ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

恐怖のドライブ・・・

2008-08-27 21:03:21 | ぴら家の人々

 クレジットカードの情報誌にトイレが近い女性のエッセイが載っていた。その人曰く、外国の長距離バスが一番不安なんだとか。日本のバスのようにトイレが付いてなかったり、あっても壊れて使えなかったり、そんな状況をバスが走り出してから知る。思いっきりの尿意を催しながら、真っ暗なハイウェイを飛ばすバスの中でひたすら次の休憩所を待つ自分、「あと30分だからガンバレ!」という運転手さんの言葉を信じてひたすら脂汗を流す。やっとドライブインについて用を足した後、バスの乗客みんなが自分の恥ずかしい状況を知っているということに気がついて、もぅ穴にでも入りたくなるという話。そんな体験が一度や二度じゃないという作者、そんなにトイレが近くたって20分や30分ならガマンできるんでしょう。いい大人なんだからさ、前の休憩でちゃんとトイレに行っておきなよ。な~んちてトイレで読んでるぴらにあ・・・

 そして昨日の夜、職場の宴会の帰りにお店を出た瞬間に猛烈にトイレに行きたくなった、しかも運悪くLサイズの方。いっぺん店に戻ってトイレを貸してもらおうかと悩んだけど、夜も遅いしさっさと家に帰った方がいい。ぴらにあは一滴もお酒を飲まないから(爽○美茶専門)自分で運転して家に向かう、店のある街からぴら家までゆっくり走っても30分、絶対にどうにかなると思った。しかし、どんどんヤバくなるお腹の調子、ちょっと力を入れるだけで何かが爆発しそうになる。東京ならコンビニかファミレスでトイレを借りるところだけど、そんなモノは島に全くありゃしない・・・

 真っ暗な島の道路をネコバスのように疾走するぴら車、とうとうバームクーヘンを過ぎた辺りから身体をちょっとよじるだけでコトが終わりそうなお腹になってきた。ハンドルやアクセルの操作はまだどうにかなるけれど、ブレーキやクラッチはあんまり静かに踏んでもいられないし。「あぁ、どうしてオレはマニュアル車なんか乗ってるんだろう?」と後悔しつつ平静を装って家へと急ぐ。いや、ヘタに急ブレーキなんか掛けられないから慎重に慎重に。あと集落2つで10分、どうにか行けそう。あと1つで5分、もしかしたらダメかもとくじけそうになりながら。そんな時に限って、坂の下にあるご近所唯一の信号機が目の前で赤に変わる。いよいよ40ちゃいの尊厳を失い掛けた時、なんとかぴら家に到着してトイレに駆け込んだ。あぁ、宴会で調子に乗って食い過ぎたのがいけなかったんだよなぁ。いや、人のエッセイをバカにした気持ちで読んだバチが当たったんだな。きっと・・・
コメント (2)
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