国際交流協会が協働して、小野市在住の外国人の方を対象に、コミュニケーションワークショップを7~9月に計4回開催するものです。
日本語を使ったゲームや表現活動を楽しく体験してもらうことで、外国人を含んだ地域コミュニティづくりを促進し、日本人と外国人がお互いに理解し合い、いきいきと共生する地域社会の実現をめざしています。
今回は、ベトナム人、インドネシア人、フィリピン人、インド人、そして日本人、計5か国18名の方々が参加してくれました。ピッコロ劇団からは、前回にひき続き本田千恵子、亀井妙子、菅原ゆうきがうかがいました。
約2時間にわたってそれぞれの想像力や表現力、チームワークを発揮して、いろんな遊びや表現に挑戦しました。
進行役のピッコロ劇団員から出されたお題を各チームで1枚の絵にしてあらわす「静止画」というプログラムでは…。
「オリンピック」というお題をだされたチームは、五輪や各種目を身体で表現。
「祭」というお題をだされたチームは、先日、地域のお祭りで見たばかりの「おみこし」を取り入れて表現してくれました。
外国人どうしでも今回初めて出会うという方々が多く、ワークショップが終わったあともいたるところで会話に花が咲いたり、お互いのアドレスを交換したりといった光景が見られました。
このプロジェクトが、外国人の方々が地域社会へ溶け込んでいくひとつのきっかけになればと願っています。