ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

レッスンバーの貸し出し開始

2007年02月17日 | 劇場の話題
このたび、多くのクラシックバレエ関係者の皆様のご要望により、レッスンバーの貸し出しを開始しました。

1回のご利用が1,200円で、中ホールのみの貸し出しとなります。
皆様のご利用をお待ちしております。

(船附奈緒美バレエスクールの協力を得て撮影、掲載を行いました)

バックステージツアー

2007年02月15日 | 主催事業
今日はピッコロオペラ教室の日。
解説やオペラのリハーサル見学などを通じて、オペラの魅力を紹介しました。

これは、大ホールの舞台上。
セットを前に講師でNPO関西芸術振興会事務局長の高田さんが、舞台の仕組みについてを説明しているところ。

「舞台裏を見て、舞台運営の大変さがわかった」
「作品を創りあげるために多くの人が関わっていることを知った」
「オペラに大いに興味をもった」 

などなど参加され方々からは多くの感想をいただきました。

親子競演!

2007年02月12日 | 主催事業
今日の「米朝小米朝親子会」は、たくさんのお客様にご来場いただき、客席は満席、はち切れんばかり!

米朝師匠は、当初、よもやま噺をされる予定でしたが、本番では「始末の極意」を口演されました。

小米朝さんの地元ネタ満載の「掛取り」も歯切れ良く、素晴らしい親子競演となりました。

「場所と思い出」も始動!!

2007年02月08日 | ピッコロ劇団
ピッコロ劇団第28回公演「場所と思い出」のチラシ・ポスター作成のため、
写真撮影がありました。

今回のメインビジュアルは作者の別役実さん。

ピッコロシアターの大ホールで、様々なポーズの別役さんを撮影。
別役さんご自身が別役作品の中の“小市民”として、怪しく趣ある佇まいで居られる様子は、それだけでも劇的でした。

どのようなチラシができあがるか乞うご期待!

ワレリー始動!!

2007年02月07日 | ピッコロ劇団
今日から「ハムレット」の稽古がスタートしました。

いきなり音楽をかけて、オープニングシーンの立ち稽古に突入!
ワレリーさんの稽古はいつもそうで、本読みなんかしない。まずアクション! 

13人の男優陣を縦横無尽に舞台いっぱい動かしてゆく。
わぉ~っ、カッコイイ!! 
ドラマの幕開き、何かが始まるワクワク感が舞台から客席に溢れ出す。

稽古に釘付けになる日が始まった。

カラフト伯父さん

2007年02月04日 | 主催事業
今日は、トム・プロジェクトさんの「カラフト伯父さん」を上演しました。

作・演出は鄭義信さん。
岡田義徳さん、冨樫真さん、ベンガルさんによる3人芝居。
震災から12年たった街を舞台に、父子の再生を描いた作品でした。

客席は満員! 10代・20代のお客様の姿も多く、終演後には、新鮮な感想がたくさん寄せられました。

「震災を自分のことのように感じるのは、これから先あるかどうかわからないけど、考えることは止めたくない。父母にものすごく会いたくなりました」(22歳・女性)

「舞台を観るのは初めて。生の迫力に圧倒された。やわらかくあたたかな公演でした」(20歳・女性)

「岡田義徳さんのセリフがあの時の気持ちを全て代弁してくれました。
すっきりしましたが、はやりまだ少ししんどいです」(28歳・女性)


私も震災を経験した一人。
暗い客席の後ろで、鼻水すするのを堪えながら観ていました。

広報・古川