ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

兵庫県立ピッコロ劇団第33回公演「門 若き日の近松」公演の御礼です。

2009年03月04日 | ピッコロ劇団

兵庫県立ピッコロ劇団第33回公演
「門 若き日の近松」は、おかげさまで 無事 千穐楽を迎えることができました。

この物語は近松門左衛門が若い頃に出会った人々や出来事が、将来の劇作のヒントになったというフィクションでしたので、近松の名作の登場人物や情景が まるでパズルの様に見え隠れし歌舞伎や文楽がお好きな方は そうとう面白がっていただけたようです。

また 迫力ある舞台美術や照明、ジャズを取り入れた音楽の妙、地毛をアレンジしたヘアメイクや 現代感覚も取り入れた衣裳など視覚的な楽しみも多く、近松に馴染みのない方も ドラマの深さを想像しながら多面的に楽しんでいただけたのではないでしょうか。

ちょうど ピッコロ劇団公演の直前まで松竹座で「女殺油地獄」が上演されておりましたので、両方を観て 2倍楽しめた方も いらしたようです。

この作品をきっかけに他の舞台芸術にも興味を持っていただけると幸いです。



写真は 舞台写真とアフタートークの様子です。
ご来場の皆様 公演制作にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

制作:田房


FM宝塚に杏華が出演。

2009年03月03日 | テレビ・ラジオ情報
今日は、毎月第1(火)に送りしているFM宝塚の「演劇!観劇!SHOW劇タイム!」の日。
ピッコロ劇団員の杏華が電話で生出演し、稽古中の「ピッコロ演劇学校・舞台技術学校」の合同卒業公演についてお話ししました。

杏華は、ピッコロ演劇学校で4年間学び、ピッコロ劇団に入団したまさにピッコリアン!

今回は演劇学校〈研究科〉の『1942、マンザナより』の演出助手を担当。
今年の研究科生6名は全員女性。そして、演出家はピッコロ劇団の佐野剛。

杏華はこの間に入り、学校生の演技からメンタルなことまで様々相談に乗るなど、先輩としての経験も豊富なので、裏から舞台を支えている。

卒公間近の今頃になると、OB達がいつの間にか手伝いにやってくる。
そして、舞台裏で大道具の製作や、衣装づくりなどを黙々と手際良く作業している。

そんな光景を見ると、ピッコロ30年の積み重ね、底力を感じます。

卒業公演は、3月7日(土)17:30、8日(日)14:00 の2回公演。
詳しくは、トップページをご覧ください。

広報☆古川