ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

いきなり北海道の旅、でも最終目的地は○○県?(その5)

2008-08-03 23:36:02 | おでかけ(国内)
*そろそろ帰りの準備を、でも天気が怪しい・・・の巻!

 最終目的地?の青森遠征も無事終わり、旅の後半の4日目に突入。今日は函館から札幌まで移動するだけの予定だけど、台風7号崩れの熱帯低気圧の影響でどんどん天気が悪くなる。いや、こうなると明日か明後日あたり、北海道に嵐が直撃のパターンじゃないの?。そろそろ帰りの心配をしなくちゃいけないけど、帰りの飛行機ちゃんと飛ぶよな。まさか毎度欠航がお約束の離島便じゃあるまいし・・・

 函館から札幌へは、ちぴらのリクエストでスーパー北斗に乗る。しかしこのキハ283系の振り子列車、驚くほど加速はいいし、ほとんど揺れないし、足元は広いし(中型トランクが座席の下にラクラク入った)、ちょっとディーゼルエンジンの音がうるさいのを除けば文句ないな。う~ん、「最近の気動車はイイ!」と感動してるぴらにあの隣では、ずーっと桃太郎電鉄に忙しいヤツ。車内販売のお姉さんが通る時だけ「アイス買わないの?」って、オマエさんはお外の景色でも見てなさいよ。それにしても、雨凄いなぁ・・・

 札幌に着くと雨が止んだ、まだ時間も3時だし小樽でも行ってみようか。通勤快速に乗って30分で小樽に到着、青森ほどではないけれどジットリ蒸し暑い。港の方に坂を下っていくと、旧手宮線の線路に出た。手宮線は南小樽から手宮までの2.8Kmで明治13年開通、昭和60年に廃線になるまで主に貨物運送(一部旅客も)を行っていた、その線路が遊歩道として整備されているみたい。「線路あるきたい~!」と誰に似たんだか廃線マニアの若旦那、勝手に先へ歩いていってしまった。う~ん、やっぱり廃線って惹かれるんだよな。な~んちて、100mも行かないうちに「おとん~、おなかすいた~!」って。だからさ、さっさと運河の方に行ってゴハン食おうよ。「今日のゴハンなに?、おすし?」ってヤツ、『小樽と言えば寿司屋』というのも桃太郎電鉄のやりすぎ。「サンタのひげもあるよ!」ってありゃホントだ、でもソレは明日のお楽しみ・・・


【スーパー北斗7号に乗る前に、市電で湯の川温泉まで行ってみようと。しかし、思ったより時間が掛かって駒場車庫前で引き返してくる。低床型8101系の向こう、車庫の中にレトロ電車ハイカラ号が止まってるけど暗くて・・・】


【図鑑でしか見たことがないスーパー北斗を前に興奮気味のちぴら、でももっと盛り上がってるのは台湾からのツアーの人たち。青森駅でもホームに列車が入ってくると、団体で撮りまくっていたなぁ。台湾にも鉄道マニア多いのかな?】


【JR四国のキハ2000系(アンパンマン列車)をベースに作ったのがJR北海道のキハ281系、さらに改良してキハ283系になる。そういや、このドア付近のカーブはキハ2000に似てる。カラーはJR九州みたいだけど・・・】


【踏切もマニアな5ちゃい児、ヤツの解説によるとここは第三種踏切(警報はあるけど遮断機がない)というらしい。どこでそんなの覚えてくるんだろうねぇ、この子ってば生意気に・・・】


【色内仮停車場跡で看板を見ていたら、「動かないでね!」ってカメラを持ったおじさん。「いや~、やっぱり子供が入ってるといいなぁ」ってヤツをモデルにしてるし・・・】


【と思ったらモデルはカップルに変更、「いや~、若いっていいなぁ」っておじさん面白いな。ちなみに、この踏切は第一種踏切(警報器と遮断機が両方の車線に別々にある)なんだって・・・】


【小樽の寿司は却下、だって高いんだもん。どうせマグロとカッパ巻きしか食わないし。飛び込みで入ったラーメン屋の塩バターコーンで誤魔化す、ラーメンもだけど行者ニンニク入りの餃子もうまかった・・・】
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いきなり北海道の旅、でも最終目的地は○○県?(その4)

2008-08-03 16:02:02 | おでかけ(国内)
*思い出の定食屋を目指して・・・の巻!

