沖縄に行ってきました！（その５）

　３日目は沖縄最北端の辺戸岬を目指して。やんばる（山原＝沖縄本島北部）といえばヤンバルクイナ、ガイドブックによると「最近、ヤンバルクイナとの衝突事故が多いので注意！」とのこと。大島一周道路を走っている時にキョンちゃんと遭遇するくらいの確率で会えるんなら、やんばるを半日もグルグル走っていればきっとヤンバルクイナと会えるに違いない。と、何の根拠もない夢はいとも簡単に破れ、次回の沖縄の旅（いつのことやら）に続く・・・


【本部から辺戸岬へはゆっくり走って２時間弱のドライブ、道の駅で買ったシークヮーサージュースを飲みつつ東シナ海沿いの道をひたすら北へ。だんだんコンビニもなくなり、たまに○○共同売店という集落のお店があるくらい。ぴらにあの家の近くにも共同売店があったら助かるんだけどなぁ・・・】


【沖縄本島最北の奥集落の郵便局近くにあった、著作権法的にはちょっとヤバそうな塀が気に入って動かなくなってしまったちぴ子。ちぴらはハガキに風景印を、ぴらにあは記念に１，０００円貯金してみました・・・】


【帰りに休憩で寄った慶佐次川のヒルギ林（マングローブ林）が思いがけずよかった。林の中に作られた木道を歩いていくと、足元の干潟にシオマネキとトビハゼ（ムツゴロウみたいなヤツ）が大量に。満潮だとカヌー体験も出来るらしい・・・】


【ディナーは５年前にちぴらと来た事がある本部港の地元系定食屋へ。名物カツオの味噌和え定食（奥）と、山盛りカツオの刺身付きのトンカツ定食（手前）、両方とも煮付けまでついて４人でもう食えましぇん・・・】

写真館を「Ｎｏ．４１１ 三原山のかさ雲」に更新しました！

　「今日の伊豆諸島北部は晴れときどき曇り、雨の降る心配は無いでしょう」と天気予報で、なら布団を干してからぴら奥さんのママさんを港まで送りに行こう。途中まで来ると、オオシマザクラ満開の三原山にかさ雲が。うわ、こうゆうモヤ～とした雲が三原山や利島にかかってる時はヤバイんだよ。いくら空が晴れていても、いきなりドザーと降ってくる可能性が高い。で、お昼過ぎ。な～んかイヤな予感で外を見ると、さっきまで晴れていたのに思いっきり雨が降ってるじゃん。「大変だ～！」と慌ててぴら奥さんと布団を入れたけどもぅビショビショ、ヤバイと思ってるなら干さなきゃいいじゃん。島暮らしも７年目ともなると、インチキ天気予報が当たるようになるなぁ・・・

涙の別れ・・・

　ちぴらの看病＆オオシマザクラ見物で来てくれていたぴら奥さんのママさんを港まで送っていく。桟橋で一緒にジェットフォイルの列に並んでいた家族が、お父さんとお母さん、それと小学校に上がる前くらいのお姉ちゃんと弟の４人で、ジェットフォイルに乗るママを見送りに来てるらしい。「お父さんの言う事、ちゃんと聞くのよ」ってお姉ちゃんを抱きしめながらママ、まだ小さい弟の方がよほど別れが辛いのか、お父さんにしがみついたまま離れようとしない。お父さんも淋しそう、お母さん、何かの事情でしばらく島を離れなくちゃいけないんだな。何度も何度も子供たちと抱擁するお母さん、そんなの見てたらこっちまでグッときちゃうよ・・・

　「お母さん、どこへ行くの？」と聞いてみると、「東京の歯医者さん」ってお姉ちゃん。えっ？、歯医者？、お父さんとケンカして実家へ帰るとかじゃなくて？。「あのね、明日帰ってくるの」って。明日？、１泊２日なの？、な～んだと言ったら悪いけど。ぴらにあが一人で東京に行くとして、ぴら奥さんは「ふ～ん」、ちぴらは「ずるい！」とは言うけど絶対にウルウルしないよな。ちぴ子は泣いてくれるかな、悲しいんじゃなくて「イヤだ～、自分も行く～！」って・・・

