ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

卒業旅行で台湾一周、金門島にも行っちゃうぞの旅!(8日目)

2024-11-26 21:15:05 | おでかけ(海外)
*金門島の民宿~金城バスターミナル~古寧頭村(北山古洋楼)~金城民防坑道~金門空港~台北松山空港~中山散策~台北のホテル・・・の巻!

 ぴらにあの前職は食べ物に関わる仕事だったんですけど、きっかけは幼少時の体験が大きく影響していると思われます。ぴらにあは物心ついた頃から「美味しいお菓子をお腹いっぱい食べたい!」というのが夢でした(単なる食いしん坊?)。就職希望も「和菓子屋」でしたからね、練り切り職人になりたくて小学校1年生の時に担任の先生に話したら無視されました。どうしてそこまで美味しいお菓子に執着したのかといえば、母親(現おばぁ)が買ってくれるお菓子が、正直言ってマズかったからです。母親は自然派の加工食品を取り扱う団体に所属していて、そこで売っているお菓子はとにかく美味しくなかったんですね。ポテトチップなんて単に油で揚げた油っこい湿気たイモという感じで、パリもサクも芳しい香りもしなかった。でも、友達の家で食べさせてもらうお菓子は「ビビビッ!」とナニかが脳天に刺さるくらい美味しかったんです(ある種のエクスタシー)。当時、新しいお菓子が次々と発売されていて、特にスナック菓子というヤツが食べたくて食べたくて。でも、母親に強請っても「身体に悪いからダメ!」の一点張り。ナニがどうして身体に悪いのか説明もしてくれないし、スナック菓子に気持ちは傾いていくばかり・・・

 小学校3年生のある日、そのマズイお菓子をトラックで運んでくる団体のお兄さんに、弟のTくんと一緒に配達の手伝いに誘われました。コンプライアンス遵守の今じゃ考えられないことですが、ぴら家へ配達した後、残りの配達に一緒に連れて行ってくれて、またぴら家へ送ってくれるという夢のドライブです。お兄さんは時々ハンドルから手を放して、助手席のぴらにあやTくんにハンドル操作をさせたりして(たぶんぴらにあの妄想です)。配達が全て終わった後、お兄さんは小さなお菓子屋にトラックを付けて円筒形のロールケーキを買ってくれました。配達したまんま洗ってない汚い手でセロハンをベロリと剥いて、ロールケーキは無造作に3分割されました。「ホラ食えよ!」とぴらにあと弟のTくんに両端を渡し、一番美味しそうな中心部をお兄さんが取りました。で、衝撃的な一言を発しました。「このロールケーキはな、オレが運んでいるお菓子と違って、添加物がたっぷり入っているから美味いぞ!」と。「添加物が」、「入っているから」、「美味い!」???。確かに美味しかった、初めて食べた安っぽいロールケーキはふんわりしていて湿気てないし、クリームもべたつかず、かといって濃厚で、家で食べるお菓子とは全く違いました。つまり、「団体のお菓子は添加物が入ってないからマズイんだよ!」とお兄さんは白状し、全くその通りだったワケです・・・

 添、添、添加物、ブツブツ・・・♪、それからぴらにあの頭の中は添加物に占領されました。添加物は食べ物を美味しくするために使われているけど、どうやら身体には悪いらしいと小学校低学年の頭で理解しました。じゃぁ、「身体に悪くない添加物を作って、食べ物に入れればいいんじゃん!」という完全無欠の論法が。もうね、学校に行っても国語も算数も理科も社会も頭に入りませんよ。どこか「食べ物」って授業で「食品添加物」の勉強をする学校はありませんか~!(強く転校を希望します)

※当時(昭和50年代くらい)は食品添加物は今のように安全が担保されていないモノが使用されている場合があったため、美味しさを優先するか(添加物を使用)、安全性を優先するか(無添加)、という二択を迫られていた状況がありました。おばぁは子供の健やかな成長を願って団体の食品を購入していたことと、配達のお兄さんは自分が運んでいる食品を否定したわけではないことを書き加えておきます・・・


【まずはおなじみの金城バスターミナルへ。案内係のおじさん(黄色いビブスの人)に「北山に行くにはどのバス?」と聞きましたら、「北山に行くならどうして昨日のツアーで行かなかったの?」と聞かれてしまいました。だって、ツアーってばアツすぎて疲れちゃうんだもん・・・】


【「北山に行ったら、必ず帰りのバスの時間を確認してから見学してね!」とおじさんにアドバイスされました。金城から10番のバスに乗って20分ほど、小さい湖の畔の古寧頭村という所に到着しました。カワウソ横断注意につき徐行だそうです・・・】


【う~ん、確かに金門島のバス便は難しいですね。だいたいの路線が往復では無くてグルリ一周コースになっていて、時間によって周り方が逆になったりして。つまり、降りたバス停からまた乗って戻るとエライ遠回りだったりして・・・】


