寒さがぶり返してきました。
寒い朝ですがきりっとしてて気持ちがいいです。
そんな今日は京都講座の第5回目、石川県七尾市出身の
画家、長谷川等伯ゆかりの寺院を訪ねます。
阿部龍太郎(直木賞作家)の著書「等伯」を読んで感動した
人物です。彼が活躍した時代は、圧倒的スケールの大きな
画家集団を形成していた狩野派が幅をきかせていた時代。
秀吉、千利休とのかかわりなど時代の中心人物との関わって
徐々に活躍していく過程で狩野永徳からの妨害などもあって
苦労しながら腕を振るう。
最愛の息子、久蔵をも亡くしてなお筆をふるってかいた
国宝中の国宝と言われる「松林図屏風」、
息子久蔵の描いた桜図と対になって飾られている楓図は
智積院宝物館で観ることができる。傑作です。
この講座も終盤に入ってきた、今から修学旅行が楽しみです。