 北海道からわざわざ津軽海峡を渡って青森に行きたかったのは、ナッチャンに興味があったのともう一つ、久しぶりに青森駅前のアノ定食屋でイクラ丼とミズを食いたかった。もう20年くらい前の話、初めて一人旅ドライブで青森にたどり着いたぴらにあ、三日三晩走り通してヘトヘトに疲れていた時に、駅前のどう見ても観光客を拒否してるような食堂に入った。ノレンなんかボロボロ、お品書きもすすけていて見えるような見えないような。でも、その店で食べたイクラ丼が安くて美味くて山盛りで、「こんなに幸せでいいのか!」と思った。もう一つのミズは、青森県内のどこかの旅館の晩ご飯で出た。見た目は細いフキみたいな感じだけど、アクが全然無くてほのかに青臭くて、シャキシャキとした食感がなんともたまらない。インターネットで調べてみると、植物名はウワバミソウ(イラクサ科)という山菜で、沢の斜面で日があまり当たらない所とか、じっとり湿気の多い場所(ヘビが多い)で見つかるらしい。日本中の山に生えているというけれど、なぜか関東ではあまり見かけないミズ。もぅ、ミズミズミズミズ、ミズが食いたいんだよ、ぷんぷいさん!

 しかし、一抹の不安が。確か、その定食屋は駅前の市場の一角にあった。今じゃその市場は区画整理で隣のブロックに移動して見事なビルになっているというけど、あの小さい定食屋がビルの中なんかで営業してるんだろうか。いや、とてもあの激安な値段でテナント料なんか払えそうな様子は無いぞ、と勝手に失礼な想像を。ナッチャンで青森港についてバスで青森駅へ、元市場だった区画はキレイな公園になっている。やっぱり、定食屋はなくなっちゃったんだよな・・・と落ち込んでいると、公園の向こう、リンゴ屋の隣にボロボロのノレンが見える。『○○屋』、うわ~まだやっていたんだ。イクラ丼は変わらず1,000円でお釣りの値段、ミズの酢みそ和え(ホントは油炒めが食いたかったけど)も最後の一鉢分残ってた。地元のオッチャンに囲まれて、狭い店内でちぴらとランチ。う~ん、シアワセなひととき。帰りしな、「もしかしたら、閉店してるんじゃないかと思いました」とぴらにあが言うと、「絶対に市場の中には入らないからね!」って笑っているおばちゃん。「今度は奥さんも一緒に来ますから!」って出てきたけど、ぴら奥さんはイクラ食えなかったっけ。まぁいいか、リンゴでもかじってなさい・・・


【ぴらにあのイクラ丼(並)700円、ちぴらのマグロ丼(小)500円、サンマ一匹300円、冷や奴100円、そしてミズとホタテ貝の酢みそ和えも100円で、しめて1,700円ナリ。カウンターを彩る鬼女紅葉のねぶた絵もシブイ・・・】


【20年前はもっとボロボロだった定食屋、確かアルミサッシじゃなくて木の扉だったような。イスなんか5つしかないしテーブルは激狭だし、なんでそんなお店に入ったのか今もってナゾ。きっと神様のお導きだな・・・】


【食後は市場を探検、といっても立派なビルの方じゃなくて路地裏専門で。「ブルーベリーが食いたい!」って八百屋でちぴら、1パック250円(地物)は安いなぁ。アレ~、横にはミズが・・・】


【その奥には大量のミズ、せっせと皮を向いてるおばちゃん。車で来ていたらなぁ、絶対に買って帰るんだけど。ミズには茎にマメみたいなのが出来て(ムカゴ?)、それがまたうまい・・・】


【青森港にはぴらにあも25年前に乗った八甲田丸が係留されている、こっちには線路が残ってるんだ。あの頃は船が苦手だったからあんまり嬉しくなかった、大間~函館~青森というコースは自分で決めたくせに・・・】


【しかし青森は蒸し暑い、やっぱり本州だからかなぁ。この後、海の遊歩道をアスパムまで歩いていこうかと思ったけど挫折した・・・】


【青森といえばねぶた缶のりんごジュース、ホントはストレート果汁を飲みたかったけど、濃縮還元のしか見つからなかった。さてと、汗疹の薬を買いに行くよ。アンタのじゃなくておとんのよ・・・】


【帰りは白鳥15号で青函トンネルを越える。「お客さんがみんな降りてから乗ろうよ」となんてちぴらと写真を撮っていたら、いきなりホームに鳴り響く発車ベル。うわ~!、青森は始発駅じゃなかったのね。白鳥は八戸~函館でした・・・】


【いや~、青森まで行って疲れちゃったから晩ご飯はスーパーで何か買ってホテルで食おうか。「イカめしがいい!」ってよほど気に入ったヤツ、でもパックのは冷たいまんまじゃ固くてマズイよ。と、ふとレジの横を見ると電子レンジが。スーパーに充満していくイカめしの香り・・・】
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