【古寧頭村は古い町並みが残る地区として保全されています。集落の雰囲気は中国本土より、沖縄の田舎の景色に似てますよね・・・】


【路地を歩いていたら、いきなりネジネジかりんとう(麻花捲)屋さんに出ました。ここのかりんとうは有名で台湾本土からも買いに来る人がいるそうです・・・】


【古寧頭村に隣接する双鯉湖は水鳥やカワウソが多く生息していて、名前の由来は湖の形がデッカイ鯉が二匹並んでいるようだからだそうです。確かに衛星画像で見ると、大きな鯉の後ろから小さな鯉が食いついているように見えますね・・・】


【古寧頭村は国民党軍と共産党軍が熾烈な地上戦を行った場所で、北山古洋楼はその爪痕を残しています。この建物だけでも20名くらいの人が亡くなったそうです・・・】


【近くによると焼けただれた跡や・・・】


【機関銃で開いた穴なんかも確認出来ます。で、この建物は今どうなっているのかと言うと、信じられませんが民宿として活用されちゃってます。スキマ風とか吹かないんですかね・・・】


【無事に金城バスターミナルに戻って参りました。ランチは飯糰(60TWD)を買ってみましたが、台湾のおにぎり(黒米バージョン)です。日本のと違って餅米を使っていて、ラップで包んで握ってくれますが激熱なので要注意です。かなり大きくて1個でお腹いっぱいです・・・】


【さて、バスターミナルの2階には民防坑道という戦時中の防空壕の展示施設があるらしく・・・】


【階段を上っていくとカウンターにお兄さんが2人座っておりまして、「申し訳ありませんが、今日は入れません!」だそうですけど、「入れる」ってどこへですか?】


【ぴらにあは作られた展示施設だと思っていましたが、実際に使われいてた防空壕を1Kmばかり歩けちゃうみたいです。「昨日の大雨でトンネルが水没しました!」だって。一応、トンネル内ライブカメラで現状は見られますが・・・】


【うわ~、残念無念。諦めて帰ろうとしていると、昨日のバスツアー(Aコース)のガイドのお姉さん(観光協会所属)登場~!。「チョット待って、せっかく日本から来たんだから行けるところまで行きましょう!」と涙がチョチョ切れるお誘い・・・】


【「途中までだからヘルメットは要らないよ!」とカギを開けてくれてスタスタと階段を下りていくお姉さん、一緒に水没ヶ所まで連れて行ってくれました。「ココでジャーニーくんで写真撮って!」ってお姉さんはジャーニー先生のファンです・・・(もう1匹連れてきてたらプレゼントしたかった!)】


【民防坑道は金城市街の地下に網の目のように走っていて、水没してなかったらぴらにあの泊まっている民宿の近くまで行けるそうです。このタピオカミルクティー屋さん、台湾中にたくさんありますけど美味いッスよ・・・】


【さて、民宿の青いバンに揺られて空港まで送ってもらいましたら、初日の小金門ツアーで一緒だった高校生のお姉さん親子と再会しました。もうね、4日間色々な所で知り合いが出来ましたよ、まさに離島の旅って感じですね。金門島は華僑の皆さんが作った町がたくさん、タイ、ベトナム、シンガポール、インド、フィリピン、マレーシア、ブルネイ、神戸、長崎、横浜、順不同・・・】


【帰りも立栄航空のA321、金門島で一番大きなシーサー先生がお見送りです・・・】


【コレがね、すこぶるラッキーでした。行きの飛行機の説明でも書きましたが、立栄航空のジェット機はエバー航空の国際線仕様(CY2クラス)を使ってます。でも、立栄航空はエコノミークラスしか設定がありませんので、1列目か2列目を予約できればエコノミー料金でビジネスクラス座席に乗れちゃうとゆ~コト。ハハハ・・・】


【1時間チョイで台北に戻ってきちゃいました、もっと長く乗っていたかったなぁ。空港からタクシーで雙連のホテルに戻ると、「お帰りなさい~!」とフロントのお姉さんが迎えてくれました。もちろんお部屋は変更されていたので南京虫チェックを念入りに・・・(今回も生息の痕跡はなくて一安心)】


【中山の三越の裏をブラブラしていたら、ぴらにあのお気に入りの芋圓スイーツ店(日本にもいくつか支店アリ)を見つけちゃいました。これね、日本のお店では乗っかってない黒糖タピオカ餅みたいなヤツ、メッチャ美味いッスよ。トッピングも日本のに比べて格段に量多し・・・】
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微熱ですが洗車ワックス大会…

2024-11-26 13:36:16 | プチ写真館
超ご多忙の若旦那が珍しくヒマで、まぁまぁのお天気(夜から嵐っぽい)となれば、スペシャルワクチンの副作用がなんだなんだブギ~!。あぁ、左腕痛て~…(首筋と鎖骨は引きました)
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