写真館を「Ｎｏ．５５８ 雲の絨毯（爆弾低気圧上空）」に更新しました！

　松浦の真っ青な空の下で船に乗っていてイヤ～な予感がした。昨日までの北風がピッタリと止んで、雲ひとつ無くて、はるか沖の壱岐島まで見えて（無風の時は霞んで視界が悪いことが多い）、こんな日の１～２日後は嵐の場合が多いのよ。「こんなに天気がいいのに、そんな訳ないでしょう？」と同僚の人は言うけれど、長年の島人のカンは意外と当たるのよねぇ・・・

　で、２日後の東京へ帰る日、長崎空港へ向かう途中で雨が降り始めて、飛行機に乗ると「低気圧の影響で揺れが予想されますので、サービスは最小限に控えさせて頂きます」とＣＡのお姉さん。離陸して雲の中をグラグラ揺れながら上空へ出ると、今までに見たことがないビロードみたいなモコモコの雲がどこまでも広がっている。うわ～、なんだかよくわからないけど、とてつもないエネルギーを感じるぞ。しかも四国あたりから羽田の着陸態勢に入るまで（伊豆半島くらい）とやたらデカイし。翌日、この低気圧が通り過ぎた東京は大雪で完全にマヒしました・・・


【高度が下がってくるとますます雲の波動が伝わってくる。「あ、雲の隙間から利島がチョットだけ見えた！」と右窓のぴらにあ、「じゃぁ、コッチの長靴みたいな陸地は伊豆大島？」って左窓の若い衆。「それは房総半島だと思うけど」とぴらにあ、「何県？」って若い衆、マジで言ってますか？】