リニューアル足湯…

５人限定だった元町港の足湯がいつの間にか広くなってた。今までより少しぬるめになったよ～な…

沖縄に行ってきました！（その４）

　ランチの沖縄そばをたらふく食って爆睡モードのちぴ子、これじゃぁ日本一の水族館を見に行けないじゃん。彼女が夢の世界から帰ってくるまで、近くの離島でも観光しようか。ガイドブックを見ると、古宇利島（こうりじま）という周囲８ｋｍの小島にステキな橋が架かっていて、本島からドライブで行けるんだそうな。海岸には地形マニア垂涎のポットホール（石が自然に作った穴ぼこ）もあるというし、エメラルドブルーの海を越えてレッツラゴ～♪

　「ところで、りとうってナニ？」とちぴら、アンタだって立派に離島の住民なんでしょうが。しょうじゃないなぁ、インターネットで調べて見せてやるよ。ホラ、日本では本州、北海道、四国、九州、沖縄本島から橋でつながってない島って書いてあるでしょ。橋？、で？、つながって？、ない？、島？。ありゃ、古宇利島って離島じゃないじゃん。そうだよな～、３０分チョイで名護のジャスコ（２４時間営業）に行けちゃうんだもんな、羨ましいなぁ・・・


【行きの飛行機の窓から見た古宇利島、上の方が本部半島の美ら海水族館方面。次の日に行くとは夢にも思わず、な～んか丸い島があるなぁと思って撮った写真。やんばる上空より・・・】


【大小のポットホールはナマコ＆ウニが大量に、ヤツは何でも怖がらずに触るから立派。ぴらにあは無脊椎動物が超苦手、食うのはいいんだけど・・・】


【２～３泊目は国営沖縄記念公園の目の前のリゾートマンションに、２ＬＤＫの食器・家電付きで１泊１８，０００円なり。どーんと海が広がっていてもあまり関心の無いお二人さん、那覇のウイークリーマンションの方が面白かったらしい・・・】


【この部屋は完全なる貸別荘ではなくて、持ち主が留守の間だけ観光客に貸してるんだとか。「家具や電化製品は全てオーナーさんの私物ですから・・・」と管理人さん、「くれぐれも壊さないで下さいねぇ」という無言のプレッシャーが。調理器具がやたら充実してるのは気に入ったけど・・・】

先輩の背中・・・

　やっと熱が下がった若旦那、「いってきま～す！」と玄関を駆け出して行く。ふと見ると黄色い通学帽が床に、「忘れてるよ！」と追いかけようとして気が付いた、もう２年生だから必要ないんだと。学校に向かって歩いていくヤツと一緒に、黄色い帽子とランドセルカバーをした１年生の姿が。去年の今頃はヤツもあんな感じで、「毎日、一人で小学校まで歩いていけるんだろうか？」と心配してたんだっけ。三日に一度くらい半ベソで歩いてたけど、最近は「今日は１０分早く学校に行く！」とか自分でさっさと準備してるし。後輩を引き連れて歩いていくヤツの後ろ姿が、な～んか頼もしく見えるなぁ・・・

沖縄に行ってきました！（その３）

　那覇のホテルでディナーの後は、夜の国際通りまでお散歩へ行こう。しかし、ちぴ子を抱っこして歩いて行くにはチト遠い、かといってゆいれーるだとヘンな遠回りになるし。と、悩みながらホテルを出るといいタイミングでタクシーが、「国際通りの市場まで！」と運転手さんに伝えてメーターを見ると４９０円って安すぎじゃん。その初乗り料金のまま国際通りへ到着、５００円玉を１枚渡しておつりはチップで。ホントは千円札でもいいとおもったんですけど・・・

　８時を過ぎても元気に営業中の市場アーケードをふらついていると（超ド田舎に住んでいると夜に店が開いているだけで感動する）、紅型のお店が気に入ったらしいぴら奥さん。「何か、ちぴ子の服買いたいんだけど」っていいんじゃない。昨日の夜、パジャマをミルクでデロデロにしてまだ乾いてないし、寝間着の代わりになるようなヤツ、このアンズ色の甚平さんなんかどうでしょ～。「お子さんおいくつ？」と店員さん、「１才９ヶ月です」と答えると１～２才用を下ろしてくれた。いや、試着しなくても小さすぎるよ。「次に大きいのは？」と聞くと、「３～４才用ですけど」って店員さん。そうか～、やっぱり３～４才サイズなのかぁ、このヘヴィーな紅型娘さんは・・・


