
昨日の大島空港は北西の風。南西(ニシ)や北東(ナライ)はよくあるけれど北西は珍しい、しかもコロコロと風向が変わる。師匠の飛行機が到着するのを待っていると、先に羽田からのいるかブンが下りてきた。RWY03(元町方面から)で進入してきたいるかブン、着陸直前にいきなり風向きが変わって、なかなかタッチダウンしない。やっと前輪が接地した時には滑走路を半分過ぎて、「こりゃマズイな・・・」とぴらにあが見ている前でタッチアンドゴーしていった。しかし、かなりスピードが落ちているのと、テイルウインド(追い風)で大気速度がない。ヘロヘロと乳ヶ崎と大島灯台の間を水平飛行で抜けていくいるかブン、そのまま上昇しないで見えなくなったから、海に落ちたかと思ってドキドキ・・・
もう一度RWY03で挑戦して、やっぱりテイルウインドに変わってゴーアラウンド。今度はRWY21(乳ヶ崎方向から)に替えて、やっぱりテイルウインドで着陸した。お次は師匠の飛行機の番、操縦しているのは訓練生のお兄さんだ。RWY03からの進入で、丁度いい感じに向かい風が吹いている。・・・と思ったら、着陸直前になってかなりの追い風に変わった。9ノットのテイルウインド、かなり悪条件での着陸だ。「いや~、だいぶヨタヨタしちゃって・・・」って飛行機から下りてきたお兄さん、「大島は滑走路が長いから大丈夫でしょ!」って軽く師匠。帰りの竜ヶ崎までも気流があんまりよくないけど、ちぴら&ぴらにあを乗せて頑張るお兄さん。「2,000フィートピッタリで飛んで!」とか、「高度処理が甘い!」とか、師匠のスパルタ訓練は続く・・・

【サンバイザーみたいな目隠しをつけて、外の景色を見ないで操縦している計器飛行訓練中のお兄さん。お隣はレーダー誘導役の師匠・・・】

【館山VOR~佐倉VORと立派なナビゲーター役のちぴら、東京TCAのお姉さん(羽田の管制官)はちょっと怖いんだとか・・・】

【コースは羽田16Lの進入コースとほぼ同じ、高度はメチャクチャ低いけど。水の入った田んぼがきれいな千葉県市原市上空にて・・・】