この日記は、三線情報『箆柄通信』の日記としてはじめた物を、ウルマックスのスタートに合わせてブログ化したものだ。もともと三線の練習の記録みたいな感じではじめたのだが、最近はお稽古も休みがちなので、すっかり三線の話題から離れてしまった。
さて、今日は久しぶりにお稽古へ行く。今年の八重山古典民謡コンクールの実施要項が届いていた。ここ数年間はほとんど変更はなかったが、今年と来年は大きな変化があった。課題曲が変更になったのだ。
今手元に要項がないので詳しいことはまた書くことにするとして、一番注目したいのは、今年から「月夜浜節」が新人賞の課題曲から優秀賞の課題曲に変更となり、新人賞の課題曲に「鶴亀節」が加わったことだろう。
これをどう見るか。「月夜浜節」は難しい曲なので(人によっては得意という人もいるけれど)、新人賞を受ける側とすれば少し楽になったかもしれない。けれど、この曲に取り組むことで、優秀賞の課題曲を習う時の基礎が出来るような気がする。
なので、優秀賞を習い始める時が大変な気がする。しかも、来年からは優秀賞の課題曲に、「弥勒節」と「月夜浜節」が増えて8曲になるので、優秀賞の準備が大変だと思う。
「それは、曲を習う順番がコンクールの課題曲にとらわれすぎだ!」「民謡ってもっと自由な物なのでは?」という意見もありそうな気がするが、これは、実際に優秀賞まで終えた経験からの素直な感想だ。
来年から、最優秀の課題曲も2曲増える。私は今年は最優秀を受けるつもりはないので、来年受けるとすれば9曲仕上げなければならない。大変だけど楽しみだ。
新人賞を取った頃は、三年で最優秀まで取る意気込みでいた。だから優秀賞を逃した時はかなり落胆した。しかし今にして思えば、落胆の中味は、最短で取ることで自慢をしたい気持ちがあったのだと思う。愚かにも。
今はそれに悔いもない。優秀賞まで取れたのは、師匠の指導はもちろん、周りの人の支えや、友達の励まし、仕事先のみなさん、みんなのおかげだったと思っている。だから、そういういうことに取り組むチャンスを与えて頂けたこと自体に素直に感謝している。
最優秀はひとつの目標だけど、自分のペースで取り組んでいきたい。コンクールをひとつの指針として取り組みながら、自分なりに唄って行ければそれでいい。
追記:
大底春男八重山古典民謡研究所の様子が、月刊『Urma』の最新号で紹介されています。皆さん大底春男CD『くがに島唄』をよろしく。上等です。
さて、今日は久しぶりにお稽古へ行く。今年の八重山古典民謡コンクールの実施要項が届いていた。ここ数年間はほとんど変更はなかったが、今年と来年は大きな変化があった。課題曲が変更になったのだ。
今手元に要項がないので詳しいことはまた書くことにするとして、一番注目したいのは、今年から「月夜浜節」が新人賞の課題曲から優秀賞の課題曲に変更となり、新人賞の課題曲に「鶴亀節」が加わったことだろう。
これをどう見るか。「月夜浜節」は難しい曲なので(人によっては得意という人もいるけれど)、新人賞を受ける側とすれば少し楽になったかもしれない。けれど、この曲に取り組むことで、優秀賞の課題曲を習う時の基礎が出来るような気がする。
なので、優秀賞を習い始める時が大変な気がする。しかも、来年からは優秀賞の課題曲に、「弥勒節」と「月夜浜節」が増えて8曲になるので、優秀賞の準備が大変だと思う。
「それは、曲を習う順番がコンクールの課題曲にとらわれすぎだ!」「民謡ってもっと自由な物なのでは?」という意見もありそうな気がするが、これは、実際に優秀賞まで終えた経験からの素直な感想だ。
来年から、最優秀の課題曲も2曲増える。私は今年は最優秀を受けるつもりはないので、来年受けるとすれば9曲仕上げなければならない。大変だけど楽しみだ。
新人賞を取った頃は、三年で最優秀まで取る意気込みでいた。だから優秀賞を逃した時はかなり落胆した。しかし今にして思えば、落胆の中味は、最短で取ることで自慢をしたい気持ちがあったのだと思う。愚かにも。
今はそれに悔いもない。優秀賞まで取れたのは、師匠の指導はもちろん、周りの人の支えや、友達の励まし、仕事先のみなさん、みんなのおかげだったと思っている。だから、そういういうことに取り組むチャンスを与えて頂けたこと自体に素直に感謝している。
最優秀はひとつの目標だけど、自分のペースで取り組んでいきたい。コンクールをひとつの指針として取り組みながら、自分なりに唄って行ければそれでいい。
追記:
大底春男八重山古典民謡研究所の様子が、月刊『Urma』の最新号で紹介されています。皆さん大底春男CD『くがに島唄』をよろしく。上等です。