【１０年前に来た時は象の鼻と海がもっとよく見えたような。そうか、このジャマな柵が作られて崖の近くまで行けないんだな。どこでも安全第一、立入禁止ってやりすぎじゃないのかな・・・】


【いつでもチュッパをしゃぶってるちぴ子（食べる時以外）、保育園では離してるというウワサも。素顔は榮○奈々似（えへら～と笑っている時）なんだけど、チュッパ付きだとできるかなのゴン太くんに・・・】


【とりあえず日曜日のパイン園で観光をしてみる、ここも１０年前にぴら奥さんと来た場所だけどずいぶん賑やかになってるなぁ。確かこの後、パインの食い過ぎで高熱が出て那覇のホテルで寝込んだ覚えが・・・】


【峠の沖縄そば屋は２０年近く前に初めて沖縄に来た時に入った店だと思う、お店のおじさんが喋る言葉が全く聞き取れなかった思い出が。その時に食べたのと同じ、ソーキそばとふーチャンプルーがうまかった。「写真なんか撮ってないで早くくれヨォ～！」・・・】

正しい予約の方法・・・

　「今、何の予約してたんですか？」って隣の席のお姉さん（島新人さん）、ゴールデンウィークに東京に行こうと思って飛行機の予約だよ。「ど～して、そんなんで飛行機の予約が取れるんですか？」って驚いてるけど、いつも通りフツーに電話で予約してただけよ。「だって、○○（ぴらにあの職場名）の△△（同じく部署名）とは言ってましたけど、ぴらにあさんのお名前を言ってませんよ」ってそうゆうことか。まぁ、７年も島にいるとだいたいソレで通じるのよ。電話の向こうの飛行機屋さんだって、「大人２名と、小学生１名と、席無し幼児１名でいいですか？」って聞き返してたし・・・

　「う～ん、ホントに大丈夫ですか？」って心配してる島暮らし６日目のお姉さん、あと３日もすれば「アナタ、○○に転勤してきた人？」って知らない人から声を掛けられるから楽しみにしてなよ。５月になったらみ～んなアナタの事を知ってるのよ、団子を何皿食ったとか、天ぷらそばを何杯食ったとか、お風呂で泳いだとか・・・

やっぱり知恵熱・・・

　一晩寝れば熱は下がると期待したけど、やっぱり今朝も４０℃近い若旦那、もう今日はぴら奥さんと代わり番こに休んで病院に連れて行かないとダメだな。病院の診察はインフルエンザ陰性、アデノウイルス（喉の風邪）も陰性、じゃぁ何の病気なのか余計心配になるじゃん・・・

　とりあえず解熱剤と抗生物質、喉と鼻の風邪薬をもらって飲ませると、大人しく寝ているから効いてるみたい。と、ちぴらの横でウトウトしていたら玄関のベルが鳴った。出ると同じクラスのお母さんが、「ちぴらが宿題のやりすぎで熱が出て倒れてます！」とぴらにあが言うと、「え゛っ、宿題なんて出てるんですか？」ってお母さん。「いや、提出しなくてもいいってゆうプリントですから」とぴらにあ、「そんなのウチの子、全然やってませんよ」ってお母さん。「知恵熱が出たんじゃないですか？」ってお母さんもそう思うか・・・

　そんな若旦那、相変わらず熱は３８℃台だけど意外と食欲はあり。トウモロコシご飯、バナナ、ゼリー飲料、ジュース、お菓子、好きなモノだけ食い放題でシアワセらしい・・・

知恵熱…

沖縄から密輸したタコライスを食べた後、「寒い～！」とガクガクブルブルの若旦那、熱を計るとなんと３８．６℃もあるじゃん。あ～ぁ、春休みの宿題(提出はしなくていい)を張り切って今日一日で全部やったりするからだよ。なんか、おとんも頭痛くなってきたけど…